呪いと俺と仲間達   作:馬鹿なアホ

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「……何をしているの?」

 

「え??」

 

突然背後から声をかけられ振り向き確認する。

そこにはとてつもなく不気味な人がいた、甘過ぎるものを食べた時の様な胸焼けを起こす様な空気を感じた。

 

「!!吸収呪法《吸》反転《放》!!」

 

敵襲だと思い咄嗟に先輩達を守る為に《吸》で囲い守りの体制を作り《放》でその囲った《吸》を勢いよく飛ばす

 

「!!!」

 

「ッッ!!」

 

「!!?」

 

咄嗟の事で先輩達も驚いていだが、何か伝えようとしている様に見えたが今はそれどころではない。

この呪力量、この気配、間違いない、特級だ

 

「何してるって聞いてるんだよ!」

 

「!!何ってあんたから守ってるんだよ」

 

先輩達を逃す為に飛ばした後、目の前の相手は怒鳴り声をあげていた。

それに対して慎重になりながらも自分も返答を返す

 

「僕の友達に何をした?

答えろ」

 

言葉が…空気が重い!!

そう俺は感じていた、咽返す様な呪力が周囲を漂っている、正直五条先生よりも不気味だ、得体が知れない上に恐らくだが、相手自身何かに呪われている。

この呪力量が呪われていることに関係しているかは分からないが今はこの状況をどうにかしなくてはならない。

下手したら学校の方まで被害が入ってしまう可能性がある。

 

「…まずあんたは一体誰だ?

何故あの人達を友達だと発言した?」

 

「それは僕の友達だからだよ」

 

??

あれ?何か話噛み合わないんだが?

これなんかおかしくね?

 

「…えっと?友達ってせ「りかちゃん、少しだけ力を貸して」んんん???」

 

おっと???おっとと??

これやばくね?えっと要するにこの人って先輩達の友達?でもこの気配完璧呪いやん、絶対特級相当に呪われてますやん。

やっば、わけわからなくなってきた、先輩達がなんか言おうとしてたのってもしかして敵じゃないって事を言おうとしてた感じかな?

そしたら俺めっちゃやばいことしてねぇ?

だって側から見たら3対1で戦って相手を負かした謎の相手、それが自分の友達を謎の呪術で囲い遠くにぶっ飛ばした。

 

「うん、俺悪役やん」

 

「!!!やっぱりお前は呪詛師か!!」

 

「?!あ、違う!あ、違います!ごめんなさいつい考えた事をそのまま口に出しちゃっ「お前の話なんか聞くか!!僕の友達をどこにやった!答えろ!さもなくばお前を殺す!」

あー、えっと多分あっちの方だと思います」

 

やっべ!!!まじやっべ!!激おこやん!!

どうしよう、マジで殺されそうなんですけど!

マジでどうしよう!

 

「そうやって適当言って逃げる気だな?

そうはさせない、お前は僕の敵だ」

 

「あ!違うんですって!マジで話聞いてください!!これ誤解があります!」

 

「だまれ!!

僕の大切な友達を!やっと出来た友達を!!

返せ!!」

 

あーーー、話通じねぇ〜〜!!!

こういうのが一番だるいんだって!!

話し合いをする意思があるんだから応じろよ!

あー、イライラしてきた。

大体模擬戦してただけなのに何でこんなに俺が悪いみたいな言い方されなきゃならないの?

 

「…あのさ、もう少しコミュニケーション取ろうとは思わないわけ?

流石に話も聞かずにギャアギャア騒がれたらこっちもカチンと来るんだけど?」

 

「……何入ってるんだよ、じゃあ何で皆んなを飛ばしたんだ?

あんな勢いで飛ばしたら軽い怪我だけじゃ済まないだろ?」

 

「だーかーらー!!!

あんたが呪詛師だと思ったの!」

 

「呪詛師はお前だ!」

 

いきなり刀を抜き振りかざしてきた。

 

「あ!!ぶね!!

おい!話聞けっつってんだろ!」

 

「りかちゃん!」

 

相手が呼びかけると不気味な白い手が現れて俺に拳を振りかざしてきた。

 

「?!術式反転《放》!!」

 

咄嗟に《放》で空気を放って吹き飛ばすが相手には全く聞いている様子がなかった。

 

『いたいいいいいい!!!!!!」

 

「?!」

 

「まって!りかちゃん!!」

 

悲鳴じみた声を上げながら顕現したそれは化け物じみた外見をした白い何かだった、ただ驚くべきはそこではない。

 

「なんだよ!!!このバケモンの呪力量!!!

こんなの確実に特級だろ!!何で先生はこいつをどうにかしないんだよ!!」

 

「止まって!りかちゃん!」

 

『おまええええ!!!!嫌いいいいい!!!』

 

大きく鋭い爪を有した手のひらが俺めがけて振り下ろされる、それを回避するが相手は攻撃の手を緩めるつもりはないらしくすぐに俺を追いかけてきた

 

「吸収呪法《吸》×15!!《操》!!」

 

このままじゃやばい気がするな、取り敢えず呪力を吸収して弱体化を狙うか、それにさっきのあいつ今はあの『りか』とかいうやつを止めようと必死だから放置でいいかも知れないけど今なら話ができるかもな、、

 

「おい!

あんた先輩達の何だ!!」

 

「!!」

 

俺の一際大きい声に反応した後、少し俯き顔を上げて一声あげた

 

「友達だよ!!」

 

「……あんたを信じるよ!

まずこいつどうにかしてくんね!!

めっちゃくちゃ攻撃してきててやばいんだけど!!!」

 

『アアイアアアアアアアアアアア』

 

怒涛の攻撃を《吸》をの吸収を応用して回避しているが回避した場所がメチャクチャになっている、このままだと取り返しがつかないと考えた秀治は驚きの手段に出る

 

「待った!!!!!!」

 

「?!」

 

『あぁ???』

 

何と待ったをかけたのである、普通なら頭がおかしいと思われてしまうが秀治は見抜いていた。

本来呪霊に意思なんてものわない、だが相手はハッキリと言語を話しあいつの言葉に反応して力を貸したりなどのコミュニケーションが取れていた、なら俺の言葉も少しはわかるはずだとふんだのである

 

「…これ以上暴れたら……」

 

やっば、何も考えてなかった、取り敢えず適当に言っとけばめ何とかなるか?

 

「これ以上暴れたらあいつに嫌われるぞ!」

 

そう言いながら白い服を着た人を指差す。

指した先にいた人物を見た化け物は途端に大人しくなり目が無いはずなのに頭から大量の水を出し始めていた

 

『アアイアアアアアアアアアアア!!

嫌いにならないでキライニナラナイデ!

ごめんなさいゴメンナサイゴメンナサイ!!!!!!』

 

「「」」

 

もはや絶句である。

ここまでとは思ってみなかったが、どうやらあの人も驚いている様だった。

 

「えっと、、、あの、これどうしましょうか?」

 

「え?!そんなこと僕に言われても……こんな状態になったの初めてでどうしたらいいのか」

 

いきなり現れた人物に呪詛師扱いされて、バケモン現れて軽い戦闘して、その後にバケモン泣かせて、、何だこりゃ

 

「取り敢えず、慰めてみるのはどうですかね?

ほら、嫌われるぞってところに反応して泣き出しましたし、嫌いにならないよって言いながら慰めてみればいいんじゃないですかね?」

 

「う、うん!

やってみるよ!」

 

もはや先ほどのまでの殺伐とした雰囲気などなくなりお互いに協力してどうやって泣き止ませるのかの話し合いをする中になってしまっていた。

 

「やっほー!!!

??????これまたどうゆう状況?」

 

「げ!」

 

「あ、先生!」

 

このタイミングで一番厄介そうな人が来てしまった。

 

「てかなんでりかが全部出てるの?

てかなんで泣いてるの?」

 

現状を見てすぐに疑問を口にする五条悟、当たり前だ、彼、乙骨にこの前りかを出すなと言ったばかりなのに何故かりかが出ていて泣いている状況、訳がわからないのである。

 

「りかちゃん、大丈夫だよ、僕がりかちゃんを嫌いになる訳ないじゃないか、だから泣き止んで、僕りかちゃんの笑顔が好きなんだ」

 

そう言いながら泣き続けているりかの頭に優しく手を置き撫で始める乙骨先輩、そう言われて涙を止めて縋る様に本当?本当??という言葉を繰り返すりか。

側から見ればまるで主人に捨てないでと泣きついているペットの様に見えてしまう。

 

「うん!本当だよ、だから今はゆっくり休んで、また危なくなったら呼ぶから大人しくしててね」

 

『ウン、ユウタ大好きだよ』

 

そう言いながら乙骨の足元にすーーっと姿を消したりか、残る3人だけの状況。

五条による事情聴取を受ける2人だったが、勿論怒られた、でも2人はここで学んだ、知らない人だからと言って敵だと認識してはいけないんだという事を。

勿論この事は上に報告されていたが、りかのコントロールが上手くいきそうと言うことにして無理矢理話を終わらせてきた〜とあっけらかんに話す五条悟が目撃されたとかしないとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へぇ、彼いいねぇ、それにあの呪霊。

フフフ、是非とも欲しいねぇ」

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