魔法少女リリカルなのはvivid!!
大人になったなのフェイ最高っす!
クロノに案内され、本局の居住区へ来た翔真は若干緊張していた。
(やっべ…クロノの勧めで流れ的に来ちまったけど、どんな顔して会えばいいんだ?)
フェイト達が仮に住んでいる部屋に行くまでの間、何通りかシュミレートしてみるが全く思い付かないで、あーだこーだ考えている間に着いてしまった。
(ピーンポーン)
「僕だ、翔真も一緒に来ている」
こちらが必死になって考えているのに気付かないクロノはさっさとインターホンを押してしまった。
「えっ!ちょっ!」
「ん、どうかしたのか?」
「いや!なんでもない」
(やベーよ?もうこうなったら元気よく…)
すると、中からドドドォ!とした音が響き、ドアが横に開いた途端…
「どうもーお久し…「翔ちゃーん!」ブゴハッ!」
「あっ、アリシア!」
「…やっぱりか」
いきなり腹部にデッカイ塊が衝突したと思った時には既に壁まで吹っ飛ばされていた。
やっぱりかってなんだ?知ってたのか?てか重い
「やっほー翔ちゃん!」
「ア、アリシア。重い潰されてるから」
「あ~ごめん。」
そう言って、アリシアは車椅子の車輪を操り、俺の上から退く。
2週間前は自分で押す事も殆ど出来なかったのに、もう人を轢く位まで回復してるし。
「どんだけ元気なんだよアリシア?」
「ごめんね翔真、アリシアが迷惑掛けたみたいで・・・」
「あー!フェイトったらまたアリシアって言ったー!なんでさっきまでお姉ちゃんだったのに、人前だと言ってくれないの~」
アリシアが車椅子の上からフェイトを指さして言う。
すると、フェイトは顔を真っ赤にあたふたして
「だ、だって人前だと恥ずかしくって・・・・特に翔真の前だと(ボソッ)」
最後はボソボソ喋ってたので聞こえなかったが・・・
「成る程、フェイトはお姉ちゃんっ子に目覚めたか」
ボンッ!っと聞こえる位更に顔を赤くしたフェイトは下を向いて黙ってしまった。
「あらあら、賑やかだと思ったら翔真君じゃない。こんにちは」
入り口から声がしたので振り向くと・・・言葉を失った。
入り口にはプレシアが立って居た。
正直そこまでなら普通だ、親だし一緒に住んでいるのは当然だ。
しかし、問題はプレシアの格好だ。
長袖の服にロングスカートの組み合わせは普通だ、だが・・・その上のエプロンが「娘☆命」と書かれているのだ。
(アンタ!2週間前までの威圧感とか何処へ行ったぁぁぁ!)
心の中で盛大にシャウトする。口に出なかっただけでも褒めて欲しい位
「こ、こんにちは」
若干、顔が引きつったがスマイルを崩さずに言う事が出来た。
「どうしたのかしら、裁判中は会えない筈よ?」
「ああ、実は・・・。」
(クロノめちゃめちゃフツーだし!慣れてんの?ねえ、2週間の間に何があったの!)
クロノが説明している中、翔真は心の中で一人ツッコミを入れまくっていた。