転移して、時の庭園に着いたのはいいが・・・
『アンノン反応 総数74 屋内にも多数探知 注意してください。』
入り口前には騎士の様な姿をした者が周囲を囲んでいた。
「クロノ君・・・この子達って?」
「近くの敵を攻撃するだけのロボットだ。」
「・・・傀儡兵?こんなにあったっけ?」
「フェイト、そこでボケない。」
「じゃあ、大丈夫だね。」
なのはは、相手が人でない事に安心するが逆にこの物量に押され気味だった。
「クロノ、ここは俺にやらせろ。
しばらく暴れてなかったからウズウズしてる・・・イマジン!ガトリングモード!」
『了解! 拡張空間よりカートリッジを呼び出し BJ最適化』
イマジンの形状がG3-XのGM-05に似た形状になりカートリッジ給弾がベルト給弾に変化、ベルト弾帯は体に巻き付き、
それに応じてBJの胴体部のリアクティブアーマーはパージされ、スリムな防弾チョッキだけとなった。
「しょ、翔真。その弾って、まさか?」
ユーノは俺の体に巻き付いている弾を見てびっくりしている・・・あ、クロノもだ。
「行くぞ!ライジングガトリングガン!マルチロックオン! 発射!」
トリガーを引くと最初に駆動音がしたと思うと6つの銃身が回転し、銃口から途轍もない連射音と共に魔力弾が発射される。
それを横に薙ぎ払う感じに動かす。
空薬莢のカートリッジが地面に落ちるたびに甲高い金属音が響く。
発射された魔力弾は若干の誘導性により、殆どが敵に命中する。
『敵傀儡兵 正面 46機撃墜 後方20機 総数残り28機です』
イマジンの報告に俺は「まあまあの出来だな・・・。」と呟く。
「翔真! 君はバカか!扱いの難しいカートリッジをあんな使い方するなんて!」
「え? え? 何が起きたの!」
「あ、あはは・・・。」
「翔真・・・いくらなんでも。」
「危ないよ?」
各々が色々な反応するが今は・・・
「今は時間が無い!クロノ、説教は後にして皆は先に行け!」
「翔真君は!」
「みんなの後ろを守る、片づけたらそっちに行く。」
「わかった、翔真お願いね。」
「帰ったら話を聞かせて貰うからな。」
「はいはい・・・イマジン?」
『了解 新モード アサルト 可動型ソードシールド ライフル展開』
イマジンにより、右手にシューティングモードのライフル、左手に取っ手と装甲を繋ぐ所が360度回転し、シールドの先に任意で魔力刃を展開できる、ソードシールドが現れる。
ついでに、腰にライトセーバーの様な筒状の物がある。ぶっちゃけ魔力刃版ライトセーバーである。
「行け!」
「任せた!」
クロノが答えると共に走り出し、皆もそれに続く。
中に入るのを確認すると俺は入口を背にし、正面の視界いっぱいに28機の傀儡兵を見る。
「ふう・・・行くぞ!」
そう叫んで、まず正面の6機に狙いをつけ引き金を引く。
発射された複数の魔力弾は4機に命中し破壊する。
そのまま斜め右方向に低空でジグザグで回避しながら飛び、盾持ちの奴の後ろに回りソードシールドで切つつ、右のライフルで反応が遅く防御が取れて無いか、盾持ちじゃない奴を銃撃して破壊する。
『残り17機 陸に3 空に14機』
イマジンのカウントで数を把握し、上に上がりつつ陸の傀儡兵を狙い撃ちにする。
すると行き成り左手のソードシールドが吹き飛び翔真も飛ばされる。
「うッ」
空中で体勢を立て直すと飛行型が編隊を組んで魔力弾を撃ちながら接近してくる。
左手にサーベルを持ち、ボタンを押して魔力刃を出し、接近戦に備えつつ、ライフルの引き金を引く。
一つ、また一つと潰していくが距離が近くなり、プロテクションで防御する。
「くッ!そこだ!クリティカルエッジ!」
接近しすれ違いざまに技を叩き込み誘爆も含め10機を落す。
そして、上から両手剣をもった奴の振り下ろしを躱しつつ下から上へ切り上げ破壊し、下から来る敵を振り上げた勢いで一回転しつつ首を切り落とす。
「あと、2つ!」
近接では不利と判断した飛行型が魔力弾による弾幕を張るがなのはのディバインシューターに比べスピードが無い。
右へ左へを躱し、肉薄しライフルを捨て右でサーベルを構える。
「バーチカル・スクエア!」
イマジンに記録されている技を再生し、残りの2機を同時に破壊する。
「敵残存機無し 皆はホールで戦闘中。」
その報告を聞いて、俺はホールへ向かった。