せっかく川辺にいることだから魚が食べたい。
そう思いながら釣りをしているわたしです。
カニ食べましたよ!って街の人に報告したら特徴からクラブって名前のモンスターだったらしい。いいお出汁が出てきて美味しかった。殻はまだ残してるからスープとかにして消費していこう。
おっ、ヒット!
川魚というか湖だから釣れないかなって思ってたんだけど、おっきめの魚が釣れたからラッキーだ。
──バスラオの煮付け(2人分)
魚……人数分
ごぼう……半分
しいたけ…2枚
小松菜……1/4株
煮汁
水……400ml
酒……200
醤油…100
みりん100
砂糖…大さじ4
しょうが2片
「鱗、大変だな」
まずは釣れた魚の鱗を取っていく。緑の鱗とは珍しい。ホントはお刺身とかにしたかったけど、異世界最初の魚だからここは無難に煮付けで行こう。
エラに包丁を引っ掛けて外し、隠し包丁で腹を開けて内臓を出して水洗いする。表になる方に、2本筋を入れる。
80度のお湯をかけて、霜降りし、よく水気を切っておく。
霜降りというのは、ザルの上に魚を置いて上に熱湯をかけること。魚の表面のヌメリ取りだったりに使えるから、これ豆知識ね。
ごぼうは長さ4cmくらいなんだけど、ここのごぼうはちょっと太いから縦半分に割って合計八切れ分くらい用意しておくんで大丈夫かな。
椎茸の石づきって一番下の固いところを取って、しょうがは一片薄切りにしておき、もう一片は針生姜にして水に浸けておく。小松菜は茹でて3センチくらいに切っておいて、付け合せの野菜の準備終わり。
「お米炊いとかなきゃね」
お米が炊けるのを片目で見ながら鍋に魚を入れ、重ならないように並べると、先程切った野菜たちを入れ、煮汁を加えて火にかける。
ちなみに脂の乗り方で煮汁の分量や量自体を変えると魚に合わせた煮物ができるよ。
「骨は硬そうだから一匹まるっと煮込むんじゃなくて三枚おろしにして正解だったね。丸ごとは多分火が通らないよ」
煮る時はアルミホイルとかで落し蓋をするといい感じ、途中で灰汁を取るのも忘れずに。
煮汁が3分の1くらいになったら、お玉ですくって魚にかけながらどんどん煮詰めていくよ。
この時点でめちゃくちゃいい匂いがする。
皮が緑だから食欲が減退するかなって思ったんだけど、野菜の煮物の色と思えば、お腹が減ってきた。
ツヤがいい感じに出てきたら盛り付けて。一緒に炊いた野菜も盛り付ける。水を切った千切りの生姜を乗せて。
──いただきます!
「うーん、人類が外来種に淘汰されたって感じの味」
現実世界の君たち。煮付けは金目鯛とか赤魚をおすすめします。
バスラオ調べてびっくりしたんですけどめちゃくちゃでかいですね。人間の腰くらいある……主人公の胃袋は謎。そんな大型を普通に釣り上げるな。
バスラオ有識者さん教えてください。名前からブラックバスの部類だと思ったんですが川魚ですか?湖ですか?海ですか?