令嬢の護衛、何故か美女達に迫られている件 作:究極の闇に焼かれた男
自分としても渋々なのですが、その代わりに本編で執筆する予定のデート回で頑張ろうと思います。
追記:来年中に投稿する事にしました。
「───飾り付けの材料はこれくらいで良さそうだな」
「うん! これなら最高のクリスマスパーティーが出来るよ」
市場へと向かったレオンとアニスフィアはパーティーに必要な飾りの材料を買い終え、現在は荷物を手に帰路に着いていた。
「そういや聞くのが遅れたが、パーティー用の食事はイリアとレイニが用意してるのか?」
「そうだよ。 二人には昨日の内に伝えて置いたから今頃パーティーに向けて作ってる最中だと思う」
「そうか。 それと今回のパーティーの参加者はアニスとユフィ、レイニにイリアは当然とした後は誰が参加するんだ?」
「一応ティルティにも招待状を送ったんだけど来てくれるかまだ分からないかな。 それと当然だけどレオンも参加するんだからね」
「だろうと思ったよ(俺以外の面子が全員美女か美少女しか居ないって、男一人は肩身が狭い気がするんだがな…)」
アニスフィアの言葉に内心そう思っていると、ふと頭に過ぎった事を尋ねた。
「そう言えば去年と一昨年はアニスから魔具をプレゼントして送ってくれたよな」
「だってクリスマスと言ったらプレゼントは必要だもん。 プレゼントのクリスマスなんてクリスマスじゃない」
「クリスマスってそういうものなのか?」
「そういうものなんだよ」
「…まぁ、お前が贈ってくれたプレゼントの魔具は大半が便利な物だったけど、中には開けた瞬間に爆発したのもあったからな。 サプライズと言う意味なら間違って無いけど、あの時はユフィやグランツ公を誤魔化すのに苦労したよ」
「それは、アッハハハ…」
その言葉にアニスフィアは乾いた笑みを浮かべるのを見て、レオンは思わずジト目を向ける。
「…でも、そのお陰で楽しい冬が過ごせたから俺としては嬉しかったよ。 その時の分も含めて近い内にお返しするよ」
「レオン…」
「さて、ユフィが帰る前に急いで準備しないとな」
「そうだね」
そう言うと二人は離宮へと急いで帰るのだった。
「──ふぅー、飾り付けはこれくらいで良いかな。 イリア、こっちは終わったけど他にする事はあるか?」
「こちらは大丈夫ですので、レオンはアニス様の方を手伝ってください」
離宮内の食堂にて担当していた箇所の飾り付けを終えたレオンが聞くとイリアはそう返した。
「了解した。 それじゃアニスの所に行ってくるわ」
「アニス、こっちは終わったけど何か手伝う事はあるか?」
「あっ、レオン。 丁度いいところに」
「どうかしたのか?」
「それがちょっと、この星の飾りをツリーの一番上に付けたいんだけど届かなくって…」
「ツリーの一番上か……任せろ」
そう言うとレオンはアニスフィアに近付くと肩車をする。
「れ、レオン…!?///」
「一人で届かないなら誰かが台座になれば届くだろ。 それに最近は色々あってアニスに構ってやれなかったからな、だからこの機会にアニスとの時間を過ごそうかと思ってな」
「っ、レオン……流石はわたしとユフィの旦那様♪」
上機嫌となったアニスフィアにレオンは口元に笑みを浮かべツリーの飾り付けを終わらせ、そして残りの準備を片付けながら二人の時間を過ごすのだった。
「全く…もう少し周りの目を気にして欲しいものです」
二人の事を物陰から見つめていたメイドの一人がそんな事を呟いていたのだった。
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