剣舞と魔術!! 作:ツナ
「颯ちゃんおきてー!」
凛が必死に叫んでいる。
「ん〜もう朝か……」俺は時計を見た。針は8時半をさしていた。
「ち、遅刻だぁ〜〜!」
いつものように遅刻をした俺は急いで支度をし、ダッシュで家をでた。
「凛、すまん。今日もねぼうしたーぁ」息を切らせながら言った。
「颯ちゃん寝坊しすぎ!どれだけ寝ればいいの!?」
「わからんっ、けど起きれないものは起きれないんだぁーー」
「しっかりしてよね…」半分呆れながら凛は言った。
こんな会話が毎日登校中に続いている。
全部俺のせいだが…
そしていつも俺の凛への謝罪が終わるころにはもう学校に着いている。
しかしいくら本気でダッシュしても俺はいつも遅刻する。
ガラガラガラ・・・・
教室の扉をあけてまず一番に先生の声が聞こえた。
「はい風切遅刻〜これでまた遅刻連続記録更新だな。」
「すみません…」
はははははははと教室中で笑いが起こる。
馬鹿にされているが何も言い返せない。
そんなこんなで朝のホームルームが終わった。
「お前なんでそんなに遅刻すんだよ。もしかして凛ちゃんと朝からイチャイチャしてんのかw?」恭介が笑いながら言ってくる
「そんなことしてねーよ。なんでそこで凛がででくるんだ?」
「だってよお前凛ちゃんに『颯ちゃーん』って呼ばれてるからよー」
「だからってそんな事考えるか?まず俺たちは兄弟だし、そんな事しないよ。」
「うらやましいぜー。凛ちゃんと兄弟なんてよ。ンフフ。」
「なんか変な事考えてないか?」
「かんがえてねーよ。ほら1時限目はじまるぞ。」
本当か?
「まあ、いいや1時限目アビリティの練習かぁ。剣魔場行かなきゃいけないな。」面倒くさそうに言った。
「そう面倒くさがるなよ。剣魔戦で優勝するにはもっと面倒くさい事しなきゃいけないぞ。まっ俺はもう行くぞ。」
「ああ。また後でな」
遅刻の理由が凛とイチャイチャなんて。そんな風に見られてたのか…
そう思いため息をついた。
「颯ちゃんなんでため息ついてるのー?ため息ついたら幸せが逃げるよー。」
誰かが話しかけてきた。
同じクラスで幼馴染の岡崎春だ。春はこの学校でとても人気がある黒髪のロングヘアの美少女。
面倒見がよく、話しやすい。しかも、かわいいと欠点がない。あと話し方が少しおっとりしている。俺は幼馴染で家も近いため一緒に帰ったりするが、その時は男子の目線がやたらとこちらにむいてくる…。
「いやー、俺と凛ってそんなにイチャイチャしてるように見えるかー?と思ってな。」
「そんな事ないと思うけどねー。いつも仲いいし。」
「まあ、みんなから見たらいつも一緒にいると思われてんのかなー。ま、いつも一緒だけど…」
「そうだねぇ。颯ちゃん遅刻して走ってる時も凛ちゃんと一緒だったから、周りから見たらいつも一緒って感じだよ。」
「なら全部俺の自業自得だな…」
「遅刻をなくせばいいんじゃない。あっもう、時間だよ。一緒に行こっ。1時限目も遅刻するよ〜。」
「それはごめんだ。行こうか。」
てなわけで俺は春と2人で剣魔場と向かった。
以上です。更新明日にもします。コメントお願いします