呪いと俺と仲間達   作:馬鹿なアホ

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間違ってたらめんご


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9月が終わる頃、秀治は1人日本全国を飛び回っていた。

それはある日気付いた事を五条に報告したからである。

その言葉とは、

『俺の吸収呪法《吸》、呪霊が湧きやすいところに設置しておけば、発生しにくく出来るんじゃないですか?』

である。

その言葉を聞き五条はすぐ様上に報告・提案をしたのである。

「彼はもう呪術師の中ではレベルは一級を遥かに越えてます。

今回彼に任務を与えてみてはいかがですか?」

というものである。

結果呪霊事態の発生を抑制できる唯一の策として、発生しやすい場所に《吸》を設置する任務が俺に与えられた。

ただ、規模が規模なので特にやばいところに向かわされることになった、勿論報酬も豊富になって入るがその分危険も跳ね上がっている。

 

「……さっぶ!!!!」ズビ

 

秀治が今いるのは北海道、千歳空港である。

夏場少し過ぎだが、まだ夏ということで薄着で来ているのだが、日が沈んでから一気に気温が下がり何気に寒いのである。

 

「え、まって、さっむ、寒いよぉ〜」

 

両手で体をさすっている姿はまるで冬場の猿のようである。

学校などは連絡をしており、もはや行っていないのである。

周りからしたら親が事故死をしてしまい塞ぎ込んでいると思われているかもしれないが、今の状況は秀治にとって、とても楽なのである。

 

「…もしもし、千歳空港着きました、迎えの人ってどこにいますか?」

 

電話をかけているのは窓の呪術師、これも歴とした任務にあたるのでちゃんと窓の人と接触をして、情報があるのであれば確認、その後行かなくてはならない任務地に誘導・または送迎してもらう必要があるのだ。

その後数分で合流出来て、日が暮れて遅くなってしまったので明日の朝目的地に出発する流れになった。

ついでに服を買った、風邪を引くかもしれないので。

 

日本全国、特に呪いが発生しやすい場所。

幽霊屋敷や噂話、昔の亡霊達による被害により呪霊が沸いてしまう。

今回行く場所は、北海道でも特に有名な

《常紋トンネル》である。

何でも昔の日本で奴隷にした国外の人間を使い作らせたトンネルだという。

だか、その仕事内容は過酷としか言えない様な酷いもので、死者が出るのが当たり前だったと聞いている。

その死んでしまった人達をトンネルに穴を掘り、その穴に埋めながらトンネルを掘り続けた結果出来たのが常紋トンネルである。

今もなお、成仏できない魂はあの薄暗いトンネルの中で恨みを持ちながら人間を呪い続けているという話である。

 

「〜〜〜、、、〜〜???〜〜〜、、では、失礼します。」

 

「ありがとうございます。」

 

常紋トンネルの行き方は簡単である。

電車に乗り向かうだけ、トンネルを抜けると観光地があると聞くが今回は任務なので行くことはない。

行くのは任務を完了させ、帰る為の電車を待つ為に向かう時だけである。

駅員の人に上の人と会話をさせてもらい、途中下車を特別にさせてもらうことになったのだが、どうも駅員さんの2人のうち1人が怯えており気になったので話を聞くことにした秀治は話の内容を聴き、一筋縄では行かない様だと考えていた。

 

「…実は俺まだなりたてなんです。」

 

「駅員になるのって大変なんですよね?

凄いことじゃないですか?

なのに何でそんなに怯えているんですか?」

 

そうすると駅員は身体をガタガタと震えさせて一言

 

「…み、見たんだよ…扉に着いた、ガラス窓の外から、黒い何かが歩いてるのが!!」

 

「!!

…その《黒い何か》ってどんなのだったかわかりますか?」

 

「分かるわけないだろ!

…ただでさえ幽霊とか苦手なのに!あんなの見ちまったら、俺は!!」

 

そう言いながら、また身体を震わせる駅員、そんな駅員を見かねた先輩の駅員が喝を入れるが、それでも弱腰で先頭にある駅員室に戻って行った。

 

「…悪いな坊主、大の大人が情けないところを見しちまって、、」

 

バツが悪そうに謝る先輩の駅員さん、だが目の下には隈が多く出来ていた、何でもこの電車を担当するのには相当気力が持っていかれる様だ。

 

「…あいつの気持ちもわかる、俺も今まで見たこともないタイプだったからなぁ、、でも、実際に見ちまったし、聞いちまってるんだ、気力も減るわな、、」

 

弱々しく話、何とか元気に振舞ってくれるが笑い声には楽しさなど微塵も感じなかった。

 

「…減るといいですね、心霊現象、、」

 

ネットでもそれなりに有名なので負の感情が向きやすいのであろう。

骸骨に両足を掴まれた。

人影が出てきて緊急停車をしたが、誰もいない。

車内に何かが入ってくるのがわかる。

極め付けは実際に骸骨が発見されているということが分かっている。

 

「…確実にいるな、これも特級クラスだな、、、

ふぅーーー!!」

 

もはや癖になってしまっている、戦闘に入る前に大きく息を吸い吐き出す仕草、だが、自然と落ち着く。

これをすると、秀治は必ず初めて任務に行った時のことを思い出す、五条が外で帰りを待ち、何かあったら助けるからといい、自分を守ってくれるという安心感。

 

「…こっちも、試作品だけどいけるだろうし、頑張りますか!」

 

手荷物は五条からもらった小太刀、憂太とりかちゃん事件の後直ぐに実験を開始、そして作られたのがこのnew小太刀である。

五条からは一級クラスだと称賛されたが、秀治からしたらまだまだだ!と感じる呪具とかしている。

そうこうしているうちに列車は目的地である、常紋トンネルに近づきつつある。

秀治の任務今から始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ニクイニクイニクイニクイニクイニクイニクニクニクニク……』

 

 

秀治の支えになる言葉をくれる人は?

  • 夏油
  • 五条
  • 家入
  • 伊地知
  • 真希
  • パンダ
  • 狗巻
  • 乙骨
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