勘弁して、ほんとマジで   作:鞍馬エル

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本編が少し闇成分多そうになったので筆休め


 extra turn 輝く時

「…出来たな」

 

「出来たわね」

 

「出来た」

 

「中々の出来では無いかと思うが」

 

本プロジェクトの総合プロデューサーとなったクルーゼはそう満足そうに笑って皆を見渡す

 

 

----

 

「おっし!じゃあ早速テストプレイやるぞ!」

 

「面倒だけど、音楽の確認しないと」

 

「小難しい事は後でいいじゃねぇか、お前等!」

クロトは嬉々として

シャニは若干気怠そうに

オルガは楽しそうに

 

それぞれに与えられたモニターと向き合うと先程完成したばかりのゲームを起動し始めた

 

 

「ったく、俺達よりも年上なのに落ち着きがねぇ奴等だ」

 

「へぇ、じゃあスティングはテストプレイやらないのかよ?」

 

「バカ言え

やるに決まってるだろうが」

 

「だよな!」

スティングとアウルもなんだかんだ言って楽しそうに

 

「ああもうお前等

まだ全部終わってないのに、好き勝手やって!」

シンはそんな彼等に少しだけ怒りながらも笑っている

 

「みんな楽しそうだな。やはり完成すると感慨深いものがあるな」

 

「そういうレイ

アンタも楽しそうじゃない?」

 

「当然だろう、ルナマリア

俺達の努力の結晶とも言えるものなんだ。楽しくないはずがないだろう?」

 

「ま、そうよね

メイリンお疲れ様」

 

「うん、メイリン頑張ったよ?」

 

「ありがとうお姉ちゃん、ステラ

でもやっぱりタリアさんとデュランダルさんは凄かったなぁ」

 

「そりゃプラントにいた時には生命工学の博士号を持っていたからかだからな、デュランダルさんは

タリアさんもザフトの士官教育を受ける予定だったらしいからプログラミングについてかなり明るかったみたいだしな

それについていったメイリンも凄い。胸を張って良いと俺は思うけどな」

 

「あ…

ありがとうございます、カズイさん」

 

「またカズ兄がメイリンを口説こうとしてる」

 

「いや普通に話をしただけだが!?

お兄ちゃん女の子と話したらダメなの?」

 

「うん」

カズイがメイリンの事を褒めるとメイリンは少し赤くなって俯いた

それをマユが見咎めたのか、少し棘のある言い方でカズイを責め立てる

 

「相変わらずマユ強いなぁ」

 

「いやアレ、強いっていうのかよ?」

そんなカズイとマユのやり取りを少し羨ましそうに見ているメイリンにシンは思わずツッコミを入れる

 

 

まぁ効果があるとは思えないが

 

 

 

----

 

「しかしまさか私が製作の指揮をとる事になるとは思わなかったな

…というより、ギルバートやタリアの方が相応しかったではないか?」

 

「いや、私とタリアはこれからはひっそりと暮らしていきたいのだ」

 

「それにあなたが成果を出した方が何かと都合が良かった。そうじゃないかしら?」

 

「や、だからって子供をプロデューサーの補佐にする決定をした事について免れるわけじゃないですからね?」

クルーゼは苦笑いし、ギルバートとタリアはそっぽを向き、カズイはそんな3人をジト目で睨みつけていた

 

 

そしてこの場にもう1人

 

「いやぁ、良い商売ができましたよ

さぁ僕の奢りですので食べてくださいよ」

とやけに上機嫌なムルタ・アズラエルの姿がそこにあった

 

 

 

----

 

「ゲーム、ですか?

…詳しくお話を伺っても?」

カズイがゲーム開発の為に人手や資金などを集めている際、アズラエルは偶々その話を聞いた

 

スティング、アウル、ステラの引き受けの条件としてブルーコスモス盟主などの地位をジブリールに譲っていたアズラエルは正直なところヒマだった

 

そこにそんな面白そうな話しが出てきたのだから、商売人としてもアズラエル個人としても興味をひかれない訳がなかったのである

 

プラント地球間の武力衝突によりコーディネーター対ナチュラルの様相を呈してきた現在の風潮にアズラエルは危険なものを感じ取っていた

そこでアズラエルはそれに風穴をあけるべくこのプロジェクトのスポンサーを請け負うことに

 

 

「いやぁ、戦争に関わるよりもこういった楽しい企画に携わる方が遥かに充実しますねぇ

もう誰かにあっちは任せて僕もオーブに移住しましょうか」

アズラエルとしてもブルーコスモスとして、ロゴスのメンバーとして、経済界の重鎮としていつも振る舞うのにいい加減疲れ果てていた

 

唯一頼れる味方は秘書を務める女性のみ

今はコーディネーター排斥に舵を取っているブルーコスモスの幹部であるから色々あるが、アズラエルとしては公私にわたって補佐してくれている彼女にそれなりの感情を抱いている

 

それがこの国、この場所でならば叶うだろうし祝福されるのだろう

 

そうアズラエルは確信していたのである

 

 

----

 

「あのさぁ、おっさん

ゲームしてんのに食事って」

 

「…別に良いじゃん

少し休憩すれば?」

 

「だな。おいクロト

お前も少し休憩しろよ」

 

「あーあ、仕方ないよね

ま、いっか。いつでも出来るからさ」

クロト、シャニ、オルガが

 

「小腹が空いてきた所だ

おい、アウル」

 

「分かってるって

少し休憩、だろ?」

スティングとアウルが

 

「本当にお前らなぁ

あ、アズラエルさんありがとうございます」

 

「いえいえ、僕も楽しませて貰っていますから

何か足りないものがあれば遠慮なく言ってくださいよ?

君達のお陰でかなり稼げましたから」

 

「はい」

シンが

 

「しかしまさかコーディネーターしかもプラントの俺達が」

 

「そうよね、ブルーコスモスの元盟主と話を気軽に出来るなんて思わなかったわよ」

レイとルナマリアが

 

「アズラエルのおじさん、これ」

 

「おやぁ、ステラ。これを僕に?」

 

「うん、ステラはおじさんのお陰で毎日楽しいから」

ステラの差し出した小皿をアズラエルは嬉しそうに受け取る

 

(にい)、メイリン、マユ

ステラたくさん食べる」

 

「そだな、今日は無礼講だしOKだ」

 

「でも野菜も食べないとね、ステラ」

 

「じゃあみんなで色々取ろうよ?」

ステラ、メイリン、マユがそれぞれ笑い合っている世界 

 

 

 

 

----

 

「態々ありがとうございます、アズラエルさん」

 

「いえいえ、久しぶりに商売をしていて楽しいと思えましたのでこちらこそありがとうございます」

 

「しかし、よろしかったのですか?

私はフラガの」

 

「ああ、そんな事は僕にとって重要では無いので」

カズイ、クルーゼ、ギルバート、タリアのいる所にアズラエルも腰掛ける

クルーゼの言葉をアズラエルは遮って軽く笑うと

 

「貴方はラウ・ル・クルーゼ。オーブに住む元プラントの市民

それでいいじゃありませんか」

そう告げる

 

「そうだな。君は少し生真面目過ぎると思うのだがね、ラウ?」

 

「私としてはあなたはあなた

それで良いと思うわ」

 

「ですねぇ

あなたはあなた以外の何者にもなれませんて

アル・ダ・フラガは死んだ。フラガの名は別の人が継ぐ

それで良いでしょう?」

ギルバートが

タリアが

カズイが

それぞれの言葉でクルーゼを励ます

 

「…私は少し考え過ぎたのかも知れないな

ギル、タリア、カズイ、アズラエル氏

ありがとう」

クルーゼは友人達に笑いかけた

 

 

 

 

 

 

 




クルーゼとアズラエルを積極的に救っていくスタイル

オーブの外?

知らんな、管轄外だよ

突発アンケート 本作設定の完全なお遊び回いります?

  • いる
  • いらん
  • それより本編でしょう?
  • ifstory補完しろよ
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