暗い過去を持つ少女が可愛い女の子と一緒に幸せを手に入れるだけのおはなし   作:あざみ野瑠奈

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見切り発車にも程があるだろって作品。


よかったら読んでやってください。


はじまりの日。

ソードアート・オンライン-最新のフルダイブ技術によって創られた世界初のVRMMO。

そのβテスト中。限られた者だけが限定的に先行して入れる浮遊城の中に私は立っていた。

 

本来であれば仲間と共にいるべきであろう圏外…それもダンジョンにただひとりで。

 

「…はぁ。βテスト最終日だし、少し冒険しようと思って来たけど間違いだったかも…。」

 

片手棍を左手に持ちながらひとりごちる。敵を倒し進んだ先の安全地帯にいるため敵Mobがポップする心配はないがこの先を進む気力なんて湧かないし、戻るにもなんかもったいない気もしている。実際レベルとしては適正レベルだからHPをはじめとしたステータスもアイテムも余裕がある。

パーティーでも組んでいれば気分も変わっていたかもしれないが、βテストが始まって以来誰ともパーティーを組んだことどころかNPC以外と言葉を交わしたこともない。…だからといって今回だけのために誰かと会話して即席のパーティーを組もうとも思わなかった。それは自らの過去の出来事に繋がるから思い出したくもないが…。

 

とりあえず、どうするか。そんなことを考えていたら、

 

「あ!あの、えっと…こんにちは!お話ししてもいいですか?」

 

と少女に話しかけられる。

年齢の割にはかなり身長が低い私のリアルの身長に合わせたアバターより頭ひとつは言い過ぎにしても10センチは余裕で越えている身長。黒い髪に緑色の瞳は案外リアルにいてもおかしくなさそうな見た目だ。

 

「うん…別に大丈夫…です。」

 

この世界で初めてNPC以外と会話…しかもNPCとは設定としては雑談もできるのだが私はしたこともなかった…をしたために尻すぼみしてしまった。

 

「ふふっ、はじめまして。私コハルっていいます。」

「あっ…私はアザレア…っです。」

 

自己紹介をした後にコハルからお願いをされた。

 

「戦い方を教えてくれませんか?」

 

コハルはどうもこのゲームが初めてちゃんとやるゲームらしく、ネットで調べてから挑んだものの下手なのかうまくいかない始末だったらしい。

 

「…わかりました。自分ができる範囲であれば…。」

 

今日初めて出会った相手に教えるのは少し…否かなりきついかもしれないが気分転換にはなるかもしれない。それに最悪クエストだと思えば案外なんとかなるかもしれない…。そう思い簡単に戦い方を教えることにした。

 

それがこの先、私にとっていろんな意味でとても大切な相手となる少女コハルとの出会いだった。




最近出たアバター衣装が自分のアバターに似合いすぎてヤバイ。

コハルかわいいとうちのこかわいい=5:5でこの作品はできてます。
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