ポケモンを美味しく食べよう   作:恋音

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ラッキーのカスタードタルト

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 カスタードクリームが余った。それも大量に。

 美味しい。本当に美味しかった。濃厚な卵黄とほんのり甘さのあるフルーツみたいな爽やかさが本当に美味しかった。

 

 そういえばこの異世界に来て早々ピカチュウを食べたけど、その近くで白と赤で出来たボールを拾ってたんだよね。

 異世界と言えばなんだと思いますか?

 

 そう、アイテムボックスです。

 

 色々試して見た結果、生きてた食材なら入れれたのでアイテムボールと化している。神様がくれたのかな。ワンタッチ調理台と同じくらい便利!

 じゃがいもとか玉ねぎとか、あと調理済みの物が入らなかったのはちょっと限定的すぎて不便だけど。

 そこのとこ何とかしてください。

 

 ポケットに入るサイズのボールだから持ち運び便利だな〜。リュックとかにつけてもいいかも。

 

 

 そういえばこのラッキーの卵超優秀。濃厚で美味しいし量も多いし。ラッキーってどんな動物なんだろうなー。って想像しながら今日の料理を考えていた。

 

「ラキ?ラキラッキー?」

 

 ピンクの丸い球体みたいな柔らかそうなモンスターが現れた。カンガルーみたいなお腹のポケットが4次元にまで繋がっていそう。

 

「ふむ」

 

 

 

──ラッキーのカスタードタルト(1ホール)

 

無塩バター……50g

砂糖……………50g

卵黄……………1個分

薄力粉…………100g

 

「しまった、これお肉じゃなくて甘いやつだ」

 

 未知の食材だからと味見をしてびっくり。この生物はフルーツのような味がした。異世界の謎だ。

 

 味はモモに近い感じかなぁ。未知。

 

 

 というわけでタルト生地を作ります。

 バターを常温に戻し、ボウルにバターを入れてなめらかになるまでかき混ぜる。

 ヘラでもいいけど泡立て器が手っ取り早いからおすすめ。

 

 砂糖を加えて白っぽくなり、ふんわりとするまで混ぜ、更に卵黄を加えて混ぜる。

 

 薄力粉をふるい入れて粉気がなくなるまでさっくりと混ぜ、出来上がった生地を冷蔵庫で1時間程休ませる。

 

「それにしても動物性の生物からフルーツみたいな食材が手に入るなんて……」

 

 冷やした生地を敷く前に、タルト型にバターを塗って小麦粉も軽くふりかけておく。この作業は焼いた後に綺麗に取れるようにするためのもの。

 サボったら泣きを見ることになる。

 

 かたにあわせて生地を伸ばし、熱凝縮対策で生地に穴を開ける。フォークでぷすぷすと全体的に穴を開けていく。

 この作業好きです。

 

 170℃に予熱したオーブンで15分程焼いていく。

 焼き終わるとところどころ膨らんでしまうから、膨らんだ部分をスプーンで押して形を整えて生地はOK。

 

「盛りつけの前に粗熱とっとかなきゃまずいよね」

 

 

 粗熱がある程度取れたら前回作ったカスタードクリームを塗り広げ、上にモモもどきモンスターを飾り切りして粉砂糖を振りかけて〜。

 スイーツは時間がかかるけど、やっぱりテンションが上がるよね!

 

 

──いただきます!

 

 

 

 

「何故か親子丼を食べている気分になる味」




神様は正しいポケモンボールの使い方を教えなかったのが最大の敗因だと思います。やっぱりポケモンボールに調理台しまいたかったよ。

ところで感想欄にバスラオ有識者がいてとてもにっこりしちゃった。きっと今回調理したのは赤筋のバスラオ。

あの、あの、僕はポケモンを今度する人間。あの、ち、チリちゃん、チリちゃんに既に狂わされてる人間。タレ目、釣り眉、関西弁、細身、かっこよ、ええ子。それだけの情報でも狂わされてるのに性別聞いて発狂しました。はやく、はやくしたい。
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