現在、年賀状が2枚しか来ておらず、とても寂しい作者です。
が!そんな事にも負けずに投稿します。
「・・・。」
「・・・。」
海面上昇で沈んだ都市がモチーフのステージの空で二人の少女が構えている
一人は白い天使のようなドレスで、先が黄色い杖を構えている。
もう一人は死神の様な黒いマントに黒い服で、柄の長い斧を構えている。
『それでは、模擬戦を始めます。
準備はいいですか?』
「うん。「はい。」」
『では、試合開始!』
その合図とともに二人の少女は空を駆けた
それを見ていた俺は思った。
(何でこんな事になったんだろう?)
ふと、四日前の事を思い出す。
「翔真君、相談があるの!」
「はい?」
割り当てられた部屋でイマジンの整備をしていた俺は前触れも無く現れたなのはが言った事に思わず聞き返した。
「相談したいことがあるの。」
何やら断ったら後が怖そう(主に女性陣から)なので
「まあ、言ってみろ。」
「うん
実は、フェイトちゃんの事なんだけどね。
フェイトちゃんたちと一緒に行動して結構時間が経つけど、フェイトちゃん中々心を開いてくれないの。
どうしたら良いのかな?」
(うわ~ 目茶目茶ハードな相談じゃねーかよ・・・)
断ろうにもそんな期待した眼差しを向けられたら・・・断った後が怖い。
「え~とだな、
一度お互いの気持ちを盛大にぶつけたらどうだ?
アリサ達の時みたいに。」
「アリサちゃん達みたいに?」
「そうそう。」
「わかった。
ありがとう翔真君。」
そう言って笑顔で部屋を出ていくなのは。
その十分後・・・
コン、コン
「どうぞ―。」
「失礼します。」
入って来たのはフェイトだった。
「どうした?」
「その、相談があって・・・。」
「相談って?」
「なのはと仲良くしたいんだけど、どうすればいいのか分からなくて・・・。
翔真なら解決策を教えてくれると思って。」
(オイオイ、俺まかせかよ!)
「そ、そうだな。
お互いの気持ちを思いっ切りぶつければいいじゃないか?」
「思いっ切り?」
「そう。
俺が言えるのはそれだけだ。」
「ありがとう。」
そう言ってフェイトは部屋から出て行った。
更に十分後・・・
・・・・ピンポンパンポーン 『上条翔真さん、艦長室まで来てください。』
(今度は何だー)
渋々艦長室まで来ると、ユーノとアルフが艦長室の前に居た。
「どうしたの?」
「えーと、なのはとフェイトが・・・。」
「とにかく中に入ったらどうなんだい?」
「あ、うん。」
コンコン
「上条翔真です。」
『どうぞ―』
「失礼します。」
中に入るとリンディ艦長、クロノ、なのは、フェイトが居た。
「どうしたんですか?」
「元凶の君が言うか・・・。」
クロノが頭を抱えて言う。
「えーと・・・」
「あはは・・・」
なのはとフェイトが苦笑いしている。
「翔真君。
君に二人のコーチをしてもらいます。」
「・・・はい?」
「二人が模擬戦する事になった。
その模擬戦は四日後。
明日は別々でトレーニングして二日目、三日目で雄二とトレーニング、四日目で模擬戦をする。」
おいおい、マジかよ。
「てか、なのはもフェイトもまさかとは思うけど、俺のアドバイスでこうなったんじゃ無いだろうな?」
「(ギクッ!)」
・・・やっぱりか。
あの二人の相手か、何故だろう。
二人の新技の犠牲にされるシーンしか思いつかない。
「拒否権は?」
「言っただろう、元凶だと。」
「つまり無いと。」
(コクリ)
リンディ艦長とクロノが頷く。
こうなったんだから責任とれよって事ですか。
「じゃあ、なのはもフェイトも予定の日になったら呼んでくれ。
それまで、俺もトレーニングしてくるから。」
「うん。」
「わかった。」
「では、失礼しました。」
と言って、艦長室を出て転送ポートに向かって歩き出す。
「つっても、何しよう。」
歩きながら考える。
今の状態だと、応用性が無い。
単純な魔法しかないから、戦い難いし、元々超能力や、AIM拡散力場を魔力に変換して念話が出来る程度のリンカーコアに無理矢理付け足ししている。
一応、GW中にあれは完成した。
だけど何か足りない。
『翔真、ポート越してますよ?』
「あ、ごめん。」
考え事に夢中になって越してしまった。
「あ、近接系の技作ればいいじゃん。」
思い立ったら何とやら。
俺は早速ポートに乗って転移した。
「・・・まさか、出来るとは思わなかった・・・。」
『ですね。』
俺はもう一度イマジン(ソードフォーム)を右手に持ち、架空目標へ向ける。
そして、一気に懐に入り、上段切り、左下から上へ切り払い、最後にそこから左へもう一度切り払う。
クリティカルエッジ・・・超次元ゲイムネプテューヌにてネプテューヌの使う三連撃技
「ふう。」
汗を拭いつつ、訓練場の時計に目をやると、既に9時を過ぎていた。
(続きは明日だな。)
テキパキと部屋を片付け、俺は夕飯のため上に上がって行った。
「っ!おらっ!」
掛け声とともに架空目標へ近づき、すれ違う瞬間左から水平に刃を走らせて振りぬく。
更に、振り向きもう一度架空目標に近づき、左から水平に刃を走らせ、今度は手首を返し右から左へ刃を走らせ、振りぬく。
ホリゾンタルとホリゾンタル・アーク・・・SAOでキリトが使った単発水平斬りと水平二連撃技
今度はSAOの技を練習していた。
SAOの技は比較的真似しやすく、すぐに物にする事が出来た。
理由としては、どうやって剣を振ればいいのかが分かりやすいって所とその為のプログラミングが容易って所。
だから、イマジンにはSAOのソードスキルの動き方が記録されている。
その為、自分で剣を振らずともイマジンのサポートで勝手に剣が振られる。
弱点は咄嗟の事態に対処しづらいという点。
その後、俺はスラントを始めとする片手直剣系スキルの練習をしていた。