勘弁して、ほんとマジで   作:鞍馬エル

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題名の通りです

完結記念、とも言う



おまけもあるよ?


 C.E 兵器紹介(修正版)

凶鳥(まがどり)

 

「MSに勝てない。どうしよう?」

と考えた大西洋連邦軍の行き着いた答えの一つ

 

「MSは人型。人にとっての死角は

…!閃いた、頭上から爆弾を雨霰の様に降らせれば良いじゃないか!」

との大西洋連邦軍技術工廠から生まれた頭おかしい(失礼)重爆撃機

 

高高度からの爆撃が主任務の為、爆撃精度はあまり宜しくないがそこは旧世紀からの彼の国の伝統とも言える『数こそが正義』により補う模様(補えましたか?)

後にディン迎撃用の対空仕様の同機も多数生産されザフト地上軍から恐れられた

 

戦後、大西洋連邦軍の軍縮に伴い多くの凶鳥が武装をパージされ、民間へと払い下げられる事となり、大西洋連邦市民の足として長い事愛される事となる

有事の際には一部の機体が軍に一時的に貸し出される事となり、本来の凶悪な貌を見せた

 

 

 

 

crazy

 

ユーラシア連邦軍狂気の兵器シリーズの代表作にして、旧ザフト地上軍のトラウマ筆頭格

地上掃射により、全てを薙ぎ払う危険極まる機体(なお被害は味方、特に財務担当にも及ぶ模様)

MS絶対撃ち殺すマンと一部から揶揄される程の対MS攻撃性能を誇り、頭上からの攻撃に対してあまり対策されていなかったザフトMSにとっての死神となった

 

なお、一部機体については機関砲を上部方向へと向ける『対空仕様』と換装されたり、対潜弾掃射仕様の『対潜仕様』も少数ながら存在した

広い国土を持つユーラシア連邦故に展開に時間のかかるMS(ストライクダガー)よりも此方を主力とすべき。との意見も根強かった

大西洋連邦や東アジアと協調して行なった大規模軍縮においても、輸送機としてその殆どが残される事となる

 

 

氷山空母

 

『旧世紀からの狂気』シリーズ筆頭格

不沈空母という明らかにイカ、もとい狂

…現実的ではない目標の元に開発、量産された艦艇

水上艦艇でありながら、先に挙げた凶鳥やcrazyと言った陸軍機(基地運用前提の大型機)を大規模運用できる超大型艦

 

旧ザフト水中艦隊残存部隊による猛攻を受けてなおも一隻とて落伍する事なく耐え切った常識外れの耐久性を持つ

なお、動員された戦力はMS10機以上という通常艦艇であれば艦隊が壊滅されても不思議ではないレベル

 

防御火器としては30mm機関砲を多数搭載しているが、基本的に単艦での戦闘力は皆無に等しい

…因みに同艦の最強武装は艦首による突撃(ラム・アタック)であり、これにより1番艦『ハボクック』はザフトのMSを撃破している

 

 

多段空母

 

『旧世紀からの狂気』シリーズ第二弾(ちょ、待てよbyユーラシア連邦財務担当者)

艦上機の運用を前提とした空母。そこに「搭載数足りてる?足りてなくない?」というノイズを加えた結果出来てしまった狂気の産物

…実のところ、その狂気がどこにあったかと言うと『艦体両サイドに装備されているソー』つまり、巨大な鋸

遠距離からのミサイルに対する対策の一つであり、好んで近接戦を行なおうとするザフト水中艦隊に対する一つの答え

 

言うまでもなく、これに巻き込まれると言う事はそのまま即死を意味する

活躍する事はないだろう。そう思われていたが、実際には数機撃破していたりする。

余談ではあるが、この両舷のソーは『射出可能』であり、カーペンタリアにおいて惨劇を引き起こしている

 

正に戦争の生み出した狂気そのものと言えるだろう

 

 

 

 

パンジャンドラム

 

『旧世紀からの狂気』名誉会長。ロゴスの一員であったロード・ジブリール氏肝入りの決戦兵器であり、『北アフリカ解放作戦』や『ジェネシス破壊作戦』において多大な戦果を挙げている

…のだが、基本的にこの兵器は『特攻兵器』すなわち使い捨てであり、ザフト地上軍の鹵獲兵器や『接収した資源』などから生産されたからこそその存在を認められている

 

氏の影響力や財力を実はかなり食い潰した問題児でもあったのだが、氏はこの兵器でプラント本土攻撃を果たそうとしていたり

 

「何でこんなの(・・・・)を作ったんだ!」

と計画立案した人物が叱責されていたりしたが、まぁ戦争の狂気が生み出した悲しい忌み子とも言えるだろう

 

 

 

海鳥

 

ザフト水中艦隊の跳梁跋扈に怒り心頭となっていた東アジア共和国旧日本地区が作り上げた『ザフト水中艦隊絶対殺すマン』

高い索敵能力と長大な作戦範囲。加えて高過ぎる対潜能力(殺意)

 

同機が製作された日本地区はユーラシア大陸と地続きではなかった為にザフト水中艦隊の脅威を常に受け続けた。四月危機(エイプリル・フール・クライシス)による深刻な電力危機により被害を受けた上に東アジア共和国政府は本土復興を優先した結果日本地区に対するそれは遅れてしまう。加えてカオシュンへのザフト侵攻により更に支援が滞る事になると日本地区市民は激怒

「ザフトを地球から叩き出せ!」をスローガンに同機を開発。本土に対しても開発図を送りつけ、早期量産を提案

東アジアを代表する傑作機として戦後も長く活躍する事となった

 

 

 

 

 

 

 

ジン

 

ご存知ザフトを代表する量産機。様々なタイプが生産される事となったり換装パーツにより幅広い活躍をする事となった

が、ヘリオポリス襲撃以降地球側において『対MS用兵器』の開発が急激に進むにつれて、ジンの損耗率は目に見えて増加。とりわけ地上軍においては『ジンを撃破する』事が最低条件となっていた事もあり、尋常ではない被害を受ける事となった

 

だが、地上軍の状況を正確に把握していなかった。そして、資源的な追い詰められつつあったプラント本国には次期量産機ゲイツの量産が出来るだけの余力は残されておらず、結果として地球軍の量産機ストライクダガーに対して立ち向かわねばならなくなってしまう

言うまでもないが、ストライクダガーは『対MS戦闘』を念頭において開発、生産された機体であり当然ではあるがザフトの主力MSである『ジンに優越』する性能を求められていた

故にそれを踏まえるならばジンを擁するザフトは『連携して』敵に当たらねばならなかった筈

 

ところが、開戦時から続いている『コーディネーターはナチュラルに優越している』という考えと『地球軍の機体などMSの敵ではない』という事実。これが悪い方向で合わさった結果、ザフト兵の多くは連携よりも単騎での戦闘を好む様になってしまっていた

前者はともかくとして、後者については覆されていてもそれは変わらない。…いや、変えられなかった

既にそれを周知徹底してそれを成せる程の余裕がザフトから失われていたから

 

 

ジンはプラントの興亡を見つめるしかなかった

目を逸らす事すら叶わぬままに

 

 

 

なお、地球軍視点では

鹵獲して運用するもヨシ!解体してMS開発の一助とするもヨシ!余れば資源!っぱジンは最高やな!→あの〜、まーだ(MS更新)かかりそうですか?

という扱い

 

 

 

シグー

 

ジンより性能の高い指揮官機的な扱いをされていたMS。ジンに比べるとシールドを標準装備している為に帰還率が高い。まぁ、元々隊長クラスの様な技量の高いパイロットに充てがわれていたので消耗する事は無かったが

その為地球軍としてはさして重要視される事もなく「ジンから順当に性能向上させただけの機体」という評価をされていたりする

機動性は高いのだが、火力面においてはジンの大型携行ビーム火器『バルルス』に劣る

 

 

 

ゲイツ

 

ザフト期待の次期主力量産機

…だったのだが、その開発が遅れに遅れてしまった事もあり生産数は試作機を含めても僅か10機程度となってしまった

ザフト軍における『小型携行ビーム兵器』を搭載する予定であったのだが、そのビーム兵器開発のデータ収集機であった『シグーディープアームズ』がよりにもよってラクスと共に地球側へと亡命してしまう

結果としてザフトにおける小型携行ビーム兵器の開発は遅れに遅れてしまう事となり、それが実装されるのは後述のフリーダムとなってしまう事となった(なお小型携行火器ではない模様)

見せ札としてプラントに残されていれば或いは地球側の対応も変わった可能性もあったのだが、ユニウスセブン落としにおいて稼働機全機がクーデター側に渡ってしまう

後にヘリオポリスⅡにおける武力蜂起の際、改良型となるゲイツ(カスタム)が確認されている

 

 

 

ディン

 

ザフト地上軍における制空権確保の為のMS

武力衝突初期においては地球軍にとっての死神的な扱いをされる程に凶悪な活躍をしていた

…だが、それが地球軍による『旧世紀からの狂気』と呼ばれる兵器群の開発の引き金となってしまう

中、低空におけるこの機体を確殺(確実に殺)すべく『砲撃機』や『高速掃射機(ランサー)』などの試作機が数多く産み落とされる事となり、前述の凶鳥(広域殲滅タイプ)やcrazy(対空仕様)などが生産される事となってしまった

ディンはザフト地上軍にとっての傘であり、破られてはならないもの

 

しかし、傘に小さくとも穴が出来てしまえば、最早その役目を果たす事は叶わない

ザフトにとって画期的であったディンであったが、地球側からすると然程にそう見えなかった為好んで鹵獲される事はなかった

 

「ディンを見たら即刻破壊せよ」

との各軍共通の訓示により鹵獲機は一つとしてなく、空から落下する関係上部品(ジャンク)として地球側に渡る事となり、結果資源としての価値しか見出される事はなかった

 

 

 

ザウート

 

ザフト地上軍における砲撃機

戦時中この機体は「ハズレ」とザフトと敵手である地球軍からすら揶揄される扱いを受けていた

高い砲戦能力を持つ。…だが、余りにも低過ぎる機動性故に運用が難しく「カカシ(置物)」とザフト内でも低い評価を受けていた

気持ち程度にタンク形態へ変形する事で安定性と機動性は高まるもののどうしても待ち伏せ或いは対固定目標でなくば運用は難しいものだったのである

 

…ところが、戦後復興において同機は武装をオミットし、それを重機として換装するなり各軍は勿論、各地において引っ張りだことなる

背負い式の砲塔の代わりにクレーンを

腕部は交換式とする事により広範な作業を行なえる

更に排土板をキャタビラ前後に追加する事により、動線の確保や整地に役立つ

加えてザフト製のMSは地球軍のそれと異なりOSにおいて複雑化されている事から自然とコーディネーター専用機として運用せざるを得ない

 

 

地球、プラント間の武力衝突により生じてしまったナチュラルとコーディネーター間の溝。プラント理事国政府などの尽力により『地球市民』

と『プラント市民』の対立構造へと人々の意識を変化させていったが、やはり旧ジブリール閥などの負の遺産もあって完全な関係改善へと至っていない

故にこそ、アーヴィングやアズラエルを始めとした元ロゴスメンバーはこれを奇貨とするべく動く

カズイはこう言った

 

「壊したのがコーディネーター(プラント市民軍)であれば、その復興に真摯に向き合う事で少しずつでも関係修復が出来るのではないか?」

加えてその巨大さから有事の際には抑止力としての効果も期待できる。地球軍のMSは性能もさる事ながら、最初から『純軍事用』として開発、設計されている事もあり、民間への転用が困難

何せ鹵獲や盗難防止のシステムをストライクダガーは組み込まれており、一定期間友軍機或いは友軍艦艇と離れている場合自爆する事になっていた

このシステムはかなり深い部分に埋め込まれており、それを解除するよりも別の機体を用意した方が早い

そう言われる程システムの中枢に位置しているブラックボックス

 

 

なので、その辺りが杜撰極まる旧ザフト製MSであり、しかも砲戦機というかなり使い勝手の宜しく無かった本機だが、戦後復興に伴いその需要は急速に、…いや爆発的に増加

「大規模現場にはザウートを!」と建設業界では言われる程の需要と支持を獲得する事となる

唯一ザフト製MSでありながら、戦後生産が続けられた機体でもあったり

 

余談ではあるが、民家解体や狭矮な出入り口などの現場においては旧来の建設重機かやはり必要とされた為に建設重機業界においてザウートと建設重機は共存する事が出来た。更に建設業界という高い身体能力を活用できる業界においてはコーディネーターの需要は高まる事となり、地球軍を除隊したコーディネーターの多くは建設業界へと転職する事となっていたりする

 

 

ザウート「Vやねん!」

 

 

 

バクゥ

 

ザフト地上軍における高機動型『四足』MS

MSの定義が壊れそうな本機であったが、そもそもMSの大半がバッテリー機であった事から活動範囲はそこまで広くない上に「何処で使えと?」と顔を引き攣らせてしまう余計な(・・・)高機動性

アフリカ統一機構はVTOL戦闘機や重要拠点についてはストライクダガーを採用。需要はなかった

アフリカ共同体や大洋州連合はその広大な領土からバクゥを必要との声も挙がってはいたのだが、彼等は『親プラント国家』だった

故にそんな国家が旧ザフトの機体、しかも明らかに侵攻用と受け取られかねないバクゥの導入を推進すればどの様な事態を引き起こすか?との懸念から導入される事はなく、鹵獲された本機は解析に回された後全てが資源となった

 

 

 

グーン、ゾノ

 

ザフト水中艦隊を支えた屋台骨。海中という捕捉の難しい所に潜伏している事から終戦宣言が為されてからも一部の部隊は独自の判断で反連合運動を継続。前述の海鳥の需要が無くならなかった理由となる

なお、両機と母艦であるボズゴロフ級の殆どは解析に回される事なく、新たな任務(漁礁)として役割を果たす事となっている

 

 

 

 

ストライクダガー

 

地球軍初の量産型MSであり、カスタム機を含め20年以上の長きに渡って運用された『最良の』量産機

生産数は多かったものの、戦後を見据えた計画生産により過剰な生産は行なわれなかった

これは偏に大西洋連邦軍司令部所属ウィリアム・サザーランド大佐(当時)と宇宙軍のドゥエィン・ハルバートン中将(当時)、ムルタ・アズラエルを始めとしたロゴスが中心となって戦後の軍縮を意識した生産体制を作り上げた為である

前述した様に盗難防止策や(ザフト製MSに比べて比較的)扱い易い操縦性にパイロット保護を意識した防御力。高い整備性に簡易な機構。更に追加で製作された換装システムを受け入れるだけの余裕

 

「量産機とは斯くあるべし」

と軍事評論家などから称賛される事となる

が、ザフト製のそれと比べると民間への転用は困難であった為、戦後各地において警察などにも一部払い下げられる事となり、『ヘリオポリスⅡ事変』においての早期解決に寄与する事となる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

----

 

 

世間から隔離されたとあるコロニー

 

 

そこでは待ち望まれていた収穫が行なわれていた

 

 

「こうして何かを育てるというのも良いものなのですね」

 

「まぁ私達ってどうしても立場が立場だったものね

こう言った事とは無縁なのは仕方ないのでしょうけど」

 

「…ですが、その割には」

 

 

桃色の姫と赤い戦乙女は収穫を終え、2人でのんびりと話をしていた

彼女達は所謂『上流階級』と呼ばれてもおかしくない地位に親が就いていた事もあってか、文字通り『土に塗れる』などと言う事とは無縁であった

…まぁ、特に桃色の姫の場合はその様な事に従事する人間は本当に極一部の人間であった事から仕方のない事であると言えなくもなかったりするのだが

 

 

「全く。いつも言っていると思うが、勢いに任せてしまうと言うのは好ましい事ではないのだぞ?」

 

「…何の為に区画してると思ってるんだが」

 

「…ううう」

黒髪の女性と冴えない男子につめられている金色の獅子姫

 

 

「またやり直しかよ、ったく」

 

「学ばない人だよね、ホント」

 

「まぁまぁ。またやり直せば良いじゃないですか」

その様子を少し不満そうに見守るのは紅き瞳を持つ少年とその妹

宥めるは若草色の髪をした少年

 

 

なお、その背後には農業用にカスタムされたザウートと土落としの機能を今まさに全力発揮している『真パンジャン』の姿があった

 

若草色の髪をした女性はこの奇怪な光景にも変わる事のない笑顔を浮かべている

 

 

 

武器が人を傷付けるのではない

人の意思こそが人を傷付けるのだろう

 

 

世情から隔離された穏やかな世界の中、彼等はやっと得た平穏を享受していた

 




生存してしまったので公開します

突発アンケート 本作設定の完全なお遊び回いります?

  • いる
  • いらん
  • それより本編でしょう?
  • ifstory補完しろよ
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