なんの変哲もない家に入った一般人が死んだらしい。
付近の家の人が叫び声を聞き不安に思いインターホンを押したが返事がなく、ドアの鍵が開いていたため、一人を置いてもう一人が中に入って行ったらしいのだが、そのあとすぐに叫び声と共になにがが破裂したような音がして出てこないそうだ。
かなり凶悪な個性を持ったヴィランなのではないかということで俺を含めた3人のヒーローが呼ばれた。
3人共まだまだ新人だが実力はあるはずだ、といことで回ってきたらしい。
昨日行った占いで今日が厄日だと聞いていたがまぁ大丈夫だろう。
「お…ここか」
「鍵は確か開いてるんだよな」
鍵は開いている。
なにやら嫌な予感がした。
ガチャ
「っ?!」
「ヤベェな」
「こりゃあかなりヤバイぞ」
強い血の匂いに吐きそうになる。
リビングに向かうとそこには明らかに一人分ではないだろう量の血液が広がっている。
奥には4つの死体がある。
2つは何やら破裂したようなカタチで死んでいる。
もう2つは見た目に変化はないが明らかに死んでいるとわかるほど肌が白かった。
カタリ
急に背後で音がする。
本能が警報を鳴らす。
振り返ってはいけないと。
見てはいけないと。
だが理性は振り返れと言う。
ヴィランなら早く捕まえなければと。
俺は本能に逆らいゆっくりと振り返る。
俺はすぐに後悔した
血まみれの服を着て眼を閉じた子供がいた。
なぜ閉じている…?
子供がゆっくりと眼を開ける。
本能が死ぬと叫ぶ。
早く逃げろと、奴の視界から逃れろと叫ぶ。
理性はもう何も言わない。
だが俺は動けない。足が動かない。手が動かない。息もできない。
俺は恐怖している。本能が奴に恐怖している。これが凶悪な個性を持っただけのヴィランだと?ふざけるな…ふざけるな…!!!これが…これがその程度のヴィランな訳がないだろう!
子供が眼を開けた。
赤い眼だった。
赤いのにどす黒くて、狂っているような眼だった。
そこまでしか考えられなかった。
動くようになった体を動かしながら最後に見たのは今恐怖に顔を引き攣らせながら死んだであろう一緒にきた仲間の最期だった。
クスクスと笑う子供の声を聞きながら俺は…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………死んだ
「ふふふっふふふふふっあはははははははははははははははっ」
子供は笑う
愉快そうに笑う
楽しそうに笑う
何かを待つように笑う
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微妙
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