シャングリラ・フロンティア〜音ゲーマー、神ゲーに挑まんとす〜 作:トレセン暮らしのデュエリスト
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マジでびっくりした。
前回投稿日を見て驚いたこと
2週間も待たせてごめんなさい、難産でした。
まぁ何となく初めて
まず「
さぁカーケスカブ君、凍り付いた地面に存分に押し潰されてくれ……遠慮はいらないからな?
「GUGUGUGUGUGUGU!!!?!!!!!!???!」
「haッハーーー!存分に潰れろやaaaaaaaaaaaaa!!」
「まさか凍った地面の表層
俺達2人がやったことは実にシンプル。俺が地面に槍先を深く突き刺し地中深くまで氷結、それをオルトが地表のみを操作することで芋蔓式に凍った地面が捲れ上がり結果として超大質量の土の塊が全方位からカーケスカブを包囲し今にも押し潰さんとしているわけだ。
とは言ってもこの程度でくたばりそうな相手か?と聞かれたら俺は「ノー」と答える、何せ1度完全に氷漬けにしたと言うのに再起動を果たしやがったからな……ポリゴンと化すまで油断はしない、ダメ押しをする。
「っしiiiiii……!!もうちょいスキルはmoつな……!!!」
この強化状態がスキルによるものである以上残念ながら永続なんて都合のいいものではない。正直効果時間はかなり長いもののその残り時間も僅かだ、リュカオーンまでこの強化状態が続くことはないだろう。
だがこいつは確実に処理しておかないと中途半端に放置する方が危険だ、であるからこそ念入りに念入りに消し飛ばす用意を整える。
「強化系スキル、リキャスト全回復…………ッ!」
リュカオーンに関しては後で考えよう、最悪サポートに徹せばそれで良し、初志貫徹、クソッタレの大喰らい粘魔に引導を叩き込むのみ……!
「そのまま大人しくしてくれれば良いんだがなぁ……!?
リミッtoオーbaー!オーバーhlート!
体からスキルエフェクトが吹き出す、長時間に渡る戦闘により
目標、カーケスカブを閉じ込めた土と氷の牢獄。握り締めたるは氷狼の大槍、握り手は覇を貫く炎を内に宿した俺。
天覇唱えいざ行かん――――――
「世呑の粘魔狩りってなぁ!!!」
一歩脚を踏み出し、飛び出す。手数勝負なんて野暮なことは言わん、1撃でケリをつけてみせる!!
◇◇◇◇
今の俺の
(いけるか?いいや違う、やるんだよ……!)
「GUUUUUUUUUUUKokokokokokokokkkkk!!!!」
「くっ…………!半分
土と氷の牢獄から凄まじく聞き覚えのある鳴き声が聞こえてきたと思った次の瞬間牢獄の数箇所をぶち破って何かが躍り出てくる。見たところスライム状の体の一部を伸ばして触手みたいにしたってところだろうか。それに貫通力を上げるためだかなんだか定かではないがどうもテカってるような気がする、魔法でコーティングしたのか?どんだけ魔職食って魔法関連の知識詰め込んだんだこいつ、アンキパ◯と一緒に魔職食ってたりするのか?
……スライム、粘液、触手、監禁…………はっ思考が少々ディープな方向へ流れていた気がする。かつて出逢った邪悪の手が俺を深淵へと誘おうとして……おいこら脳内邪悪テメーその手の動きはなんだいやらしい、いや今はそんなくっだらないことに気を取られるのではなく目の前のこいつを撃滅することだけを考えるのみ…………!!
どうやって俺を知覚しているのやら、正確に俺を狙った触手の攻撃が頭上より降り注いでくる。だが先程までとは比べるまでもない、少なくとも魔法を絡めたあの絨毯爆撃じみた攻撃よりは遥かにマシだ。それにどうも魔法を放つ気配がない、ここから現状導き出される解はたった1つ……
「どこに目ぇつけてんだよお前eeeeeeee!!」
あれだけの密度で繰り返されていた魔法攻撃が全く発動されなくなった、ということはつまりどういう原理かこのクソライムは魔法の対象を「見て」照準を合わせていると考えて良い。勿論ブラフの可能性も十分視野に入れておくがこの発見はかなりありがたい、なんせ鎖による拘束をあまり気にしなくて良くなったんだからな。…………マジで目らしき部分なんて戦闘中どこにも見当たらなかったんだがな、どういう原理だ一体。
触手を避け、弾き、突っ込み、高く跳ぶ。狙うは頂点、ぶち抜いて完全に凍らせる……!
「くぅぅぅぅぅうたばれぇぇえぇぇぇえeeeeeeeえ!!!!
全身から炎のエフェクトを撒き散らしながら氷を司る銀狼の槍を投擲する。
先程はクソッタレな鎖で止められたが今回こそ渾身の力を込めて投げた槍が止められることはなかった。
「GUUUUUUUUU!!!!?!!?!」
「【
突き刺さった槍を握りしめ機械仕掛けの銀狼の権能を引き摺り出す。氷と地面の牢獄が凄まじい音を立てて軋むがそれよりお前が凍りつく方が早いだろカーケスカブ、今度こそ大人しく沈め…………!
そして何より残念だったな、駄目押しだよ。
「オルtoooooooooo!!!!」
「全ての氷を…………【
再構築の適用範囲は広い、いろいろ質問してみたりMPポーションとニンジンを代価に検証も行った結果「水を氷へと再構築する」ことも可能だと判明した。今急速に氷になっていくカーケスカブに対してこの処理はどう行われるのか?結果はこうだ。
「………………触手まで凍ったか。流石に末端まで凍ったんなら完全に凍らせ切ったって考えていいだrooo」
さっきまでとは比にもならない氷結速度を獲得する。カーケスカブには何度もあの攻撃を仕掛けたからこそ氷結速度を学習されてる危険性があった。だからオルトの検証も込みでこの策を取ったわけだが……無事成功して何よりだ、失敗したら残ってるジョーカー2枚かエース1枚のどれかまたは複数を切る羽目になっていたかもしれない。
炎のエフェクトが掻き消え、全身を纏う氷が溶けていく。バフスキルも解除されたがまだ戦いは終わっちゃいない。次はサンラクやサイガ-0、アキツアカネの援護に…………
「は??」
目の前の光景を疑った。
サイガ-0の
(サンラクは!?避けタンクの役を担ってたあいつがヘイト管理をミスるとは到底……っ!!)
当のサンラクはどうも分身体にガンメタ喰らってるらしい、多分あの様子だと手一杯なところを潰されたと見るべきか……いや不味い、これは非常に不味い。
事態は風雲急の如く動き、空斬り払う紅き機械仕掛けの鳥は間も無く堕ち、月が叢雲に隠れ征く。騎士の片腕は捥がれ必殺の一手を削ぎ落とされた。
腕が吹き飛んだ理由
サンラクに分身体が粘着、秋津茜もステータスなどの差から援護が難しい状況下で押し切られた。リュカオーンの心情的には「なんか雑に腕振ったら偶々腕吹っ飛ばせたわラッキー」。