シャングリラ・フロンティア〜音ゲーマー、神ゲーに挑まんとす〜   作:トレセン暮らしのデュエリスト

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短いですごめんなさい(地獄の課題に追われてた)


腿の仕上がり具合を聞かれて完璧に答えられるか否か

さて、罪悪感をどうにかするべくランニングをしようとログアウトした訳だが……俺は1つとある問題を完全に失念していた。何かって?

 

「僕の膝の上で一晩寝た上になんにも言わずにゲームする……こーくん、何か言い訳はあるかい(無かったら殺す)?」

 

「いやほんとすいませんでした」

 

そう、キョウの膝の上で寝てしまった問題である。いやほんとすっかり忘れてたんだわクズと言われても仕方がないこれは。

ジャパニーズ最強にして最後の絶対奥義土下座を敢行しつつお説教を続けるキョウの顔をちらりと盗み見る。うーむ、怒っている……というよりはなんか不機嫌そうというか……んん?どういう感情なんだその顔は、長い付き合いだから割とお前がどういう感情の時どういう表情をするのかは分かるが今回の顔は全く知らない別パターンだ。

 

「――――――って、話聞いてる?」

 

「あ、はい聞いてますよ勿論」

 

「そう?じゃあ……結局どうだったの?」

 

「?どうって……何がどうと言われましても……」

 

何にも聞いてなかったからな、話の流れも内容も覚えちゃいない。

そんな俺を見てキョウは少し躊躇った後こう言った。

 

「僕の膝!どうだったの!!!」

 

……………………何言ってるんだコイツ。

恐らく俺の顔は今凄まじく怪訝な表情を作り上げていることだろう、キョウの膝がどうだったか?よく分からんことを……はっ、まさか!?

 

(日々の練習で鍛え上げられた脚の筋肉の仕上がり具合を聞かれてるのか!!)

 

なるほど、確かにこいつはここ最近脚周りを鍛えているとかなんとか言っていた覚えがある。来たる大会に向けて仕上がりをついでに聞いてしまおうという訳か……!

であるならば俺はできる限り鮮明にあの感触を思い出してキョウに正確に伝えなければならない、我が幼馴染の脚のコンディションをっっっ!!!

 

「んーーー…………そうだな、やっぱり女性らしいしなやかさを残しつつ最近のトレーニングの結果が表れてるからか芯の部分がしっかりしてる感じはしたな。普通鍛えると脚って太くなるけどキョウの場合は細さを保ってるよな、そこも流石だと思った」

 

「………………ん?え?こーくんなんかそれ言ってることがちょっと違くない?」

 

何言ってるんだキョウ、お前が意見を求めてきたんだろうに。俺はそれに対して真摯に答えようとしてるだけだぞ?

 

「ただやっばりまだ引き締まってない感じはしたな、女性らしい感じが残ってて個人的には良いと思うが……今度俺が昔やってた脚周りのトレーニングメニューとか渡そうか?」

 

「え、あ、うんありがとう……?」

 

大体こんなもんだろうか、実際問題キョウの脚は正直言ってかなり理想的な脚だったがやはりまだ仕上がりきっていない感じがした。まぁ現時点で言えるのはこれぐらいだろうか……うん、これならきっとキョウも許してくれ……る、はず……?

 

(おかしい、何故まだ不機嫌が治っていないんだ)

 

なんならさっきより不機嫌そうじゃないかこれ?解答ミスった?んなアホな、それ以外何を答えろっていうんだ。

 

 

 

 

その後キョウの機嫌が治ることはなかった、俺はとにかくキョウの機嫌を直そうと昼飯を作ったり一緒にランニングしたり帰りにコンビニに寄って期間限定のスイーツ(ちょっとお高め)を捧げることとなった。

 

ちなみに未だにあの時の模範解答が何かは分からないし教えてもらっていない。

 




何書くか困った時、こっち側書けば良いか…って発想に至り始めるの良くないですね…
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