事件が終わって2週間が経った。
アリサやすずかに土下座して謝り、学校でやって無い分のテストをやったりしてやっと平穏な時になった。
・・・なった筈なんだけど
家のリビングで俺の前に座っているクロノが不機嫌そうな顔をしている。
「何でいるんだよクロノ。」
直球で疑問をぶつけると、クロノがカードを俺に差し出す。
無言で受け取ると、カードは名札で『進入許可証 上条翔真』と書いてあった。
「翔真にはすまないと思っているが、裁判の証人として来て貰いたい。」
「能力者関係か?資料なら渡しただろ。」
「ああ、だが上は納得していない。」
やっぱしな、人工的に強力な力を手に入れる事が可能だからな。
情報を引き出す為か、人体実験するか・・・だな。
クロノもそれが分かっていたから不機嫌そうな顔をしていたのか。
「君は僕達がしっかりフォローする。大船に乗ったつもりでいてくれ。」
「了解。で、いつ行くんだ?」
「今からだ。」
はい?今クロノはなんて言った。今から?
いやいや!ナイナイそれは無い。
いくら向うが偉くてもこっちの都合位考えて・・・くれそうに無いな。
「はぁ。」
余りにも無慈悲さにため息が出る。
時空管理局本局内通路
クロノが転送ポートの設置を申請してくれたため、家の庭(無許可)を始め、近隣世界に設置された。
しかし、転送ポートの使用は許可証が無いと起動しないため、さっき貰った進入許可証が使われる。
そのポートを幾つか中継し、俺は管理局内部の転送ポートに辿り着く。
そこは、地球の役所と大差ない感じだったが、細々と今の地球には無い物があり、やはりここは違う世界だと改めて認識させられた。
「で、まずは何をするんだ?」
時空管理局本局の一番外側にある廊下を歩きながら辺りを見回す。
某人型機動歩兵アニメに出て来る要塞みたいにアースラやその他姉妹艦が多数停泊する港ブロックが見えていた。
「君の戦闘力は能力のみで僕と互角だって言うのは証明されている。
今回は事情聴取のみで学園都市について知っている限りで良いからもう一度話して貰いたいんだ。」
「それだけで良いのか?」
「今回は管理外世界での事件で、民間人は現地の義務教育が終わって無いって事で例外で証言のみで良いとの事だ。
それに、プレシアの過去の事件も合わさって主にそっちが主体になっているからな。」
つまり、俺達の事を配慮して生活に影響しない程度に済ませてくれているのか。
その後、俺はクロノとエイミィさんの事情聴取を2時間受けて解放された。
同、休憩スペース
プルタブを引くとプシュッっと炭酸の漏れる音がする。
そのまま飲み口を広げると一気に缶の中身の炭酸ジュースを飲み干す。
「ぷは~長かった。」
「お疲れ、どうだい、こっちの世界の飲み物は?」
「悪くないよ、炭酸も強すぎないし、柑橘系の味が爽やかだ。」
「それは良かった。この後どうする?」
この後の予定か、明日は日曜だし折角だし・・・
「アリシアやフェイトに会えないか?」
「残念だが、裁判中に直接会ったり、リアルタイムでの通信は出来ない規則なんだ。」
「そうか・・・」
(まあ、当然だよな。)
諦めて、帰る選択しを取ろうとしたらクロノが声を荒げる。
「だ・け・ど、彼女たちも子供だし、一人はリハビリの途中だ。息抜きも必要だろう。」
え?
今、なんて言った?
「少し位外出させても逃亡の危険性も無いし、ずっと閉鎖的な場所に居るのも詰まらないだろうしな。」
良いのかよ!って言うツッコミが危うく出そうだった。
ここでクロノの機嫌を悪くさせたら折角会えそうなのにダメに為りかねない。
「じゃあ、お言葉に甘えて・・・って、そう言えば4人は何処に住んでいるんだ?」
「あぁ、4人は此処の居住エリアに仮住まいしている。こっちだ。」
クロノに案内されて、俺は居住エリアへ向かった。
独自解釈やらなんやらです。
vividがもうすぐ始まる!
日に日にワクワク感が上がっていく中で、録画予約をしたら親に
「・・・魔法少女リリなんたらを予約入れたのって・・・」
「そうだけど?」
って答えたら、とても複雑そうな顔をされました(泣)