呪いと俺と仲間達   作:馬鹿なアホ

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ヒューー!!

 

現在秀治は新宿を飛び立ち京都に向かっている

理由は明白、禪院先輩の兄弟が狙われているからだ

 

「…とことん、俺と先生から逃げるつもりか

夏油さん」

 

ポツリと寂しそうに呟いた言葉は

風の音と共に消え

秀治の虚しい想いは秀治の心を

孤独へと掻き立てた

 

 

 

京都

 

「ッッッ!!

グゥ!!ハァァァ!!」

 

現在京都は激戦を繰り広げていた。

 

「ハァッハァッ!

(どういうことだ?!

低級の呪霊もいると聞いていたのにこちらに向かってくる呪霊、全て最低でも1級は確実!!)

皆さんは団体で動いてください!

1人になったらすぐにやられます!!」

 

「「は、はい!」」

 

一級術師七海建人は今未曾有の危機に

落ちていた。

担当地区は京都であったが自分以外で一級術師は数人いるかどうか、このままでは確実に

押し負けてしまうと確信していた

 

「何でもいい!!!

あいつらの行動を牽制して下さい!!

その隙に私がトドメをさします!」

 

「自分がいきます!!

新山呪術!!自揺れ!!」

 

足止めの為に2級術師が呪霊の群れ全体を呪力による揺れを起こし止まらせた

 

「ハアアアァァ!!!

十劃呪法!瓦落瓦落!!」

 

七海による術式攻撃により呪力が空気を伝い呪霊全体に広がり大打撃を与えた

しかし、、

 

「ッッ!!

後方より更に新手の呪霊接近を確認しました!

数は…そんな、10や20の比ではありません!!!!!!

七海さん!此処はもう無理です!避難しましょう!」

 

「駄目です!!

私たちは呪術師です!

ですが貴方達は退避を、私は貴方達より腕が立つ、ですから私が新狩りを務めます。

その間に他のあいている呪術師に連絡をとって下さい!」

 

「そ、そんな!!

それだと七海さんが!!」

 

「時間がない!

早く行きなさい!!」

 

「?!

七海さん!上!!」

 

突如上空から降下して来た天狗のような呪霊に

七海愛用のナタが吹き飛ばされてしまう

 

「ぐぁぁあ!!!

はっ、しまっっ」

 

刹那世界は時間の流れをゆっくりと進めた

七海の脳内では溢れる青春時代。

 

『七海!俺たちならできるよ!!』

 

「(灰原…私もそっちに行きそうだ。

2人でゆっくりと話をしよう)」

 

死を覚悟する七海であったが呪霊の鋭い

クチバシが七海の心臓を突き刺す瞬間に現れた

 

ボゴォ!!!!

 

『ボェェェ!!!!」

 

凄まじい勢いと威力に寄って天狗は上半身と下半身を分断され面白い鳴き声と共に消滅した

 

「」

 

「はぁ!はぁ!はぁ!

ふぅーーーー!!

間に合った!!!!!!あんた!大丈夫?!

取り敢えず!無事なら京都高の人たちがいる場所教えて!!」

 

「初対面でいきなり失礼な方ですね」

 

七海建人から見た仁頼秀治の印象は遠からず

『五条さんに似ている感じでした』

というコメントがのちに広まることとなる

 

 

 

 

 

京都高

 

 

 

「ちょっと!こいつら全員強すぎるのよ!!」

 

「落ち着け!連携を乱すな!

そこをつかれたら終わりだぞ!四宮!」

 

「分かってるよ!

南西の方向!!

そこなら呪霊が居ないからそこまで引いて!!

メカ丸!援護して!」

 

「言われなくても分かっている!

『アルティメットキャノン!!!!!!』」

 

「メカ丸!!

っっ!シン・陰流簡易領域!!

抜刀!!!」

 

「?!すまないミワ!

先を急ごう!」

 

「クッソ!こんな時に東堂は何をしている!?

真衣!いくぞ!遅れるな!!」

 

「分かってるわよ!」

 

京都高のメンバーは持ち前の連携を活かして何とか呪霊を押し退けつつ戦闘を行なっていたが

相手が強く、そう長く持たないことは明白である

 

「っ?!

西宮!!避けろ!!!!!!!」

 

「??!

グァ!!何で?!一体どこから!!?」

 

「(?!天狗?

あの高さだと私じゃ威嚇射撃も出来ない!)

メカ丸!!」

 

「分かってる!!!!!!!」

 

「!?メカ丸避けて!!」

 

援護に入ろうとしたメカ丸の背後から突如巨大な目玉が現れたら

 

「っ?!

ぐぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?!!!」

 

その目玉と目が合ったメカ丸の身体はバラバラにされてその場に散らばった

 

「メカ丸!!!!

加茂先輩!!メカ丸が!!」

 

「落ち着け!!あれは傀儡だ!

メカ丸本体にダメージは無い!!

それよりも自分の身をあんじろ!!

っ?!くるぞ!!!!!!」

 

三輪の悲痛な叫びに冷酷と言われてもおかしくない返答を返す加茂。

だが、この状況ではそれが底一杯だった

 

「赤血操縦!!!

赤燐躍動!!!」

 

『助けて?助けてだスタスタスタスタスタスタ蹴て???

ゲハっげ日はハハハハハは日は母はハヒィはハハハハハ!!!!!!!』

 

『チョウ?長朝蝶ちょうちちちょう!!

ちょちょちょちょぢょぅ町長腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸腸????!!!!??腸!ちちちち腸!』

 

「ひぃ!」

 

生きたまま人間を捕食した呪霊。

その人が最後に叫んだ言葉を面白おかしく叫んでいる

同じく身体中に腸を巻き楽しそうにしている

呪霊もいた、まだ足りない

自分は呪いだと、全身全霊で伝えてくる

 

「はっはっはっ!ッッ!!

うううぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

「?!

三輪!落ち着け!!単騎行動は!!

真衣!!援ごッッ!!クッソ!!

このままでは!」

 

「かっっもくん!!!!!!

落下速度そのままで私が援護する!!」

 

「!分かった!

後ろの天狗はまかせろ!

赤血操術!鮮血!!!」

 

ちょっとした出来事で人間はすぐに崩れる。

張り詰めていた糸が切れたことによって、

ギリギリを維持していた状態が崩れた

一級呪霊がわんさかいる状態で京都高の彼ら、学生ができることといえば、少しばかりの抵抗をすること、それも長くは続かない

 

『腸腸腸…???

………?????』

 

「はぁ!はぁ!な、何?

いきなりこいつどうしたの?」

 

三輪の目の前にいた呪霊が明らかに周囲を警戒し出したのだ。

それだけではない、他の呪霊達も同様に同じ行動を取り始めたのだ

 

『か、か、かか、かかかかかかかかか!!!!』

 

『ああああいあ??あああああ!!!!』

 

呪霊が取り乱したことを瞬時に理解した加茂は他のメンバーを三輪の元に集結させ警戒体制をとった

 

「ねぇ、今のうちに逃げたほうがいいんじゃないの?!」

 

「そうですよ!今のうちならあいつらに気づかれないように退散できます!」

 

西宮と三輪が加茂に提案するが加茂はその提案を却下した

 

「いや、いまでたらめに動くのは危険だ。

それにいきなりあの行動を取り出した原因もわから…な、、い」

 

「こんばんは、この中に禪院って苗字の人居るかな?」

 

加茂が話している最中にいきなり目の前に現れた人間、話をかけられるまで加茂以外は全く気づかなかった

 

「……私、だけど」

 

謎の人物からの返答におずおずと手を

上げる真衣

 

「そっか、貴女が。

よかった!間に合って!」

 

へにゃりと笑顔で良かったと喜ぶ青年に皆んな気を取られてしまい、今が戦闘中ということを忘れてしまいそうになっていた

 

「なら、貴方達は僕が護ります。

これ以上犠牲者を出さないように、僕がこいつらを片付けましょう。」

 

 

 

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