魔術と科学とリリカルと   作:@ファイブズ

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三人目の魔導士

 

階段を降り、フェイト達の待つリビングへ入った。

 

「具合はどうだ?」

 

「うん・・・体の方は大丈夫。」

 

沈み切った声で返された。

 

ムリも無いか・・・

 

「もう少し休むか?」

 

「いい、それよりジュエルシードの反応があったの。

 

 付いて来てくれる?」

 

「フェイト・・・今日は休んだ方が良いよ。

 

 さっきまでボロボロだったんだ、またこの前みたいになったら・・・。」

 

「大丈夫だよ、何かあったら翔真が何とかしてくれるから。」

 

フェイトが安心しきった目で見て来る・・・

 

「えっ!いや・・・

 

 その・・・。」

 

「・・・・・・ダメ?」

 

 グハッ!

 

しょうま は うわめずかいを くらった。

 

こうかは ばつぐんだ。

 

「まぁ、良いけど。」

 

「じゃあ、行こう。」

 

なのは、ごめん。

 

 

・・・移動中・・・

 

ゴゴゴッ!

 

木が大きくなり口と手みたいなのが出来る。

 

「封時結界、展開!」

 

「行くよ!

 

 レイジングハート!」

 

「よっ!

 

 遅れた。」

 

「翔真君、フェイトちゃん。」

 

「まっ、頑張れ。」

 

応援したそばでフェイトが魔力弾を放つ

 

・・・が木はバリアを張って防いだ。

 

「ほぉ、生意気にバリアも張れるのかい。」

 

「うん、今までより強い。

 

 それにあの子も居る。」

 

攻撃対象をユーノにしたらしく、木の根がユーノ目掛け伸びていく。

 

「ユーノ君逃げて!」

 

なのはの一声でユーノは近くの茂みに飛び込み、なのはも空へ上がっていく。

 

「レイジングハート、もっと高く!」

 

「アークセイバー、行くよバルディッシュ。」

 

(イエッサー)

 

フェイトのアークセイバーが木の根を切り裂いていく。

 

(シューティング モード)

 

「行くよレイジングハート!」

 

なのはのレイジングハートの先端にピンク色の魔力の塊が出来る。

 

「打ち抜いて!

 

 ディバインバスター!」

 

ディバインバスターが木のてっぺんに直撃するが地面に減り込むだけで、バリアでダメージが通らない。

 

すると今度は、フェイトが魔方陣を二つだし、

 

「貫け轟雷!」

 

(サンダースマッシャー)

 

金色の砲撃魔法が口に当る所に直撃し、少し耐えたがバリアを貫通、木を消し飛ばした。

 

すると、ジュエルシードが出て来た。

 

(シーリングモード セットアップ)

 

(シーリングフォーム セットアップ)

 

「ジュエルシードシリアルⅤⅡ!」

 

「封印!」

 

眩しい光の後、安定したジュエルシードが浮いていた。

 

二人は同じ高さに合わせて飛び、お互いにデバイスを構える。

 

「・・・ジュエルシードには衝撃を与えてはいけないみたいだ。」

 

「うん、夕べみたいな事に成ったら、私のレイジングハートもフェイトちゃんのバルディッシュも可哀想だもんね。」

 

「だけど、譲れないから。」

 

(デバイスフォーム)

 

そう言って、バルディッシュをサイズフォームからデバイスフォームに戻し、改めて構える。

 

「私はフェイトちゃんと話をしたいだけなの。」

 

(デバイスモード)

 

なのはもデバイスを戻す。

 

「私が勝ったら、只の甘ったれた子じゃないって分かって貰えたら、お話聞いてくれる?」

 

なのはもデバイスを構え・・・

 

二人とも前に飛び出し、お互いの振りかぶったデバイスがぶつかる瞬間!

 

突如二人の間に青い光が発生する。

 

そこから手が伸び二人のデバイスを押さえた。

 

「ストップだ!」

 

光から現れたのは黒い髪の少年だった。

 

「此処での戦闘は危険すぎる。

 

 次元管理局 執務官 クロノ・ハラオウンだ。

 

 詳しい事情を聞かせて貰おうか。」

 

「「あッ!」」

 

「時空管理局。」

 

「って何だ?」

 

「まずは武器を引くんだ。」

 

クロノ執務官に言われ、大人しく降りる二人。

 

「このまま戦闘行為を続けるなら・・・」

 

しかし最後まで言えなかった。

 

行き成り上からオレンジの魔力弾がクロノ執務官に向かって飛んできたのだ。

 

クロノ執務官はバリアを張り難なく凌いだ。

 

「フェイト撤退するよ、離れて!」

 

アルフが魔力弾を放ち、時間を稼いでいる内にフェイトがジュエルシードの所へ向かった。

 

「・・・ってバカ!」

 

俺は咄嗟にフェイトの所に飛び込んだ。

 

ドン!

 

 ドン!

 

ドン!

 

   ドン!

 

すると体の彼方此方に衝撃が走り、BJのリアクティブアーマーの幾つかが爆発した。

 

「グフッ!」

 

その衝撃で俺は後ろに飛ばされ、フェイトと一緒に落ちた。

 

「フェイト! 翔真!」

 

「翔真君!フェイトちゃん!」

 

 

 

「いっつ・・・。」

 

後ろを見るとアルフがフェイトをキャッチしたが、前を見るとクロノ執務官はデバイスをこちらに向けていた。

 

「ダメ!」

 

だが、なのはが前に立ちクロノ執務官は躊躇った。

 

「やめて撃たないで!」

 

なのはの前に俺が立ち、

 

「次撃つのならこっちは容赦しねーぞ!」

 

デバイスをシューティングモードにして構え、魔力弾を形成する。

 

「逃げるよ、フェイト。

 

 しっかり捕まって。」

 

落ちた時のダメージの為かフラフラのフェイトを連れ、転移していった。

 

「何のつもりだ!」

 

執務官が尋ねてて来た。

 

「友達が撃たれそうだったから守った。

 

 それ以外に何がある!」

 

一触即発!

 

っと思ったら、また行き成り間に何か光が発生した。

 

すると、何処かのVRMMORPGで出て来たような気のする、鏡の中に顔が写っていた。

 

「クロノ、お疲れさま。」

 

「申し訳ありません。

 

 片方を逃してしまいました。」

 

「うん。

 

 大丈夫よ。

 

 でね、ちょっとお話を聞きたいから、そっちの子達をアースラまで連れて来てくれないかしら。」

 

「了解です。

 

 すぐ「ちょっと待て。」に・・・なんだ?」

 

「どうしたのかしら?」

 

「いきなり無抵抗の女の子に向かって攻撃するよな奴の居る所なんか行きたくないんだが?」

 

すると、ピシッ!

 

っと空気が固まった。

 

「元々そっちが先に攻撃したじゃないか。」

 

「その標的が攻撃の意志のない、しかも女の子に向かってやる奴言うセリフか?」

 

さり気無くデバイスを構え、いつでも動けるようにする。

 

「分かりました。

 

 クロノ、デバイスをしまいなさい。」

 

「ですが!」

 

クロノが鏡の人に向かって食って掛かるが、

 

「クロノ!」

 

「分かりました。」

 

クロノは渋々構えを解き、デバイスを待機状態にする。

 

「これで良いか?」

 

「そこまでするのなら。

 

 付いて行こうじゃねーか。

 

 なのは、ユーノ。」

 

「う、うん。」

 

クロノを中心に魔方陣が展開され。

 

激しい光と共に視界がホワイトアウトした。

 

 

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