暗澹たる戦場に旭光を 作:Zanna di Liquirizia
――また殴られちゃったっぽい
――いつもわたしが不甲斐ないから
――いつか、提督さんにも褒められたいっぽい
――だから
――いっぱい頑張るっぽい!
―――って張り切ってたけど、提督は資源の無駄だとか言ってたっぽい
――なんでかって聞いても道具風情が――とか言っててよくわんなかったったっぽい
―――そういえば……
―――時雨が脱柵計画……?とかなんとか言ってて、この鎮守府から逃げ出すっぽい
――このことは、くれぐれも他言無用とかなんとか、
――夕立たちだけの秘密らしいっぽい
――鎮守府から逃げ出せたら、誰かに泊めてもらうらしいけど……
――夕立たちを受け入れてくれるか、ちょっと心配っぽい
―――って言ってたら……
―――白露たちとはぐれちゃった……
途中までは追手もいなくて、脱柵計画も順調に進んでたっぽい。
でも、いつからか憲兵さんたちに尾行されていたようで、ちょっとゆっくりしようとして座り込んだ瞬間に、怒鳴り込んできて――この表現の仕方が合ってるかは分からないけど――慌てて逃げ出したせいで、みんな散り散りになっちゃったっぽい。
それに、今は二人の憲兵は近くにいるし、どっかに行ってくれるまで隠れているしか……って、マズイっ、こっちに来ちゃったっぽい!
「……おいおい、そんな古典的なところにいるわけ無いだろう?」
……古典的って、そんなこと言われても困るっぽい!
それよりも、もう一人の憲兵さんも、もっと言ってやるっぽい!
「だがよ、本当に居てそれで逃げられちまったら俺達の責任だぜ?…そうなっちゃ、俺達は軍籍剥奪だ。だから、念には念を入れて探さねぇと……な?」
――えーと……説得は失敗っぽい?
「……まあ、理に適ってはいるが、ここまでやるほどなのか?……そもそも、横須賀第三鎮守府の提督の命令だからといっても、生死を問わずに連れてこいだなんて、目的はあんな小さい子供だぞ」
「……それを言っちまうか?…お前。……まあ、俺も同じようなことは考えてたけどよ、コレは命令だからな、遂行するしかないんだよ」
「………それは……そう、だが」
……?なんか、憲兵さんたちって、あんまり夕立たちを追いかけるのに乗り気じゃないっぽい?
「まあ良い、その茂みを探るのなら、さっさと見て他に場所に行くぞ」
―――ぇ……ま、マズイっぽい!
「……ぁ」
「あぁ?」
「……んん?」
―――っ、マズイマズイマズイ!
見つかった、見つかっちゃったっぽい!
「…………あー、どうする?…逃げるか、大人しく捕まるか」
選択肢があるってことっぽい?
なら――
「逃げさせてもらうっぽい!」
「………ほんとに居たな」
「ほんとにって、お前なぁ。……それより、これで良かったのか?」
「……良かった、ってのは?」
「お前、どうなっても知らんぞ」
「……さぁてな。だが、もし
―――痛い
―――沈んじゃう、っぽい
―――死ぬのは、イヤっぽい
……春アニメだぜイェイ!
4月8日からブルアカのアニメが始まったようですねやったぜ
無論録画しますがね
……というか、黒服の声ってそんなカンジの声なんですね
あと宇宙戦艦ヤマト 2209? 新たなる旅立ち――とかなんとかで、新しく?放送されるようですね!