《ゴジラ×僕のヒーローアカデミア 前編》
あれから随分と時が経った。
あの時なんとか第5形態になって難を逃れた。
現在、俺は何処とも分からない深い山奥の洞窟の中にいる。
何故俺がこんな山奥にいるのかと言うと、エネルギーチャージだ。
理由は……………まあ言わんでも分かるでしょ。
俺は負け……………てねえし。
別に負けてねえし。
俺の自我がない時だったから俺の意思じゃねえし。
ノーカンだ。ノーカン。
え?じゃあ今行けって?
……………………………(プイッ)
ま、まあ今は充電中ってことでやることないし寝ますか。
じゃあ、何年か後にお会いしましょう。
それではお休み…………痛っ!!
うん?岩が落ちて来た?
ん?何か落ちて……………
「キャアアアアアアアア!!!!」
ぐぁ!!
目が、目に当たった!!!
「GRAAAAAAAAAAR」(痛えじゃねえかこの野郎!!!)
どらっしゃあいいいいいいい!!!!
あれか?俺の眠りを邪魔した奴らは…………
………なんかムカついて来た。
眠りを妨げたのもそうだけど、どこかの誰かが「ゴジラなのに日和ってるんの?www」って言ってそうだから。
別にビビッてねえし。
そんじゃ、目覚めの一発かましてやるわ!!!
食らえ!!必殺!!
放・射・熱・線!!!
ふぅ―……放射熱線威力よし。
とりあえずどこに向かえばいいのか分からんがとにかく前進!!!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2XXX年。群馬県。
ゴジラと思わしき巨大不明生物を確認。
事態を確認した政府はすぐさま「巨大不明生物対策法」に基づき、対処を行おうとするが時期が悪かった。
10年前に突如として”異能”を宿す赤子が次々と生まれて来たのだ。
そして異能所持者による犯罪”異能犯罪”が年を重ねる事に増えており、政府は重い腰を上げ自衛隊の派遣を発表。
これにより本来基地にいるはずの自衛隊がおらず、対応が遅れてしまった。
しかも、SNSの普及により巨大不明生物の画像が全国に広がり、我先と避難所に殺到。
さらに加えてこの緊急事態に乗じて各地で窃盗事件が発生。
人員が足らず、この時の為に作られた「巨大不明生物対策法」は全くの意味をなさなかった。
そのまま何の対策もすることが出来ずにゴジラは埼玉県に侵入した。
埼玉県。
ゴジラと思わしき巨大不明生物の出現から数時間後。
政府は熊谷から侵入したゴジラに対して「巨大不明生物対策法」に則り、川口市を最終防衛線にして鴻巣市、上尾市、大宮区、浦和市を主戦場として「対ゴジラ防衛戦線」を設置。
陸と空から投入できる全ての火力を持って挑むも傷一つ付けることができずに戦線崩壊。
過去の資料を基にした作戦にも関わらず都心の侵入を許し、ゴジラは北区に侵入。
最終防衛線であった川口市はゴジラの放射熱線により壊滅的な被害にあった。
東京都。
北区から侵入したゴジラを迎え撃つために準備していた自衛隊の目の前に現れたのは”光の赤子”率いる異能集団であった。
異能集団はすぐさまゴジラに向かって攻撃を開始するが傷一つ付けることできずにいたが、突如ゴジラは進路を変えてお台場方面に向かい、東京湾へ姿を消す。
一連の行動による被害は1000万人以上の死傷者を出してしまう。
これに伴い、政府は先のゴジラ出現の際の異能集団の対応を見て、人の手には負えない被害を抑える為に「ヒーロー」という名の職業を発表。
この日を境に「架空」は、「現実」になった。
《ゴジラ×僕のヒーローアカデミア 後編》
久方ぶりに暴れたあの時から100年ぐらいは経過していると思う。
現在、俺は何処とも分からない深い山奥の洞窟の中にいる。
また?って思うかもしれないけど、この山が居心地がいいねん。
にしてもまさか人が火とかレーザー出して来るとは思わんかった。
あれ未来の兵器とかじゃないもんな。
だって人の手から出て来たんだぜ。
超能力ってやつだろ。
人類も進化したな~。
とりあえずやることないし寝ますか。
ドッカンガッシャンバッコンガガガガッバキッドッコンベキバキボキキィーンゴンガタンッ!!!!!!!!!
ピキピキ
ドッカンガッシャンバッコンガガガガッバキッドッコンベキバキボキキィーンゴンガタンッドッカンガッシャンバッコンガガガガッバキッドッコンベキバキボキキィーンゴンガタンッ!!!!!!!!!
ピキピキピキピキ
ドッカンガッシャンバッコンガガガガッバキッドッコンベキバキボキキィーンゴンガタンッドッカンガッシャンバッコンガガガガッバキッドッコンベキバキボキキィーンゴンガタンッドッカンガッシャンバッコンガガガガッバキッドッコンベキバキボキキィーンゴンガタンッドッカンガッシャンバッコンガガガガッバキッドッコンベキバキボキキィーンゴンガタンッ!!!!!!!!!
プッチ――ン
だああああああああああ!!!!!!
「GRAAAAAAAAAAR」(ご近所迷惑だろこの野郎!!!!!)
……ってなんだこりゃ?
人間の何倍ものある巨体の岩みたいな男にピチピチスーツを着た女…………………………ああああああああああ!!!
その見た目、まさかMt.レディ!?
まさか俺の転生した世界ってヒロアカ!!!
せめて転生するなら原作間近にしてくれよ!!!
例え二次元の世界だとしても恐竜がいる時代に転生したら意味ないって!!
まあそんなことはどうでもいい。
俺の眠りを邪魔した奴は何処のどいつだ?
ブチ殺したる!!!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
群訝山荘。
「若返る程、抑えが利かなくなる感じだ」
組み合わせた個性を放とうとした瞬間―――
GRAAAAAAAAAAR
地面から突如として巨大不明生物が出現。
「貴様はまさか―――
『ゴジラです!!!地面からゴジラが突如出現しました!!!』
ヘリコプターに乗っている女性がその巨大不明生物の名を言う。
”ゴジラ”
日本に3度も壊滅的な被害を与え、「ヒーロー」という職業を生み出す要因となった原初のヴィラン。
日本に3度も壊滅的な被害を与えたことから「破壊神」、3度目の出現の際にゴジラが出現した場所では異形型の個性持ちが差別を受け山に捨ていたという言い伝えから異形型の怒りの体現者「異形の王」の2つの異名を持つ。
「まさか君がここにいるとは思わなかったよゴジラ。あの後、どれだけ探しても見つからなかったから死んだのかと思ったけど生きているとは…………まあいい、君にも死んでほしいと思ってたからちょうどいい。ヒーロー共々死んでもらうよ」
オール・フォー・ワンはそう言い、腕に組み合わせた個性を放つ。
ゴジラもそれに合わせるかのように背びれが青白く発光する。
「ッッッ!??皆逃げろ!!!
プロヒーローの1人がゴジラを見て叫ぶ。
ゴジラが何をするのか知っているからだ。
それはこの場にいる者すべてがそうだ。
何故なら歴史を学ぶ上でゴジラの存在は欠かせない。教科書に載るほどだ。
オール・フォー・ワンが放つ個性とゴジラが放つ放射熱線がぶつかり合う。
押し合いになると思いきやゴジラの放射熱線がオール・フォー・ワンを吹き飛ばす。
「!!!!!ぐぅっここまでの威力とは……………」
オール・フォー・ワンを吹き飛ばた放射熱線の着弾地点からは巨大な黒いキノコ雲が現れる。
GRAAAAAAAAAAR
放射熱線を放ったゴジラが雄たけびをあげる。
「これが破壊神かよ……………」
余りにもの威力に絶望する。
もしこの場に全盛期のオールマイトとアメリカ合衆国のNo.1のプロヒーロースターアンドストライプがいたら勝てるだろうか。
ゴジラに出会う前なら2人を選んでいたが、今なら分かる。
誰もがそんなことを思う中、ゴジラがヒーローたちの方に視線を向ける。
ヒーローたちは考える。
ゴジラは味方なのか、もしくは敵なのかを………………
本作ネタバレ
《目覚め編&モンスターバース編》
前世の記憶あり。見た目モンスターバースのゴジラ。
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《ゴジラ-1.0編 》
前世の記憶あやふや。肉体の再生と破壊を繰り返したことで見た目はゴジラ-1.0 のゴジラ。
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《シン・ゴジラ編》
前世の記憶なし。本能のまま生きている。一から体を作り出したため見た目はシン・ゴジラのゴジラ。
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《ゴジラ×僕のヒーローアカデミア 前編》
前世の記憶あり。見た目はモンスターバース、ゴジラ-1.0、シン・ゴジラのいい所を全て合わせた感じ。時期は「超常黎明期」。まだ、ヒロアカ世界に転生していることに気がついていない。
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《ゴジラ×僕のヒーローアカデミア 後編》
前世の記憶あり。見た目は前編と一緒。時期は最終決戦。長い間ゴジラとして生きていたため人間としての考えは失っている。
前編でゴジラと戦っていたのはオール・フォー・ワンです。
オール・フォー・ワンがゴジラを見つけられなかった理由はオール・フォー・ワンが探していた時期、太平洋の海底深くにいたためです。(モンスターバースのゴジラの住処的な場所を想像してください。)ぶっちゃけ運が悪いだけです。
できればでいいので評価お願いします。