貴方の恋人・ミレニアム学園   作:クジンシー

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本日の生徒は 和泉元エイミちゃん です。


効率を求めて(?)サイトを利用する先生

 

 

"何度か利用してるけどレンタル感は無いんだよね。"

 

 

友好的に接してくれるのは嬉しいが、割り切った関係も気になっている

 

 

"とはいえ事務的にデートしてくれる生徒なんて居るかな、、、"

 

 

とりあえずサイトを覗いてみる

 

 

[ ハレちゃん ] [ ユウカちゃん ] [ エイミちゃん ]

 

 

"エイミ...アリかも。"

 

 

『エイミちゃんの240分ですね、承りました。ミレニアム近くのカフェに集合となっておりますがどのくらいで到着出来そうですか?』

 

 

いつものやり取りを終え集合場所へと向かう

 

 

 

 

 

 

______ミレニアム近くのカフェ______

 

 

 

 

 

 

エイミ「なんで私がこんな非効率的な事を。」

 

 

カフェの席でため息をつく

 

 

エイミ「確かにヒマリ部長は見付けにくいだろうけど、その負債を私に払わせるのはどうかと思う。」

 

 

エイミ「うん?先生だ、何か用でもあるのかな。」

 

 

ぼーっと眺めていると店員に案内され私の元へ通される

 

 

エイミ「デートの相手って先生?」

 

 

"うん、今日はよろしくね。"

 

 

エイミ「分かった、よろしくね。」

 

 

エイミ「ところで先生はどんな事をしたい?」

 

 

"うーん、せっかくカフェに居る事だし何か食べながら雑談とか?"

 

 

エイミ「そうだね、カフェでやれる事は今やった方が効率いいし。」

 

 

エイミ「すいません、注文いいですか?」

 

 

エイミは軽食とカップル専用ドリンクを注文する

 

 

エイミ「先生は私のどんなところが好き?」

 

 

"えっ!?"

 

 

エイミ「その反応はなに、私達はカップルなんだよ?」

 

 

"ごめんごめん、戦闘中と普段のギャップかな。"

 

 

エイミ「どういう事?」

 

 

"普段はゆるふわな感じだけど戦闘になると最短で勝ちを目指す鋭さって言うのかな、そこがカッコよくて好き。"

 

 

エイミ「ふーん。」

 

 

"もちろん普段のエイミも好きだよ"

 

 

エイミ「ほんとうに?」

 

 

"本当だよ。"

 

 

エイミ(そんな真っ直ぐ言われたら照れちゃう、顔赤くなってないかな、、、)

 

 

店員「お待たせしました。」

 

 

注文が届く

 

 

エイミ「先生、ハートのストローだよ。実在したんだね。」

 

 

"私も初めて見た、左右から吸えば良いのかな?"

 

 

ストローを咥えるエイミと先生

 

 

エイミ(顔近い!えっ、カップルって皆こういう事してるの?!)

 

 

"顔赤いけど、どうしたの?"

 

 

エイミ「ちょっと暑い、かも。」

 

 

"空調効いてて少し寒いくらいだと思うけど。"

 

 

エイミ「私の事はいいから早く飲もう?ぬるくなっちゃうよ。」

 

 

エイミに言われるまま向かい合ってジュースを飲む、エイミは終始目を泳がせていた。

 

 

エイミ「次は何をしようか。」

 

 

"定番と言えばショッピング・カラオケ・ゲームセンターかな?"

 

 

エイミ「いいねカラオケ、行こう。」

 

 

自然と手を握りカラオケへ向かう

 

 

エイミ「カラオケなんて久しぶりだよ。」

 

 

"あの後行ってないの?"

 

 

エイミ「最近忙しかったからね。」

 

 

確かに特異現象捜査部は色んな調査で引っ張りだこだった

 

 

"そんな時に呼び出しちゃったけど平気?"

 

 

エイミ「今一段落したところだから大丈夫。」

 

 

"ごめんねせっかくの休憩中に。"

 

 

エイミ「ううん、先生と一緒に居られる事が、私にとっては休憩よりもずっと有意義な時間だから。」

 

 

エイミ「じゃあ歌おっか。」

 

 

2回目になるが、やはりエイミは歌が上手い

 

 

"練習してるの?"

 

 

エイミ「歌の練習?別にして無いけど。」

 

 

"練習無しでそれだけ上手いのは凄いね。"

 

 

エイミ「じゃあなにかおひねりとか貰える?」

 

 

"今何も持ってなくて..."

 

 

エイミ「頭撫でてくれたり、キスしてくれたりでいいよ。」

 

 

"キスって、流石にそれは。"

 

 

エイミ「カップルなら問題ないでしょ?それにカラオケはそういうことをする為に使われたりするって聞いた事ある。」

 

 

"それは誤った知識だよ。"

 

 

エイミ「うーん......じゃあ頭撫でて。」

 

 

"エイミは凄いね"ナデナデ

 

 

エイミ「えへへ、ありがとう先生。」

 

 

頭を撫でられてるエイミはくすぐったそうに笑っていた

 

 

エイミ「ふぅ、たくさん歌ったね。次は何処に行くの?」

 

 

時計を確認する、残り時間は30分くらいだ

 

 

"ゲームセンターとショッピングどっちがいい?"

 

 

エイミ「時間的にどっちかしか行けないんだね、うーん。」

 

 

少し悩むエイミ、そして思い付いた顔をして

 

 

エイミ「ゲームセンターに行こう。」

 

 

そう言うと手を握り目的地へと向かう

 

 

エイミ「へぇ、ゲームセンターって色んな種類のゲームが置いてあるんだね。」

 

 

"気になるゲームはある?"

 

 

エイミ「クレーンゲームって言うの?聞いた事や見たことはあるんだけどやった事はない。見た感じ動かして取るよりお店で買った方が効率的だろうけど、実際にやってみないと分からないよね。」

 

 

そう言って挑戦してみるが、アームが弱くなかなか取れない

 

 

エイミ「これ本当に取れるの?」

 

 

"ある程度の回数やると取れる仕組みなのかも。"

 

 

エイミ「ならその分のお金を払って買った方が効率的だよ。」

 

 

少し怒った風に言う

 

 

"自分で取ったって言う達成感はあるんじゃない?"

 

 

エイミ「理解しがたい、けど納得...できなくもないのかな。」

 

 

微妙な顔をしてクレーンゲームを続行する

それから数クレジットで目当ての商品をゲットしたエイミ

 

 

エイミ「取れた。」

 

 

口調は落ち着いているが何処と無く興奮を抑えられていない。

 

 

"どう?納得出来た?"

 

 

エイミ「そういう事にしておく。」

 

 

満足そうにぬいぐるみを抱きしめる。

 

 

エイミ「次はアレやりたい。」

 

 

指を差したのは体験型のガンアクション

 

 

"でも時間が"

 

 

エイミ「いいからいいから、カップルっぽいでしょ?」

 

 

エイミに引っ張られ中に入る

 

 

エイミ「中は結構暗いんだね、早速はじめよっか。」

 

 

"なるべく早く終わらせよう。"

 

 

エイミ「......」

 

 

"エイミ?"

 

 

エイミ「そんなに私と居るのがつまらない?」

 

 

"そういう訳じゃないよ。時間を守るのは大人として当然だし、エイミの時間だって余計に盗ることになる。"

 

 

エイミ「私は別に気にしないよ、延長分の料金だって私が払うし。」

 

 

"どうして?"

 

 

エイミ「確かに効率は大切、でも私にとって効率より先生との時間を優先したいと思う。先生はどう?」

 

 

"私も可能ならエイミと長い時間遊んでいたいかな。"

 

 

エイミ「決まりだね。」

 

 

クリアするまでゲームを楽しんだ

普段の戦闘経験が活きたのだろう、エイミのスコアは常にSだった

 

 

エイミ「楽しかったね、最後はショッピングに行こう。」

 

 

"最後までお供するよ。"

 

 

エイミ「お供じゃなくて彼氏、でしょ?」

 

 

"そうだね。"

 

 

腕を組み店内を巡る

流行のアクセサリーを買ったり、最近流行っている曲をチェックにも付き合う

また小さくなった下着を買ったりした、女性用下着売場は何度行っても慣れるものでは無い

そうこうしている内に時間が来てしまう

 

 

エイミ「今日は無理言ってごめんね?」

 

 

"謝るのはこっちだよ、結局300分も付き合わせちゃったし。"

 

 

エイミ「終盤は私のワガママだけど。」

 

 

"レンタルしたのは私だから、はいこれ。"

 

 

エイミ「ダメだよ先生、4万クレジットだけ受け取る。」

 

 

"ここはキッチリしないと。"

 

 

エイミ「ダメ、返す。」

 

 

"返却拒否。"

 

 

エイミ「分かった、このままだと平行線だから5千クレジット返す。折半なら文句は無いでしょ?」

 

 

"でも..."

 

 

エイミ「それでも納得しないなら全部返す、いい?」

 

 

"分かった、それで手を打つ。"

 

 

エイミ「今日は楽しかった、仕事以外でも誘ってね。」

 

 

"借金が無くなったらね。"

 

 

エイミ「この借金は私のじゃなくてヒマリ部長のなんだけど。」

 

 

なんとなく察する

 

 

"そっか、後で私からヒマリに伝えるよ。"

 

 

エイミ「そうしてくれると助かる、暗くなっちゃったしシャーレまで送るよ。」

 

 

エイミにエスコートされシャーレに帰宅する

 

 

 

 

 

 

エイミ「はい、延長分もあるよ。」

 

 

ユウカ「5万クレジット確かに受け取ったわ、珍しいわね延長なんて。」

 

 

エイミ「それは当人次第だから私に言われても。」

 

 

白々しく答える

 

 

ユウカ「そうね、後はヒマリ先輩の事よね。」

 

 

エイミ「それは私から言っておく。」

 

 

ユウカ「何から何まで悪いわね。」

 

 

エイミ「別に、悪いことばかりじゃないから。」

 

 

ユウカ「?」

 

 

 

 

 

 

エイミ「ただいま。」

 

 

ヒマリ「おや、いつもより遅かったですね。」

 

 

エイミ「先生とデートしてた。」

 

 

ヒマリ「今なんと?」

 

 

エイミ「ヒマリ部長の代わりに先生とデートしてた。」

 

 

ヒマリ「何がどうなってそんな羨ましい事に???」

 

 

エイミ「部長が壊したドローンとかの借金を捕まえやすい私が肩代わりさせられたんだけど、たまたま指名してきたのが先生だったの。」

 

 

ヒマリ「なるほど、あのサイトはそういう風に使われているのですね。しかし彼女は知っているのでしょうか?」

 

 

エイミ「なんの事?」

 

 

ヒマリ「こちらの話です。」ふふっ

 

 

 

 

 

to be continued......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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