魔術と科学とリリカルと   作:@ファイブズ

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一時帰宅と交流会

 

「なのは!」

 

「うん、ジュエルシード シリアルⅩⅧ 封印!」

 

ユーノがバインドで怪鳥の動きを止めた所で、なのはの封印魔法で封印した。

 

「こちらαチーム、ジュエルシードの封印完了。」

 

『こちらでも確認しました。βチームも無事封印を完了しました。』

 

今、俺達は2つのチームに分かれてジュエルシードを封印している。

 

俺以下、なのは、ユーノがαチーム、フェイト、アルフ、クロノがβチームと言う具合に。

 

「了解、帰投します。」

 

『お疲れさま、なのはちゃん、翔真君、ユーノ君。ゲートを作るね、待ってて。』

 

「フェイトちゃんも、無事終わったんだ・・・。」

 

「ん?どうした、浮かない顔して?」

 

「フェイトちゃん、10日も経ったのに、まだ他人行儀なの。」

 

ん~確かに、俺以外殆ど他人行儀だよな・・・。

 

偶に、俺のボケをツッコむ時ぐらいか?

 

他人行儀じゃないのは。

 

「まあ、今まで争ってたんだ。馴染むまでまだ掛かるさ。」

 

「うん、そうだね。」

 

『3人とも、準備が出来たよ。』

 

「は~い。」

 

 

 

 

 

「これで、残り6つね。」

 

「はい、ですが、捜索が難航しています。」

 

「そうね・・・、魔法文化の無い世界で堂々と飛んで探すなんて出来ないし。」

 

「地道ですね。」

 

「しかし、後2日も有れば、地上の落下予想範囲のサーチも終わります。」

 

エイミィの言葉にリンディ艦長は指を頬にあてて考えてから

 

「そうだ、折角2日も掛かる事だし、なのはさん達に一時帰宅のさせましょう。」

 

「そうですね、早速皆を呼びましょう。」

 

 

「一時帰宅ですか?」

 

「そう、なのはさんも翔真君も家族や友人たちに会ったり、学校へ行かないと。」

 

「だよな~、流石に小学生で留年したくないし。」

 

「決まりね、フェイトさんはどうします?」

 

「私は、此処に待機します。」

 

「そう・・・。

私とはなのはさんの親に挨拶行かなければ為らないので、フェイトさんはアルフとクロノ、二人だけになってしまいますが。」

 

「構いません。」

 

「だったら、リンディ艦長とクロノ、家に来い、フェイト達やなのは達もだ。

久しぶりに俺が腕を振るって料理してやるぜ!」

 

「「「えっ!」」」

 

「・・・・なんだ、その『えっ!コイツ料理できるの?』っ的なえは?」

 

「いや、翔真が作るのが意外だなって思って。」

 

「翔真の料理は美味しいから大丈夫。」

 

「うんうん。」

 

なのはとフェイトが肯定してくれると皆が意外だ・・・て顔しやがった。

 

「じゃあ、なのはさんの家に行った後、連絡するのでクロノとエイミィ、フェイトさん達も翔真君の家に来てください。」

 

「はい。」

 

「分かりました。」

 

「では、2時間後の地球時間、午後5時になのはさんの家に行きます。

それまでに皆さんは準備してください、解散。」

 

解散の一言で皆散らばっていく。

 

さて、献立考えないとな。

 

 

 

 

 

「でね、もうリンディさん凄いすらすら嘘言うんだよ?」

 

「まあ・・・しょうがないだろ。なのは、それ運んでくれ。

フェイトは来客用の箸出してくれ。

エイミィさんはそこの食器棚に有る取り皿をお願いします。」

 

午後7時、俺ん家の台所は戦場だった。

 

俺と久しぶりの人型になったイマジンだけでは捌き切れずに居たら、なのは、フェイト、エイミィさんが手伝ってくれた。

 

「翔真君、終わったよ!」

 

「では、そこの器を取ってください。

・・・・ではこの煮物をお願いします。」

 

「はい、イマジンさん。」

 

「翔真、終わったよ。」

 

「茶碗を出して、イマジンが来客用の茶碗を洗ってくれたからそれも使って米ついで。」

 

「翔真君、後は?」

 

「さっきの棚の所に大きな平たい皿が有るのでそれを取ってください。」

 

そう言って、俺は冷蔵庫からマグロ、タイ、ブリ、ヒラメと言った魚の切り身を出して、一口大に切り分ける。

 

「翔真君、次は?」

 

「醤油とわさびを頼む。」

 

「イマジン。」

 

「味噌汁はもう運んでもらったから、それで最後。」

 

「了解。」

 

 

 

 

 

「これは凄いな。」

 

クロノが呟く。

 

そう、テーブルには、米、味噌汁に始まり、煮物、刺身等々、和食が並んでいた。

 

「あら、和食ね?本物の和食を見るのは初めてだわ。」

 

「翔真君、これって?」

 

「刺身って言って、ようは生魚。」

 

「火にかけて無いけど良いの?」

 

「エイミィさん、大丈夫なので。」

 

なのはがエイミィさんに食べ方を教えて、エイミィさんは驚いている。

 

「んじゃ、座って、座って。」

 

 

 

    ア

   ―――

 フ|   |エ

 俺|   |ク

 な|   |ユ

   ―――

    リ

 

 といった具合に座る。

 

「では、

 

「「「「頂きます!」」」」

 

リンディ艦長が煮物を一口食べ

 

「あら、この煮物味が効いて美味しいわ。」

 

と言ったり

 

「あわわわっ!このお箸ってやつ使いにくいっ!

 あっ、イモが!」

 

と、箸に悪戦苦闘するエイミィさんを見て皆で笑ったり。

 

そして、一番笑ったのが

 

「うん、やっぱり本わさは良い!」

 

と、刺身にわさびを付けて食べる俺を見てクロノが

 

「ん?そう言えば、この緑のおろした物は食べて無かったな。」

 

そう言って、クロノはわさびの塊を箸で摘み口に運ぶ。

 

それを見たなのはが

 

「クロノ君ダメ!」って叫んだが遅かった。

 

「どうしっ!くッ は、鼻がつーとする!」

 

「クロノ君どうしたの!」

 

エイミィさんが心配するが一部始終を見ていたなのはが、苦笑いしながら言う。

 

「え~と、クロノ君、わさびをそのまま食べちゃってたの。」

 

「ぷ、はははっ!ク、クロノ、外人がやっちゃう失敗パターンに綺麗に引っかかった。」

 

「あらあら、クロノ。

なのはさんがエイミィさんに説明していたのを聞いて無かったのかしら?」

 

クロノの顔が赤くなって俯いた。

 

「僕は・・・執務官の癖に人の話を聞いて無かった・・・。」

 

「ま、気にすんな。

 美味しそうな物見てテンション上がるのは普通だ。」

 

「さ、さあ、もっと食べるぞ!」

 

そう言って、米を掻き込むクロノとそれを見る俺達、フェイトも楽しそうで良かった。

 

 

 

 

 

 

 




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