シャングリラ・フロンティア〜音ゲーマー、神ゲーに挑まんとす〜   作:トレセン暮らしのデュエリスト

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短めのやつを連打することで何とか投稿頻度を戻す作戦、始動


心身脳乖離、なれば修羅場以外其を癒す道無し

薄々考えていて、しかし務めてそれを考えないようにしていたツケを俺はおそらく払わされているのだろう。

昨日の晩に家に帰宅、ついでにとキョウも家に泊めて夕飯を軽く済ませて風呂に入りいざゲーム……そして問題は起こった。そして、朝。

 

「嘘……だろ……??」

 

「えっ何どうしたのこーくん」

 

「音ゲーが……下手になった……」

 

「…………えっ?」

 

例のGGCから2日、俺はルルイアスに向かうその前に「そういえば」と思って音ゲーを起動、そのタイトルで遊ぶこと自体は久々だったがはちゃめちゃにやり込んでただけにさして問題はないと思っていたが……結果は惨敗であった。

 

「ランクマッチで4連敗、まさかと思ってソロモードで高難易度曲を何回か触ってみたらAPどころかFCも取れない……?」

 

原因は何だ、シャンフロか?いや、シャンフロはさして問題じゃないはずだ、染み込んだ動きはたかが数週間じゃ消えない。というかシャンフロの息抜きだったりで普通にやってたし。となれば考えられるのはひとつだ。

 

「ハードのスペック差……ここまで酷いとは」

 

ヘッドギア型の利点は持ち運びが容易、価格が安価など色々とあるがやはりチェアー型、つまるところ業務用だとかマッサージチェアだとか様々な渾名をつけられているそれと比べてスペック差は数段劣る。

チェアー型の恩恵を丸1週間近く受け続けた結果俺の感覚が盛大にズレを起こしたというわけだ、しかしそれにしても酷い。

 

「滑らかな思考の伝達がないせいでここまで足を引っ張られたみたいな感覚になるのか……これ、どうやって治すかな……」

 

「はいはい、思考の海にダイブするのは良いけどまず朝ごはん食べよ?それとその後ちょっと軽くランニングに行かないかい?」

 

「……そうだな」

 

キョウに背中を押されそれもそうだとテーブルにつき、あらかじめ用意されていたパンを齧る。うん、美味い……いやにしてもほんとどうしよ、音ゲー下手になったのも辛いけどこの状況下でウェザエモンにリュカオーン、ジークヴルムと同格たるクターニッドと果たしてやり合えるのか?こんなスキルやらステータスやら以前のシステム面でハンデを背負ったままなのは致命的に拙い気がする。

 

 

 

 

 

 

 

「というわけでこの都市を暴れ回ります」

 

「何がというわけなんですか」

 

「ここじゃなくてRecord:beast(向こう)でやれ」

 

嫌だよ何でこんなガタガタの状態であんな操作性終わり晒してるゲームやらなきゃいけないんだ。ハクアレンコが見るも無惨なスクラップになるか俺がコクピットから弾き出されてミンチになるのどっちが早いと思ってやがる。

他のアクションゲームや音ゲーも考えた……というか音ゲーは実際軽く触ってからきた。いやしかしそろそろイベントだって話も聞いたしこれが終わったら一度本格的な里帰りをしても良いかもしれない、今はシャンフロにお熱だが自己認識としては立派な音ゲーマーなもので。

 

「ええいブレクロオルトシャラップ。…………あれ?アーラムとかアラバとか……他の奴らは?」

 

「「俺達の武器を探してくる」と言い残してしばらく前から出てますね、他の方も外に出てらっしゃいます」

 

「一度俺が補給に帰ってきたって感じだな、オルトにかなり助けられて探索しやすかったが限度がある」

 

「ふーーん……って、オルト?何勝手にブレクロと外出歩いてんの?」

 

「申し訳ありません、私が行きたいと申し出たのです」

 

「そこのベッド下でうずくまってるのは仕方がないとして、NPCをこのエリアで単独行動させすぎるのかもどうかと思ってな」

 

「あーーーー…………確かに。助かったわ」

 

オルト、これで結構やんちゃしがちだしな。まぁある程度の自重はするしいい奴ではあるんだがいかんせん

 

「見た目と口調とはほぼ真逆の脳筋(ヴォーパル魂キまりまくってる)奴だからなぁ……」

 

「ヴォーパル魂?何だそれは」

 

「ヴォーパル魂はヴォーパル魂です」

 

「?????」

 

「気にせんでいいよブレクロ……で、なんか収穫はあった?」

 

「あった……あぁ、()()()な」

 

はて、何故にそんなに強調する必要が?そんな疑問はおおよそ3秒後に解消された。

 

 

 

 

 

 

 

 

『GYURIIIIIIIIIRIIIIIIIi!!!!!!!!!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………(そっと窓の外を確認、何やら何かをばら撒く謎の超巨大ヤドカリを視認)」

 

「…………(そっと視線を逸らしふぅと一息つく)」

 

いや無理だって。

 

 

 

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