ゆっくりと意識が覚醒するにつれ、感じもしなかった激しい頭痛を感じる様になり一気に目が覚める。
「・・・・知らない天井だ。」
ぼんやりしていた視界がクリアになり、その視界いっぱいに広がる清潔そうな白い天井が目に入る。
『またですか?これで二度目ですよそのセリフ。』
「・・・こういう時は言いたくなるんだよ。あと、ここ何処?」
『アースラの医務室です。
座標移動を使った際、転移先が医務室だったのでアルフたちに運ばれ、そのまま寝かされました。』
「プレシアは?
あと、なのはとフェイト、アリシアも。」
『プレシアは現在、治療室で処置中です。
幸い、幻想殺しが効いてリンカーコアの魔力汚染は解除され、病気の進行は止まりました。
しかし、肺を始め、気管支など治療が困難と判定されました。
アリシアは生体ポット内で仮死状態のままです。
スキャンした結果、重度のリンカーコアの魔力汚染により生命活動の殆どが機能停止、
生体ポットで何とか死んでないって所です。
・・・が、二人ともこちらで用意した機材なら100%治療、完全回復可能です。』
一番聞きたい答えを聞いてホッとした。
必死こいてやった事が無駄にならなかった。
「良かった・・・で、なのはとフェイトは?」
『翔真の両サイドです。』
ゆっくりと首を動かし、左右を見る。
右はフェイトが、左はなのはが陣取っている。
・・・手を握られているけど頭痛で手の感触が無い。
『医務官に連絡を入れたので、鎮痛剤と睡眠薬を投与して貰えるので次に目を覚ましたら痛みは無いと思います。』
その言葉の通り、5分位後、医務官に薬を投与され再び眠りについた。
「で、何で次起きたら真っ先に野郎の顔を見なきゃいけないんだ?」
「僕に言ってるのか?
君の目覚めのタイミングが悪かっただけだろう。」
そう、目覚めたら真っ先に目に入ったのは不機嫌そうなクロノの顔だった。
「第一、翔真が寝覚めてくれない限り事が進まないんだが?」
あ~そう言えばそうだったけ?
二人が治らない限り向こうに行けないんだっけ?
「ごめん、もう起きれると思うから。
皆は何処に?」
「皆は廊下で待っている。
起きなかったらバインドで縛って引きずってでも連れて行く予定だった。」
・・・起きて良かった。
じゃないと顔中痣だらけになってた。
ベットから起き出し、畳んで置いてあった服に着替えクロノと廊下に出る。
そこには、心配そうな顔をしたなのフェイが目の前に立っており、ユーノにアルフ、リンディ艦長、
エイミィさんに支えられたプレシアが待っていた。
「えっと・・・翔真君。」
「大丈夫?」
「お陰様で、何とかこの後の作業に支障が無いほどには。」
多分、戦闘はまだ無理だろうな。
使えてもLEVEL2程度だろうし。
「では、早く行きましょう。
プレシアの事も有るので。」
「「「はい。」」」
リンディ艦長号令の元、俺達は自分の家の地下ラボに移動する。
「・・・此処が。」
「翔真君の地下ラボ。」
「中々いいじゃない。」
「ふぇ~。」
「すごい。」
「使わせてもらえないかしら?」
上から、クロノ、エイミィさん、リンディ艦長、なのは、ユーノにプレシアさん。
って、プレシアさん!
アンタ使う気かい!
「まあ、殆ど学園都市の製品とかなんだけどな。
自作の装置もかなりあるよ。」
とか言いつつ、目的の装置の前に移動する。
半透明な液体が詰まった高さ2M程のタンクが三つ設置されている。
「こいつは、バクタ・タンク改。
治療用バクテリアの液が入ったこいつに浸かる事で体の内外を治療する事が出来る。
流石に液の中では酸素吸入器を付けて溺れないようにはする。
"改"とは治療する際、魔力を利用する事により、
バクテリアで治療できる範囲を超えた物でも治療出来る様にした代物。
勿論、安全性においてもあらゆる面を予測演算で危険性を徹底的に割り出して修正したから、
安全度99.99%保証だ。」
胸を張って安全と宣言する。
「へ~、後の0.01は?」
「・・・。」
・・・が、ユーノの一言で固まる。
「ユーノ・・・だったかしら?科学に100%はあり得ないわよ。
絶対、本当に予想できないハプニングがあるから。」
「そうね。
しかも、魔法が絡むと難しいわね。」
「まあ、彼なら大丈夫と思うわ。」
・・・プレシアさん。ありがとうございます。
プレシアさんの科学者としてのフォローをしてもらい、改めて本題に入る。
「まあ解説の通り、プレシアさんはこの中に入って貰います。
が、アリシアは"改ーⅡ"の方に入って貰います。
"改ーⅡ"はバクテリアじゃなくて、身体の成長加速用ホルモンを含んだ液に浸かって
一気にフェイトと同じ身体年齢にしつつ、生命機能の回復も行う。
これも原理はさっきと同じで、魔力を利用する。」
そこまで説明すると今度はエイミィさんが質問する。
「それだけだと、仮死状態は解除されないと思うけど?」
「勿論、リンカーコアの魔力汚染は治らない。
そこで・・・。」
「そっか!幻想殺し!」
なのはが思い出したかのように言う。
「そう。
それで、プレシアさん同様、魔力汚染を解除してリンカーコアを正常にする。
・・・って事でリンディ艦長。」
「分かりました。
ジュエルシードを三つあなたに預けます。」
リンディ艦長が自身のカード型デバイスから三つのジュエルシードを取り出す。
ジュエルシードは俺の手元に来る。
俺はそれを各バクタ・タンク横の透明ケースに入れる。
・・・よし、異常はないな。
「なのは頼んでいたものは用意出来てるか?」
「うん。これだよね?」
そう言って、なのははポケットから一発のカートリッジを取り出し、受け取る。
それを一番端のタンクに繋がる端末に填め込む。
『カートリッジ内部の魔力を抽出中。
これより、作業を開始します。』
「翔真、これは?」
「終わってからのお楽しみって所だな。
じゃあ、イマジン、後の指示は任せた。」
『了解しました。』
待機状態のイマジンを宙に投げる。
すると、イマジンは光ながら徐々に人型へと変わり、光が止むとそこには黒髪の女性がいた。
「クロノ、ユーノ。
俺達は上に行くぞ。」
「わかった。」
「えっ?どうして?」
「君は女性の裸を見るつもりなのか?」
クロノが言うと、女性陣の冷ややかな視線がユーノに集中する。
ユーノもやっと気づいたのか赤くなる。
「えっ!ち、違うよ!」
「じゃあ行くぞ。」
そんなやり取りをして、俺達野郎共は退室する。
「では、翔真に代わりまして私、イマジンが作業をします。」
翔真達が出たのを確認すると、私はプレシア用の衣服入れを渡す。
「プレシアさんは今から服を全部脱いで貰います。
その間にエイミィさんはそこの生体ポットがらアリシアさんを出して翔真の言ったタンクに寝かせてください。」
私が真ん中のタンクを指さして指示する。
その間、プレシアさんは衣服を全部脱いで衣服入れに収める。
エイミィさんはそっとアリシアさんをタンクに寝かせる。
タンクの奥側は斜めになっており、体を斜めに立て掛ける様になっている。
プレシアさんもそれを見て、既に中でスタンバイしていた。
「プレシアさん。中にマスクがあるのでそれを付けてください。
エイミィさんもアリシアさんに付けてください。」
『付けたわ。』
「付けました。」
私は、二人がマスクを付けたので、コントロールパネルを操作する。
すると、タンクの下から液が出て、少しずつ溜まる。
タンクが液で満たされる頃には、プレシアさんはマスクから噴き出た麻酔ガスで眠っていた。
「上に行きましょう。次に来るのは最低3日後です。」
「じゃあ、少しお茶をしましょう。その後、今回の事後処理をしないと行けませんし。」
「そうですね・・・はあ、今回は凄く大変そう。」
エイミィさんが憂鬱そうにため息をつく。
「フェイトちゃんはどうするの?」
「今回の事で、事情聴取がまだ終わって無いからゆっくりと進めて行くんだって。なのははどうするの?」
「私は、取り合えず学校に行かないと。行けないかなあ?」
「そう。」
なのはの言葉を聞いたイマジンはふと思う。
(そう言えば、翔真は出席日数とか大丈夫でしょうか?)
あれから3日経った。
その間、俺達は事情聴取を受けたり、能力者についての資料作りを手伝ったり、表彰されたり、
学校に行って思いの外皆が心配してたり、課題が多くてびっくりしたり、それでなのはが半泣きだったり。
クロノによると、プレシア軽くなるどころかほぼ無いらしい。
それに過去の事件で元職場の上司達が次々捕まったらしい。
そんな事があって、また翔真の家
皆が来る前、イマジンに先に降りてある人を先に出して準備をして貰っている。
「・・・・・うっ、うん・・・。」
久しぶりに感じる感覚に驚きつつ、私はゆっくりと目を開けます。
そこは、見慣れた時の庭園内にある屋敷の天井ではなく白く明るい、清潔感ある天井が目に入りました。
次に顔を左に向けると、肩甲骨辺りまで黒髪が伸び、色白でスラリとした女性がこちらに目を向けています。
「・・・気が付きましたか?」
「・・・ぇあ、は・・い。」
はい、と声を発したかったが、上手く声が出ません。
試しに起き上がろとすると上手く動けなませんでした。
『無理しないでください。
貴女は生き返ったばかりですので上手く体が動かないだけです。』
頭の中に声が響く。
念話ですね。
『すいません、自己紹介がまだでしたね。
私はイマジン。
人型フレームを与えられた翔真のデバイスです。』
『イマジンさんですね。
私はリニスと言います。
プレシア・テスタロッサの使い魔です。』
自己紹介をして思い出す。
『すいません。
此処は何処ですか?』
『此処は、上条家の地下ラボで貴女の蘇生と貴方の家族の治療をしています。』
イマジンさんはそう言いつつ、私を抱き起して車椅子に座らせました。
そして、少し誰かと念話する素振りを見せた後、
『もうじき、皆さんが来ます。なので、サプライズをしませんか?』
と、提案してきましたので、思わず聞き返してしまいました。
『サプライズ?』
『はい、実は・・・。』
彼女の話を聞いて、私はその案に乗りました。
「って、なわけでプレシアさんはほぼ完治。
後は、薬を飲めば大丈夫っと。」
プレシアさんのカルテと最新の検査結果を見比べて言う。
「そうわね、この間に比べてかなり体調が良いわ。」
「良かったですね。プレシアさん。」
「本当、ここまでとは。」
「あの・・・。」
「ちょっと待ってくれませんか?」
「どうした?」
上から、俺、プレシアさん、エイミィさん、クロノ、フェイト、なのは、俺の順である。
リンディ艦長は船の事で、ユーノはジュエルシードの事で忙しいので居ない。
「「「何で、お姉ちゃん(アリシア)ちゃん)の背が殆ど伸びてないの!」」」
三人の叫びがほぼ合う。
つーか、うるさい。
「あ~多分あれだ。歳の割に背が伸びないんだろ?」
それ言った瞬間、物凄いプレッシャーと共に背後から肩を思いっ切り掴まれる・・・って!
「あいだだだ・・・!プレシアさん、砕けるっ、砕けるから!」
「へ~、翔真君。それはアリシアが年相応の身体つきにならないと?
ロリ体系で魅力が無いと?言う事かしら?」
メリメリッ!っと肩から物凄く言い音を奏でているけど、
それは奏でてはいけない音!
周りに助けを求めようとすると、プレシアさんから発するプレッシャーの為か、
皆離れている・・・ちくせう!
「そ、そう意味ではっ!ただっい、遺伝的に!」
何とか言おうとするが痛みで喋れない!
すると、エイミィさんが
「プ、プレシアさん?まだ、小学生ですし、これから伸びると思いますよ?」
「そうかしら?」
「そうですよ!ねえ?」
エイミィさんは周りを見て言う。
皆も、うんうんと頷く。
・・・当然俺も。
「では、行きます。」
周りが固唾をのんで見守る中、俺はベットに寝かされたアリシアの右手を右手で触れる。
パキィィン!
アリシアの体から何かが割れる音が響く。
そして、周りは次の光景を見て、ある母親は目から溢れんばかりの涙を流し、
ある少女は、始めて見る姉に嬉しさと初めましての涙を流し、その光景を見て微笑む友達等、
様々な表情や感情が渦巻く中、アリシアは目的の人を見つけて言った。
「ママ、何で泣いているの?」
「それはね、沢山悲しい夢を見ていたからよ。」
そう言って、プレシアはアリシアを強く抱きしめた。
「実は、もう一つサプライズがあります。」
「「「えっ?!」」」
初めて聞く声に皆は振り向く、そこには
「リ、リニス?」
「ウ・ソ・・・。」
プレシア、フェイト、アルフは声の主・・・リニスを見て驚く。
「嘘じゃありませんよフェイト。」
「どうしてあなたが?」
「彼に助けて貰いました。
今の私は、使い魔ですが使い魔ではありません。」
「どういう・・・?」
「それは・・・。」
リニスは自分が生き返った事について、説明された事をすべて話した。
「まさか、ジュエルシードと翔真の擬似リンカーコア精製システムを応用して
主無しで個体を維持できる様にしてしまうとは。」
「あはは・・・。翔真君だともう何でもありだね。」
外野だったクロノの言葉になのはも賛同する。
その間、フェイト達は感動の再開で掛かりっきりだった。
そんなテスタロッサ家の様子を見てた俺は肩を叩かれた。
「翔真君、話があります。」
叩かれた方を見るとリンディ艦長だった。
「何でしょうか?」
「実は、明日にはここを立つ予定です。」
「えっ!」
「本局の方に今回の事件の報告書とテスタロッサ家のヒュードラ爆発事故での再調査で呼ばれているので。」
そう言えばそうだったな・・・。
って、なのはよ。
忘れてたんかよ!
「リンディさん、明日のいつ行っちゃうんですか?」
「予定では早朝6時にクロノ達と会った海辺の公園から転送して貰う予定です。」
「じゃあ!」
「ええ、その時に会えるわよ。」
良かったと、なのはは胸を下ろす。
今まで結構あやふやだったけどやっとゆっくり言えるもんな。
「じゃあ、今日はこれでお開きにしましょうかしら。
プレシアとアリシアさんの検査も此方でやらなければならないし。」
そう言って、リンディ艦長はプレシアさんの所へ行く。
その後、いくつかのデータを渡してなのは以外の皆はアースラへ戻っていった。
「翔真君、どうすれば良いかな?」
「何が?」
皆が帰ってからリビングで二人でお茶をすすって居る時、
不意になのはが聞いてきた。
「フェイトちゃんにちゃんと伝えるにはどうすれば良いのかな?」
・・・どうすれば、か~。
考えて見ると、どうやって友達なったか分からないよな。
気が付いたら自然と友達と遊ぶようになったし、話すきっかけと言えば、
ほとんどの奴が下の名前で読んでいる位だよな・・・ダメだ。
二人はもう下の名前で読んでいる。
「後は、気持ちを言ってみれば良いと思うぞ。
思いはぶつけたけど、なのははフェイトと何になりたいんだ?
その気持ちを言ってみるといいと、俺は思う。」
「うん。そうだね!」
「まあ、明日で取り敢えず非日常的な出来事が終わるな。」
「・・・・。」
俺がさらって言った事に対し、なのはが無言になる。
「どうした?」
「私的に、私も翔真君も非日常的だと思うけど。」
・・・そうでした。
そして、次の日になる。
昨日言われた場所で俺達は向かい合っている。
違うのは、アリシアが車椅子に乗っている事だ。
「フェイトちゃん。」
「なのは。」
・・・・うん、邪魔しないでおこう。
会って早々、二人の空間が出来ていたので自然と足はアリシア達の方へ向く。
「昨日ぶりだけど、自己紹介がまだだったね。」
「そうだな、俺は上条翔真。よろしくなアリシア。」
「私は、アリシア・テスタロッサ。私こそよろしくね。
そしてありがとう。私達を救ってくれて。」
「私達からも改めて礼を言わせて貰うわ。ありがとう。」
「ありがとうございます。」
「俺は偶々だ。偶々なのはがユーノを拾ったから俺はフェイトに会い、そして皆の事を知っただけだ。」
流石に顔をそむけてしまう。
こんな真顔で礼を言われると照れてしまう。
「あっ、翔真君の顔が凄い真っ赤!」
「さすがの翔真もこれには耐性が無いか。」
からかう気満々のクロノが横槍を入れる。
そんなクロノの背中を思いっ切り叩く。
「うるせー、大体クロノはなのフェイに対して偶に照れてるじゃないか。」
「なっ、確かにそうかもしれないが、公私はちゃんと分けている!
・・・ふう、それは置いといて翔真は今後、裁判の重要参考人として向こうに行って貰う事になる。」
重要参考人か、つまり能力者について言えという事か。
「何時頃になる?流石にこれ以上は留年になるぞ。」
「ああ、心配しなくてもそこはそっちに合わせるし、帰り道や向うに着いて裁判の準備をするだけで3週間以上はかかるだろう。」
夏休み中か~潰れるな。(泣)
心の中で泣いていると、腰の辺りの服をチョンチョンと引っ張られる。
振り向くと、アリシアが笑顔で、
「じゃあ、その時は一緒に遊ぼうよ!!フェイトも一緒で!」
「いいのか?」
「勿論? あっ、その前に歩けるようにならないと。」
「ではアリシア、私もお手伝いします。」
「そうね、私もフェイトと一緒に手伝うわ。」
そう言って、プレシアはアリシアの頬をスリスリする。
「残念だが、そろそろ時間だ。」
クロノの声に皆が転送ポイントに集まる。
「フェイトちゃん。」
「なのは、翔真、きっとまた。」
「きっとまた。」
「ああ。」
「ありがとうね、なのは?翔真?」
「なのはさん、ありがとう。」
「なのは、翔真。いろいろありがとね。」
「また会いましょう。」
「翔真、なのは、また会おう。」
「今度はちゃんとした人の姿で遊ぼう。」
「うん。」
「そうだな。」
皆と別れの挨拶が済んだ途端、魔方陣が展開され、皆は光と共に消えて行った。
光が消えたそこはいつもの海鳴の海の波の音と風の音が鳴っていた。
俺となのはは暫く空を見ていたが、殆ど同じタイミングでお互いの方を見てしまう。
「・・・行くか。」
「うん!」
笑顔で返事をしたなのは家に向かって歩き出す。
・・・が、思い出したかのように大声で言う。
「ああ!アリサちゃんとすすがちゃんに言う事、全然考えて無いー!
翔真君!一緒に行動していたから翔真君も何か考えてー!
あー!けど学校の課題もやらなきゃ!学校に遅れるー!」
頭を抱えて考えているなのはに、はいはいと答える。
そして俺は、腕を頭に組みながらもう一度空を見て呟く。
「ほんと、退屈しないな。」
そこまで言って、走り出して続きを言う。
「この街は。」
魔術と科学とリリカルと 無印編 END
魔術と科学とリリカルと 無印編 完結しました。
ここまで見てくださった皆さん、ありがとうございました。
ここから先は、空白期となり、手探りで物語を進めて行きます。
ここから先、更に更新スピードが下がります。