シャングリラ・フロンティア〜音ゲーマー、神ゲーに挑まんとす〜 作:トレセン暮らしのデュエリスト
「んぁぁぁぁあ終わりが見えねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!??」
こいつのギミック条件がよく分からん!今までのギミックに当てはめて攻撃しても効いた様子がほとんど無いだと!?まさか無敵なんてことないよな!!?
杖を叩き落としてへし折った、生えてる腕を根切りにした、普通に攻撃を仕掛けた凍らせたその他諸々やってもこいつにまともなダメージが通った気配が無い。凍らせた側から凍った箇所が溶けていくなんて面白ムーブされたらどう対処すれば良いかわからん、大火力で一撃の下消し炭にする……?困った、俺にそんな切り札はない。或いは白雪の狼槍の
「ッ、危なっ…………!?」
中空で身動きが取りづらい状況下、そんな普通の回避行動がまともに取れない上に無理して回避したら最後ジリ貧になりかねないタイミングで飛んできた鎖をなけなしのインベントリアエスケープで回避する、MPポーションは……残り6つ、オルト用に多少買い込んでたから安心できるとはとても言い難いが少なくとも無いよりかは余程マシだ。
カーケスカブを長時間フリーにするのは下策も下策、スタミナをほんの少しだけ回復させて即格納空間から現実世界へ帰還、気のせいでなければ魔法の密度を徐々に上げているカーケスカブの前だか後ろだかよく分からないが手の向き的に恐らく正面へ突っ込む。
「近接戦は魔術師の苦手分野だろ……!!」
インファイトできる魔術師はもうそれ魔術師じゃないだろ、というか出来ないでいてくれと願いを込めて斬りかかる。
どうも願いは通じたようで斬りかかる俺に対してどの魔法を使うべきなのか一瞬迷った様子を見せたカーケスカブだったが杖を雑に振り回すとかいう悪足掻きじみた行動を取り始めた。
「そんなことするくらいなら鎖ぶち撒けたほうがよっぽどいやらしいと思うぜコピー野郎……!!」
というか戦闘開始時点から妙に小賢しくなってるような気がしなくもない、魔法をブラインドにして鎖をぶつけてくるなんて行動見せたことなかったろうが。
幸いにして覇兎のB.I.G裁定が働いてくれているだけまだマシだとは思うがこのままだとジリジリリソースを削られて殺さねかねない……!
(早い段階で「
1枚目の切り札、覇兎【覇天却火】状態でのみ発動可能な「
「いやまぁ調べた限りでギミックがないモンスターなんだからガチンコで張り倒すしかないんだわ……!」
結論!殴って殴って殴りまくる!極論殴り続ければどんなモンスターでもくたばるのだ、であればお前が死なない道理なし!!
黄金の刃で鎖を弾き、赫い刃で不定形の体を斬り刻む。クリティカルが出にくいのはなんでだ?ぶよぶよしてて判定が安定しないってことか?
くっそ、いくらプレイヤー補正で多少暗闇でも認識できると言ってもドス黒いカーケスカブを正確に認識してクリティカル出すのはちょっと手間がかかるな、できないわけではないが魔法や鎖の対処に思考を割きながらってのはやはりキツイものではある、せめて月明かりが照れば……!
ドウンッッ!!!!
「は!?え、何!?攻撃!?」
思わず音の発生源を探す、探して……見つけた。月を覆い隠さんとしていたである特大の雲を切り払う真紅の光。
何となくだが確信がある、あれは規格外特殊装甲【朱雀】だ。サンラクのやつまさかとは思うがリュカオーンの透明分身の対処にあれを採用したのか?だが今はこっちにとっても助かる、何せ暗褐色の鎖を回避するにもカーケスカブ自身に攻撃を当てるのにも一苦労だったので。
であれば、博打を打つには十分すぎるな。
1度距離を離し武器を持ち替える、取り出し構えるは
「まさか産廃だと思ってたスキルはこの槍と併用するのが前提だったとは考えもしなかったよ……【
俺を中心に