TS貴族令嬢が魔王討伐して殺されるまでの狂軌   作:モヘンジョダロ

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利権とは即ち逆鱗

『魔族』とは異端の知識を有して産まれる存在である。その躰は【理外魔法】を効率的に運用する為に一世代の内に進化する。それこそ、数年も猶予があれば知識を再現した生体器官を拙いながらも増設出来る程度には

 

正に人という枠組みから逸脱した魔。貴族が研究や発展の蓄積によって順当に強くなり続けるのならば、魔族とは一個体で一つの種を構成して進化し続ける怪物だ

 

知識を次に繋ぐ事も、魔族同士で団結する事も、今まで一度として確認された事のない異形の生態系統。より優れた脳を喰らい、自己を高みへ導こうとする不倶戴天の人類種の天敵

 

 

 

喉が裂かんばかりに絶叫して、その双翼を震わせる『魔族』を討つべくレイピアを構える。先程までの妹との会話の真意を問い糺したい気持ちもあったが、何よりも先ずはこの怪物は排除すべきだろう

 

「僕は右をやるからお兄様は左をお願いね」

 

「任せろ。翼なぞ怪物には過ぎた代物だ、引き千切って無様に地を這わせてやる───ッ!!」

 

「イメージしてた100倍は殺意高いね……??」

 

『魔族』の異端の知識は俺達の文明の次元を大きく逸脱している。故にその躰から“知識”を蒐集する事も出来ず、更には優れた脳を付け狙う─言い換えれば、有能な人材を奪い去る─習性は貴族からしても唾棄すべき生態だ

 

人道や倫理の面でも見逃す事は出来ないが、殆どの貴族にとっては魔族とは利益の為に排除すべき害獣。或いはまだ新興の【魔術】を確立させられていない貴族家であれば大いなる障害となるのかもしれないが、代を重ねた名門の旧家ならば積極的に駆逐する対象だ

 

 

貴族教育の基本に織り込まれている部分であり、【魔術】を行使する者の大半にとっての常識だ。イリアがドン引いているのは単に彼女がまだそこまで教育されていないからに過ぎない。その段階で秘伝の【魔術】を修めている方が非常識である

 

 

水銀の刃が鋭利な刃となって石畳を裁断しながら魔族の翼に迫る。破片が飛び散る事はない。余りにも鋭い刃はバターでも切り裂く様に石畳を割らずに白銀の一線となる

 

同時に俺もまた疾走を始めている。父上より貸し与えられたレイピアは少なくとも目の前の魔族を両断するには十分な鋭さを誇っている。鞘もまたその刃を納められるだけの強度を持つ鈍器として使える

 

 

白銀の一線、剣戟の一閃を前にして魔族が僅かに身体を震わせる。轟轟と風が唸る音がその翼に付属する円柱から鳴り響き、周囲から空気を吸い込んで引き寄せられそうになる

 

「───『理外魔法』か?効果は、」

 

 

あの魔族は飛翔し、上空から突撃してきた。となればその生体器官か『理外魔法』の何方かは飛翔を可能にする類いのものであろう。厳密な原理については推察など出来よう筈もない──出来るのならば『理外』を冠しはしない──が、結果と状況からある程度の推論は導ける

 

上空から突撃してきた事を鑑みれば、遠距離の攻撃手段には乏しい。或いは実用的ではない。そして今の俺は近距離でのみ戦闘可能で、イリアは水銀によって近から中距離をカバー可能

 

再び強襲するにしても、そもそも奇襲で仕留められなかったのならば魔族とて同じ手は使えないと理解出来るだろう。わざわざ俺達が奴から意識を離しでもしない限り先程までの焼き直しだ

 

であれば警戒すべきは飛翔後の撤退、そして未知の攻撃。前者であれば急ぎ攻撃すべきで、後者であれば防御と回避に専念しなければならないだろう

 

 

一瞬迷いが生じる。何方を選ぶべきか、双方を実行するには時間が足りない────そんな兄の姿に微笑みながら、転生者(イリア)は言葉を投げた

 

 

「お兄様お兄様。高速飛翔の絡繰はジェットエンジン………えーっと、あの円柱だよ。今の音は生体器官が動いて推進しようとする前兆」

 

「どうやってそれが分か………いや。ありがとうイリア!」

 

 

疑問はあるが、後に回して感謝する。あの翼と円柱が飛翔と推進の為のツールであると分かるのならばそれだけで手の打ちようがある。魔族の正面から逃れ、多少の円弧を描いて疾走する

 

逃亡にしろ攻撃にしろ前へと進む形であるのならば轢き潰されない様に側面から叩く。片翼を捥いでしまえばバランスが崩れるだろう、そうなってしまえば簡単に誅殺出来る

 

音が次第に大きくなる。魔族を挟んだ反対側をイリアの使役する水銀が獣の如く駆ける。槍の穂先の様な形で軽快な風切り音を鳴らしながら銀が抉り飛ばす様に魔族の翼の根本に迫る。俺が上段からその“知識”の具現を叩き割らんとレイピアを振り下ろ、

 

 

 

『噴流生成反作用飛行回転を加速す。我が身は空を翔ける塵の絶叫なり』

 

 

燃えて、弾き飛ばされた。熱い。目の前が閃光に眩む。肉の焦げる匂いがする。肌が灼ける感覚、神経が夜風に晒されて燃え上がる激痛。何が起こった?

 

 

「お兄様!」

 

熱が引く。躰を覆っているのは水銀。どうやって消火されたのか?水は何処にもない筈、常温にて流体という特性と名前の相似から水としての概念に『水銀』に纏わせたのか?

 

───高度な【魔術】をこの土壇場で成功させる妹へと黒い感情が湧きそうになるのを抑えて、現状の把握を努める。声音からすればイリアにとっても想定外であろう

 

アルヴェスタを使っていたのなら俺が見えなかった部分も見えていた筈だよな。イリア、あのドラゴンの成り損ないのガラクタは何をした?」

 

「光を出しながら周囲を燃やして直進した…………んだと思いますわ。僕もどういった原理で可能にしたのかは想像が付かないのですけれど」

 

 

「────あぁ、成程。大体理解した」

 

起き上がる。今の不意打ちが成功したのが余程嬉しかったのか、戦意を昂らせて庭園を炎上させながら高速で駆ける翼の魔族を鼻で笑う。奴が逃げていないのであれば、俺達は奴に勝利したも同然だ

 

 

「………ホント?翼の円柱型生体器官(ジェットエンジン)に自然発火するレベルの熱を出す機構も閃光弾みたいな発光機能もない筈だけど」

 

「空を飛翔している奴の、急降下攻撃では使えない【魔術】だ。勝ち筋は見えている、アイツに『理外魔法』を使わせたまま地面に叩き付けるぞ」

 

イリアが頷くよりも早く踏み出す。俺よりも賢い妹の事だ、下手に俺が縛るよりも彼女自身に任せた方が上手く行くだろうと確信出来る。レイピアを握り締め、此方に向けて暴れ牛みたいに突進してくる魔族を前に躍り掛かる

 

真っ向から衝突すれば運動エネルギーの差でレイピアの刀身が危ういのだろうが、奴の『理外魔法』の絡繰が読めた以上そんな真剣勝負に付き合う必要は何処にも存在しない

 

俺の突撃はあくまでも奴に『理外魔法』を発動させたまま突進させる囮に過ぎない。アレ程の推進力、翼で完全に制御出来る範囲は恐らく軽く超えているだろう。方向制御も急停止も困難に違いあるまい

 

 

 

『噴流生成反作用飛行回転を加速す。我が身は空を翔ける塵の絶叫なり』

 

「なら塵らしく振る舞わせてやる!貴様の断末魔の絶叫を聴かせろ!」

 

アルヴェスタ。巡り廻りて我が手に集え。銀の魔剣

 

 

ステップを刻んで真横に回避する。奴が俺の姿を捕捉すべく振り向こうとするよりも疾く、銀の一撃が夜闇に月光を煌々と反射して猟犬の如く魔族の喉笛へと喰らい付く

 

牙が魔族の喉笛を抉り飛ば────さない。異常な頑強さ、水銀に正面から削られても尚壊れない防御力。だがその『理外魔法』を思えば理解可能な範疇だ

 

一般的に魔族との戦闘となれば、数々の初見殺しを喰らわされると父上から聞いていたが、妹のお陰で大凡の不確定要素は削り取れた。具体的に言えば、生体器官の能力と『理外魔法』の原理。この二つの見分けが付く為に、原理から『理外魔法』の効果を逆算出来たのが大きい

 

水銀が巡り、廻る。首環の様に魔族の頸へと巻き付き、しなりながら奴を地面に叩き付けようとする。尚も生き汚く抵抗の前兆を見せる魔族に対して、全速力で肉薄して─生体器官の推進力次第では妹が危ういかもしれないので─確実に墜落させるべくレイピアを振るう

 

刃先の一点に全力を込めた刺突が魔族の片眼を貫き、その脳を抉る。別に致命傷にはならないだろうが、激痛による一瞬の隙。脱力さえあればイリアがやってくれるのだと俺は確信していた

 

その期待を欠片も裏切らず。流動する水銀に魔族は破砕された石畳へと叩き付けられる

 

 

 

戦闘はソレで終いだ。頸を刎ね飛ばさずとも、奴の『理外魔法』によって奴は自滅する。全身が塵となって崩れてゆく魔族の頭を軽く足で踏んづけてやれば、翼持つ魔族がかつて存在していた痕跡は破壊された庭園のみとなった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【TIPS】

『魔族と言語』

 

魔族は人類種、貴族の用いる言語を理解していないのが大半である。彼ら彼女らが脳を求めて啜るのは本能であるが為に、一般的に平民の中で産まれる『魔族』は言語を教えられるよりも前に親を喰い殺す

 

同族同士のコミュニュケーションも滅多に行わず、平民はその『理外魔法』と生体器官だけで十分である為に、魔族にとっての言語は貴族に敗北しながらも生き延びた個体のみが習得する希少技能であるのだ

 

 

しかし、貴族が敗北した魔族に情けをかける事は有り得ない。故に大半の魔族は言語の意味を理解せずに脳を貪っている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで、」

 

水銀によって燃え上がろうとしている庭園の草木や花を包んで消火しているイリアが、疲れた様に身体を伸ばしながら疑問を口にした。我が妹ながら可愛らしいが、一体何を疑問に思ってるいるのだろうか?

 

「どうしてあの魔族を地面に叩き付けろとおっしゃいましたの?正しいだろうと信じて実行し、何か死にましたが何が起こったのかまだ理解出来ておりませんわ」

 

「えっ、普通に理解してると思ってた」

 

「お兄様が理解している原理だという以外はなーんにも理解しておりませんわよ、僕。十歳ですわよ十歳。小学校とかそこら辺の年齢ですわ」

 

 

小学校とやらが何なのかは分からないが、九歳のルリアの天真爛漫さと比べてイリアが遥かに大人びているとは言え確かに世間一般の常識に照らし合わせれば疑問を持つのは当たり前だ

 

それにしても説得力という物がまるでないのだが。普通の十歳は秘伝の【魔術】を修得もしないし概念換装なんて不可能に違いあるまい。逆に十歳を名乗られると違和感があるレベルだ

 

だがまあ、それが嘘であろうと本当だろうと兄として答えておいた方が良いだろう

 

 

「空を翔けるのはあの魔族の異端の知識による生体器官なのはイリアが言っていたよね?」

 

「えぇ、そうですわね。ですがあの生体器官では本来火焔も閃光も放てないかと」

 

「『理外魔法』だよ」

 

 

あ、とイリアが口を思わず開いてから手で覆い隠す。異端の知識、生体器官を利用して魔族が発動する生来の異能。あの魔族の火も光の其れによる産物なのだろう

 

 

「空を高速で翔ける所から自分を流星に見立てて、軌跡に閃光を配置しているのだろうね。火はどういう見立てで生み出したのは分からないけれどきっと同じ理屈だろう」

 

「流星の摩擦熱の再現なのかしら?……………あぁ、だから地面に衝突しただけで倒れましたのね。隕石にしろ流星にしろ、地面に墜落した頃には削れておりますもの」

 

「そうだね。流星は大抵、地面に衝突する頃には消えているからさ……全く。利用価値の薄い癖に出す損害は大きいのが魔族の厭な所だ」

 

 

高速で空を翔けるものを流星に見立てるのは俺達にも可能だが、それを可能とする技術は何処にもない。高速での飛翔が前提にある【魔術】とそれを可能とする異端の知識──────待て。その異端の知識を読み解いたのは誰だったか

 

 

無邪気に灰となって崩れた魔族の遺体を触って確かめている(イリア)へと視線を注ぐ。そもそも魔族が襲来してきたのを予期していた節もある、が。それ以上に初見の機構の能力を解析した能力の源泉は何処なのか?

 

「イリア」

 

「先に断っておきますと、お父様が始末する筈だった魔族の情報を先に受け取っておいただけですわよ。僕は知識こそありますが、【魔術】に対する適性はお兄様の方が上だと云うのは確信してお」

 

 

()()

 

直前の会話から察するならば、イリアの目的は俺に次期当主になれる自信を植え付ける事だったのだろう。事前に魔族の情報を掴んでいたというのも、父上も関わっているのならば納得は出来る

 

あの人が気配と威圧感を隠さなければ大魔族でもない限りはエルベスト家の邸宅に近寄ろうとさえしないのが当たり前だ。俺達よりも実戦経験も技量も遥か高みの魔術師の危険性を察する程度の知性は魔族にも有るだろうから

 

だから、この時点で何よりも問題なのは一つだけ

 

 

「イリア。一体どんな手段であの生体器官を解析出来たんだ?俺にしてみれば、全く以って不可解極まりない、例えお前が魔族だとしても有り得ない事象だからな」

 

「既に大司教様が僕は魔族ではないのだと証明して下さっているんだけどね。直感だった…………という言い訳も厳しいのでしょうか?」

 

「当たり前だ。お前はあの魔族が火焔と光を出した事に困惑していた、困惑出来る程にはあの異端の知識の結晶を“識っていた”」

 

「それが答えよ、お兄様。最初から知っていた、それだけで他に特別な事はなーんにもないのですわ。ご納得頂けましたかしら?バレたら他の貴族に暗殺されてしまいそうな知識もいっぱいありますので出来れば秘密にして頂きたい所ですわね〜」

 

 

 

思考を巡らせて、今有る情報を結び付ける。戯言という可能性も否定は出来ないが、今は彼女の言っている事を真実だと仮定するならば一つの事実が浮かび上がる

 

真に知識を有しているとして、【魔術】に優れていれば他の貴族の暗殺なぞ意にも介さずに済むのだ。年季を積み重ねた名家が同じ知識に手を伸ばそうとする新参を鏖殺出来るのは、彼らが先行研究によって同分野の【魔術】では優越する為だ

 

それは逆説的に知識で並ばれると危ういのだと幾代も歴史を積み重ねた名家が悉く理解しているという事でもあり、その利権争いは血で血を洗い骨で骨を研ぐ様なものだ

 

 

まぁ他分野で優れた旧家が新参の貴族の研究成果/【魔術】を簒奪し掠奪する事も王家の目の届かない所では珍しくない──転生者(イリア)にとっては「治安の悪さが一周して自然の秩序に回帰してる趣さえある」と言わしめる所以の一つ──のだが、目の前の妹は暗殺されてしまいそうと断言している。そこから導き出せる結論とは

 

 

 

「【魔術】が得意じゃないんだな」

 

異端の知識を含む数々の知識を持ちながら、その効率的な活かし方を心得ていない。【魔術】への見識、センスのなさのせいで力としての運用が出来ない

 

全知と全能は同義だ。しかしその前提として、全知の範囲には【魔術】が含まれている─────イリアは、まだ全能には至らざる怪物の雛の様なものなのだろう

 

余りにも異端。貴族の殆どが知識と【魔術】を並行して学ぶ中で、或いは魔族さえも生まれ持った知識と【魔術】に頼る中でその在り方は正に異端という言葉が相応しい

 

 

既に有り余る知識に追随する形で、後から【魔術】が追い付くのだ。歪な成長だが、逆にこうも違うのならば嫉妬すら湧かなくなる

 

最初から立っている位置が違い、地平が違うのだ。俺とイリアの常識は互いに異なるのだから比較する事に何の意味がある

 

 

飛び方を工夫して風を読む海鳥と、本能に飛び方が刻まれている昆虫の差みたいなものだろう

 

 

「えぇ、僕よりもお兄様の方がその点では間違いなく優れておりますわよ。だから自信を持って欲しいのですわ、イグア。これは妹としての命令ですわよ?」

 

 

毛皮のコートで身を包み、楽しげに口元を緩ませる妹に向き合う。その気遣いに純粋に感謝しつつ、俺もまた笑って言葉を返した

 

 

「じゃあ俺も次期当主として依頼したいんだけど、あの魔族の生体器官を再現して欲しいんだ」

 

「普通に無理なのですが」

 

 

「はっはっはっ、冗談だよ」

 

エルベスト家は鉱山を抱えてこそいるが、別に鍛治に全力という訳ではないからな。自分で作ると弟子入りしないといけないから時間が掛かるし人を雇うと知識流出の危険性が洒落にならん

 

 

 

 

 

イリアが宮廷で皇女と知り合う、二週間前の出来事であった




尚そんな怪物の雛()の内心は「ジェットエンジンの存在や機能は知ってるけど普通に設計図も必要な金属の製造方法も知らねえ………(純粋に無知)」の模様


知識がパワーに直結するので秘匿が基本だし開拓しようとすると先駆者が殺意マシマシで襲ってくるし単に頭が良くても魔族が啜りに来るので暴力も必須な世界


魔族による被害の抑制する+下剋上防止目的で教育水準が上がらない

一部の天才とかも知識不足で魔族に喰われる

産まれた魔族を即殺出来る程賢い平民が居ないので魔族が進化する時間がある(仮にそんなに賢い平民が居ても他所の育ちの魔族が来る)

ので世界レベルではずっと停滞し続けている。多分本編では出ない設定


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