魔術と科学とリリカルと   作:@ファイブズ

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すみません!

年内投稿を目指しましたがコミケ疲れで出せませんでした!

なお、バカとテストとサーヴァントについてですが、スマホ大破の際にFGOのデータが消えてしまい、両儀式を始め、イリヤやジャック等を失う大打撃を受けました。現在ストーリーを頑張って進行中です!



空白期 10話

なのはと別れ、右の廊下に入った俺は途中現れる妖精メイドの攻撃をグレイズし、通り過ぎる時にイマジンで切り裂きながら奥へと進む。

 

「くっ!」

 

咄嗟にブレーキを掛けると目の前の床が吹き飛ぶ。

 

「あっぶな!」

 

吹き飛んだ所からワラワラと飛び出す妖精メイド。

 

『索敵完了…総数56体です。どうしますか?』

 

宙に浮く妖精メイドを見ながら打開策を考える。

 

(多対1のこの状況で時間を掛けずに殲滅…時の庭園と同じく条件なら!)

 

「イマジン!ガトリングモード!」

 

ガトリングモードに変形して対して狙いも付けずに引き金を引く。

 

ブゥゥゥゥゥンッ!

 

カランカランカランッ!

 

獣の唸る様な音を奏でるガトリングモードのイマジンから勢いよく排出されるカートリッジ。

カートリッジ1発辺り3発の魔力弾が秒間60発で発射され、次々と妖精メイドを仕留めていく。

 

「…くっ!」

 

いくら魔力弾で反動が無いと言っても砲身自体の回転による反動等で振り回されかけるのを抑えるのはかなり苦痛だ。

 

発射音、カートリッジ排出音、モータ駆動音の順に音が鳴り止む頃には穴だらけになった廊下と辺りに散らばる空のカートリッジがあるだけで妖精メイドの姿はどこにも無かった。

 

「ハァ…ハァ…」

 

『目標の反応消失を確認しました。』

 

「…ハァ…、OK、ありがとうイマジン。モードリリース、機関部の冷却を冷却しといて」

 

『了解しました翔真。』

 

大穴の開いた廊下を飛び越えて更に奥へと走って進むと、一目で判るぐらい豪華な大扉が目に映る。

 

(…どうやら此処みたいだ)

 

大扉に近付き、扉を背に預けながらドアノブを握って勢い良く開け放つと………!

 

 

 

なのは視点

 

ドアを開けて中に入ると、私は目の前の光景に目を見開き、息をするのも忘れる。

 

部屋の中は小さな女の子向けの部屋だと思うけど、その荒れ具合から何かあったのではないかと思う程だった。

タンスの上に置いてある人形達は小さなナイフがあちこちに刺さっていて無惨な状態になってるし、ベットの枕も中身の羽毛が飛び出てる。

そして…そのベットの上にある子供サイズの棺桶。

無意識の興味か、気が付いたら目の前まで勝手に近づいているなのは。

 

(う〜、もし開けて中に女の子が入っていたら…)

そう思いながらも棺桶の蓋に手を掛け、開けようとするが、なのはは一つ忘れている事があった。

 

…ここは吸血鬼の屋敷だっていう事を。

 

(怖いけど、開けてみないと分からないよね)

 

「せ〜の!」

 

ガコッ!っという音と共に蓋が持ち上がり、開け放つ。

 

…棺桶の中は綺麗な状態で何も入っていなかった

 

「は〜」

 

何も無かった事で緊張の糸が解け、肩で大きく息を吐く。

 

その為か、背後から来た者に全く気が付かないなのははその者に…。

 

「ドーンッ!」

 

「きゃあ!」

 

抱き締められる事になった。

 

「な、何!誰なの!ていうか離して!」

 

必死に離れようと踠くが、相手の力は強く寧ろどんどん締め付けられる。

 

「フフフッ、貴方が私の新しいおもちゃなのね」

 

「うぐっ!あ、アナタは?」

 

「私はフランドール。フランドール・スカーレットよ、フランって呼んで。貴女は?」

 

「うっ!そ、その前に離して!」

 

だんだん強く締め付けられ、苦しくなるなのはは名前を名乗る条件に離す事を出すと。

 

「あら?それもそうね!分かったわ離してあげる」

 

パッと離されたなのはは、直ぐに後ろへ振り向くと、そこには自分と同じ位の歳の少女が居た。

 

と、思えたのはほんの少しだった。

 

真っ赤な瞳に七色の結晶の生えた翼が背中から伸びているから。

 

「あれ?名乗らないの?名乗らないならすぐに壊しちゃおっかな?」

 

壊すという言葉になのはは息を呑む。

あの人形達の様になるのかと。

そう思うと、スッと言葉が出た。

「わ、私は高町なのは!聖祥大附属小学校3年生!」

 

「なんだ、言えたの?折角壊そうかなって思ったのに。他の人間は皆部屋の前で気絶かショック死しちゃうし、偶に中へ入っても私を見てすぐにショック死しちゃうから面白くなかったけど」

 

ゆっくりと私の前に手をかざすフランを見て咄嗟に右へ跳ぶ。

 

ドゥオン!と吹き飛ぶ音が響く。

 

「すごい!すごい!人間なのに避けた!咲夜以外に始めて見た!」

 

避けたなのはは、吹き飛んだベットと棺桶を見て内心冷やせが止まらなかった。

 

(フランって子もしかしなくても危ない子!どうにかして逃げないと!)

 

「ふふっ、決めた。私、なのはと遊ぶわ!」

 

そう言って、背後に魔法陣を展開し、殺る気満々のフラン。

 

「簡単にやられるつもりはないんだから!」

 

そう言ってなのはは、飛行魔法を展開しドアへ向かって飛ぶ。

 

「プロテクション!」

 

プロテクションを展開してドアへ突入、ドアを破壊してそのまま階段を上がり、廊下へ出て逃げる。

 

「きゃはは!鬼ごっこなのね!いいよ、私が鬼ね!」

 

フランが後に続いて部屋から飛び出し鬼ごっこが始まった…生死を賭けた鬼ごっこが。

 

 

 

 

 

 

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