あと、ラブライブ!の映画を2回見て穂乃果と女性シンガーが同一人物では?と思い、こんな小説を書いちゃいました(笑)
http://novel.syosetu.org/59488/
「なっ!」
なのはの発言に気付いた俺は直ぐにロッジから出る。
相変わらず、赤い霧は消えてない。
…が、何処からか気配を感じる。
「そこか!」
突然、恭也さんが針を霧の中に向かって投げる。
キンッ!
と、弾かれる音と共に奥から魔力弾に似た光弾が此方に飛んでくる。
「アクセルシューター…シュート!」
がしかし、レイジングハートを起動させ、BJ姿のなのはが魔力弾で精密に迎撃する。
『正体不明の反応、消失しました。』
レイジングハートの報告で俺達は構えを解く。
そして、徐々に霧が晴れていく時、恭也さんがなのはの姿を見て微妙な顔になる。
「なのは…その姿は?」
「え~とお兄ちゃん、これはその~」
「今はそんなこと言ってる場合じゃないぜ」
「誰だ!」
恭也さんが小太刀に手を添え、何時でも抜けるように構えるが、声の主はそんな事も気にする事も無かった。
「土御門さん!」
「よっ、翔真になのは久しぶりだぜ」
声の主、土御門元春が手を振りながら近付く。
「お前は誰だ?」
流石に構えを解いた恭也さんが尋ねる。
「イギリス聖教 必要悪の協会(ネセサリウス)所属の魔術師、土御門元春だ」
「土御門…まさか陰陽師一族の?」
「ほう、流石御神流の剣士の弟子だな」
恭也さんも名前だけは知っている様だった。
まぁ、昔から続く家系だし、本家で知り合い同士何だろうな。
「で、土御門さんが居るって事は魔術師絡みの?」
「いや、今回はそんな生易しいもんじゃない」
「えっ!どう言うことですか!」
「それの事に着いては私からお話ししましょう」
新たな声がして、そちらを見る。
「「「え?」」」
俺達三人は声を揃えてそんな声を出した。
いや、だって…長い金髪でドレスッぽい服着た女の人が目玉が一杯の空間から飛び出てるし。
「初めまして、私はスキマ妖怪の八雲紫と申します。」
・・・え?マジモンの八雲紫?ヤベェ…生で見れた!じゃなくで!
ちょっ!この世界に幻想郷があるのかよ!
「よ、妖怪?」
「人間にしか見えないが・・・と言っても、その変な空間から出て来ている時点で人ではないか」
「で、八雲さんは何を知っているのですか?」
「ええ、むしろ今回の異変・・・此方で言う事件は私が仕組んだんですもの。けど、まさかこちらの世界から人を攫うとは思っても居なかったわ」
紫がそう言った途端、恭也さんが凄い殺気を放ったが手を出そうとはしなかった・・・いや出せない。
それだけ、八雲紫の存在がデカいのだ。
「攫った奴らは何者だ?」
「攫われた彼女と同じ吸血鬼よ。もっとも力を完全に制御できる500歳の吸血鬼に大魔法使い、メイドと門番が相手よ。」
「め、メイド?」
「そうよ、彼女たちは紅魔館と呼ばれる屋敷に住んでいるわ。・・・その近くまでなら連れて行ってあげるわ」
連れて行ってあげる。
一見協力してあげるって言っているけど、つまり幻想入りしろって事だよな。
「・・・その近くってのは幻想郷の中だろ、その後はちゃんと戻れるんだろうな?」
土御門さんが睨み付ける。
「あらあら、その点については心配しなくても良いわ。異変が解決したらちゃんと戻してあげるわよ」
・・・よし言質取った。って顔を土御門さんと恭也さんはした。
「え~と根本的な事を聞くけど、その吸血鬼さん達はすずかちゃんとアリサちゃんを攫って何をするつもりですか?」
「私も詳しくは知らないけど、幻想郷の征服と吸血鬼一族の復活・・・だったと思うわ」
「なあ、まさかと思うけど、一族の復活ってアリサを生贄にしてすずかを吸血鬼化って事じゃ無いだろうな?」
「「「・・・・・・っ!」」」
沈黙が支配される。
三人の頭の中では最悪のシーンが連想され、顔が真っ青になる。
「そ、それってヤバいんじゃ!」
「八雲紫、急いで俺達を紅魔館の近くへ送ってくれ!今すぐに!」
「分かりましたわ。では皆さんそこに集まってください」
俺達四人は紫に指示された所に集まると・・・パカッと足元にスキマが開く。
「なっ!」
「むっ!」
「きゃ~!」
「だー!やっぱりこうか~!」
四人ともスキマに落とされる。
そこで俺達の視界が暗転する。
よっ、私は霧雨魔理沙! 普通の魔法使いだぜ!
私は今、文屋の射命丸文の情報で突如霧の湖の畔に現れた謎の幽霊屋敷の中に居るんだが・・・
「なんだよこれ?」
儀式場と思しき地下室には一人の紫色の髪の少女が鎖で手足を固定されて、宙吊りされている。
その近くには、魔力を帯びた宝石から出た魔力をその少女に浴びせている。
さらにその足元には、金髪の少女が横たわっている。
魔法使いの魔理沙が本能的にヤバいと感じ、自分ではどうしようも出来ないを分かった瞬間、私は頼れる親友の元まで急いで飛んで行った。