なので、久しぶりの投稿です。
温泉旅行・・・いや、GWが明けて数日後。
それは起こった。
バンッ!
「いい加減にしなさいよ?」
朝、STが始まる10分前の教室にアリサの怒声が響いた。
皆はその声にビクッと反応してアリサを見た。
「この間っから何話しても上の空でボーとして!」
「ごめんね、アリサちゃん・・・。」
「ごめんじゃ無い!私達と話してるのがそんなに退屈なら、一人でいくらでもボーっとしてなさいよ?
行くよ! すずか、翔真!」
「アリサちゃん・・・。」
「って俺もかよ!」
俺、話に入って無かったよな
「なのはちゃん・・・・・・。」
「うんうん・・・良いよすずかちゃん。今のはなのはが悪かったから。」
・・・自覚はしてるんだな。
「は~。すずか行くぞ。
アリサの機嫌がさらに悪くなる。なのは、帰りに校門前に居ろよ。」
そう言って俺はすずかと一緒にアリサを追いかける。
「アリサ?」
「アリサちゃん。」
階段の踊り場でアリサを見つける。
「なによ。」
「何で怒ってるのかなんとなく分かるけど怒っちゃ駄目だよ。」
「そうだぞアリサ。怒っている感じはバーニングで十分だぞ?」
ここは場を和ませようとネタを飛ばしてみた
「だ・れ・が、バーニングなのよ?」
「だって悩んだり迷ったりしているの見え見えなのに、なのに何度聞いても言わないなんて。」
「どんなに仲良しでも言えないことはあるよ・・・私みたいに・・・。」
「・・・・・・ごめん。」
すずかの吸血鬼の事を持ち出されて思わず謝るアリサ。
「重い!すずかのその話は重過ぎるから?」
思わずツッコミを入れた
「兎に角。なのはちゃんが秘密にしたい事だったら私達は待ってるしか・・・。」
「だから、それがムカつくの!
少しは相談してくれても良いじゃない。何も出来なくても悩んだりする事位は出来るじゃない。」
アリサが本音を零す。
「アリサもなのはが心配なんだろうけど今回は我慢してくれ。」
「なによ、その感じだと翔真は何か知ってるの?」
アリサが詰め寄って聞いてくる。
「まぁ、俺も関わっているからな・・・。ちょっと他の人・・・つーか当事者達以外には口外出来ない事だもんで・・・。」
どう言って良いか判らず、歯切れも悪い返事をする。
「アンタも何よ?そんなにも私達が頼り無いって事?」
また怒り出す・・・はあ~
「俺みたいな特殊な人間とのトラブルでな、かなり難しい事だし裏で動いている事だから話せないってのが答えだな。」
嘘は言ってねーぞ俺は。
「そう・・・人外のトラブルに巻き込まれて秘密にしないとヤバいってならもう聞かないわ。」
そう言ってアリサは引いてくれた。
「わりーな。全て終わったら話せると思う。」
それを聞いてアリサは後ろを向きながら
「私は、ずっと怒りながら待ってる。気持ちを分け合えない寂しさと親友の力になれない自分に。」
「「意地っ張り。」」
「うるさいッ!」
すずかとハモったら怒られた・・・・・・・解せぬ。
と言う事で今日一日なのはとアリサの間に見えない壁と只ならぬ空気でクラスは静かだった・・・
すずかにアリサもフォローを頼み、俺はなのはのフォローに回った。
「まぁ・・・あれだ。
アリサも不器用だからあんなこと言ってたけど本当はなのはの事心配してるんだぜ?」
っと言ってみたが・・・依然暗いままだ。
「あと、すずかがアリサを宥める為に一緒にご飯食べるからなのはは俺とだってよ。」
「・・・・・・・・・うん。
分かった・・・・・。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うん、駄目だ。
俺に慰める技能は無いみたいだ
俺は後ろに控えてるクラスメイト達に振り向きヘルプ?のジェスチャーをした。
すると皆そろってムリッ?の合図を返した。
(何で ?)
俺は手旗信号で聞くと
(見えない 壁 近づき ずらく 女子 でも 不可)
っと比較的俺と通信(手旗)してる男子が代表で返した。
更に
(話を 上の空 で 聞いてる 人 に 慰め は むずい)
っと言われた。
(大雑把 な フォロー で 良いから 気付いたら 頼む)
っと返したら皆そろって任せろって顔でサムズアップをした。
皆も心配なんだな。
なのはも良い友達を持ったもんだぜ。
(よろしく頼む)
そうゼスチャーした後、俺は頭を下げた。
その後、俺を含めなのはのフォローに徹し、一日をどうにか過ごした。
その帰り・・・・
「・・・こうして二人で歩くの久しぶりだね。」
「まあな、アリサとすずか、ユーノと会うまで二人でよくかえってたけ。
あの時なのはが飛び出してなかったらアリサやすずか果てはユーノまで会わなかっただろうな。」
「うん。 ごめんね、翔真君も巻き込んで。」
「別に、既に魔法関係で巻き込まれてるしな。」
「うっ」
なのはが首を竦める。
「それに今回は俺にも非があるわけだし。事が片付いたら二人に話せばいいさ。」
「そうだね、
翔真君、悩み事聞いてくれる?」
「いいぜ、行ってみ。」
なのはが悩みを打ち明けたいらしいので促す。
「私ね、温泉に行った時にあの子に名前を聞いたの。あの子はフェイトって答えてくれたんだけど私は言えなかっの。
私はフェイトちゃんと話をして、分かり合いたくて友達になりたいんだ。」
「そうか・・・多分なのはのその思いは届くと思う・・・だけど、フェイトも事情があるから茨の道になるかもな。」
「それでも?わ「それをフェイトにぶつけてやれよ、俺じゃなくてさ?」・・・分かった。」
分かってくれたか・・・
「私、フェイトちゃんにこの思いを魔法を一緒にぶつけてみる!」
「おい待てコラ!
誰が物理も加えろつった?それ、肉体言語!」
さらりと恐ろしい事言った。
なに?もう魔王化したの?
「え? けど、お兄ちゃんの部屋に有ったマンガにはそう言う話が多かったよ?」
「それを参考にすんな!
それは脳筋にしか通じないからな!」
「えー 折角青春っぽいな~って思ったのに。」
「そうだねっ!
確かに青春だけどそれ青春違い!」
さっきまでの空気は何処へ行ったのやら。
今では周りの人が振り返るほどの漫才に発展していた。
てか、なのはの魔王化って恭也さんのマンガが原因かよ!
何を読んだら魔王化するのやら・・・
「翔真君。今日も探しに行くから着替えたらそっちに行くね。」
「わかっ(ブー、ブー)済まんメールだ。」
見るとフェイト達がメシ食いに来ると書いてあった。
「済まん。すぐには無理だ、2時間後で良いか?」
「? 誰か来るの?」
「そうだ。 飯食いに来るから頼むってよ。」
誰が来るとまでは言わなかったし言えなかった。
「そっか・・・じゃあ、2時間後だよ翔真君。」
「おう、また後でな。」
バカテスだとマバタキ信号でやっていたけど、
小学生には難易度があると思い、手旗にしてみました。