凪視点
「さあ、どうするんだ?」
心臓の音が大きくなっていく
ここで、どちらかに決めないと…そう考えれば考える程頭が回らなくなる
まさしく人生を変える選択
「私は……」
と、その瞬間…
裕仁視点
この一ヶ月の間で、雷電を多少知っておく為に研究した結果、雷電はあらゆる全ての物事を貫通すると言われたが、より使ってみると…
雷電の雷は存在する全てを貫通することが出来、それは指定も出来る
「つまり、それを色々駆使すると…」
雷で作った棒状の雷を空中に設置できる
「これで…こう!」
そのままその棒を使って角度を調節し、仮面ライダーのキックの様な体制で窓に突っ込む
「ぶち破れ!!」
ガラスの割れる音と共に視界に映ったのは、驚いた顔の凪さんと、さっきのお偉いさんが映った
俺はその勢いで壁にぶつかりかけるが、壁に足を着け、そのまま華麗なジャンプで凪の前に着地する
お偉いさんは驚いたのか後ろから黒い何かを取り出した
「おいおい、それは無しだろ」
取り出したのは案の定拳銃
男はそのまま撃ってくるが普通に弾く
「っ!?」
流石に驚くよな。まあいい
そのまま俺は蹴って男を壁にぶち当てる
壁が崩れ廊下が見える
「…あれは死んでないよな?」
「…あの」
「あ、はい何でしょう」
凪さんは驚いた拍子でか普通に喋ってくれる
「…本当に来てくれたんですか…」
「そりゃもちろん。あんなあからさまに助け求めてたらね〜」
「でも…少しやりすぎ…」
「え?マジすか?」
まあちょっと最悪死人が出るレベルの蹴りを横腹にぶちかましただけですが
すると、崩れた壁の方からボロボロの男が出てきた
「き…さま!」
「あ、生きてて良かった」
死んでたら流石にやばかったしな
「許さない…絶対に!」
すると、男は赤いスイッチを出した
「私がその娘とここまでの厳重な場所でやった理由…貴様は知らないだろう」
「なんかあったんですか?」
「うん…」
あ、やっちゃった系かこれ
「このスイッチは…あのお方の奴隷共が居る場所の開け口を開けるためのスイッチだ…その理由…分かるか?」
「…お前、もしかして…」
凪さんの為ならこの街はどうでもいいってことか…?
「私の意思一つであること街を壊すことだってできる…お前は、私の逆鱗に触れたのだ」
それを聞き…俺は、少し笑った
そして、感情を消し言う
「そんな事させると思ってんの?」
走り出し、一瞬で男の目の前まで近づく
「っく!?」
男がボタンを押す前に手を折る
「っぐぁ!!」
「スイッチゲット〜」
さて、どうするかねこれ
すると、男は反対の手で拳銃をこっちに向けてきた
「それ、さっき聞かないって…」
「…そっちではない!!」
奴が撃った銃弾は、スイッチへ当たり、スイッチが押される
「っこいつ」
すると、奥から爆発音と共に化け物がこっちへ向かってくる
「こっちにも化け物置くなよ!?」
仕方ない!
俺は凪さんの方へ走り出し、凪さんの手を掴む
「手、離さないでくださいよ!」
「え…なにして…」
すると、さっきの開けた窓から二人で飛び降りる
「っ〜!?」
雷で道を作り、公園へと無事着地できる
「さて、街はパニックになるだろうし」
これは俺のせいだ。俺が何とかした後に、凪さんと話をしよう