あと原作で名前だけのキャラがっつり変えます。
ぶっちゃけこれは自己満足のための小説なんで趣味もりもりで行きます
一夏視点
シミュレーター上の存在である為破損したIS達は、恐るべきことにグルドリンは殆ど傷が治っていたが、いったん消滅し俺とセシリアさんは出現した椅子で番茶を飲んでいた。
「しかし、凄まじい防御力ですわね。ティアーズタイプは迎撃機として高機動戦を前提に搭乗員以外の装甲は薄めですが、それにしたってグルドリン、めちゃくちゃな重装甲ですわね」
「そりゃそうだぜセシリアさん、ナノメタルを使って宇宙空間で鍛え上げられた装甲だ。スキンバリアを頑丈にするぜ。防御力は下手なシェルター張りにあるはずだ」
「よしそれでは神鉄の受け売りだがこの陣内がナノメタルについて説明しよう」
制服をきた生身そっくりのアバターで陣内さんがホワイトボードを押してきた。
「一夏君、そもそもナノメタルとは神鉄のワンオフアビリティ、水は無形なり、によって生成されたものが雛形だ。まあ俺たちが小さいころにあったアニゴジのナノメタルから発電能力を無くした代わりに生成速度を大幅に早めたものだと思ってくれ」
「はい、存じております。高性能CPUであり金属疲労を分子一個から排除する為理論値の耐久性が発揮できる夢の金属ですよね。その代わり神鉄さんのコアから離れるとただのタングステンと同じ感じになっちゃうんですよね」
「ええ、それを模倣し機能を限定することで生産性を高めた金属こそ簡易ナノメタルですわ。流石に分子一個一個レベルで金属疲労を修復するのは大業物に限られるはずですが、グルドリンに使われている其れは殆ど本家と変わらない耐久性ですわね。装甲という面、だけですけども」
「ああ、たぶん打鉄1機の費用は装甲だけでかかってる。ただそれを再現すると全く勝負にならないので通常の重ISFレベルの装甲となっている」
「通常のISバトルでは新型機は性能のリミッターとともに旧型機に負けるとポイントががっつり下がりますもんね」
「ま、それはさておき一夏君。今手のひらに出たボタン押してみ」
「これですか、ぽちっとな」ピカッ
「アバババババババ、電気ショックとはまたベタなハッキング閃光弾ですわね。これ決闘には禁止武器ですわよ」
「ははは許せセシリアさん、神鉄特性のISのセンサー類から発光信号を送りこんで動きを阻害する奴だ。原理としてはベタで対策も容易だがISを作った神鉄が作った奴は特別性だ。必殺の武器だ」
「しかし陣内さん、これでも止められて10秒では、グルドリンにその間に破壊できる武器はありますっけ」
「鋭い質問だな一夏君。そもそもグルドリンのコンセプトは飛んで逃げるためなのだが、こういうのがある」
陣内さんが指を鳴らす。澄んだ音が響いた。
セシリアさんの代わりにマネキン人形が乗ったかりそめのブルー・ティアーズと俺の代わりに以下略のグルドリンが向かいあいグルドリンのビームスクレイパー、平たく言えばビームドリル、が展開し爆発的な光を放った。
そのままブルー・ティアーズと接触、紙のようにスキンバリアを破断、本体をマネキン事溶解させた。
「これは、荷電粒子をPICで固めて回転させることでスキンバリアに干渉現象を起こし、これだけの威力をだしているのですね、しかしこれはグルドリン側もただでは済まないはず、そこんとこどうなんですの陣内さん」
顔面まっさおのセシリアさんが殆ど絶叫する。
「セシリアさん、神鉄がそこのところ考えてないと思うか、本質はPICによる干渉現象が問題だからグルドリン側でもPICを逆転させてやればいい。無傷とはいかないが最上級の簡易ナノメタルだ。それがスキンバリアを補強する都合、まず問題ない」
「でしたらこっちも同じことをすれば」
「それもあんまり問題ない。グルドリンはあくまで一君のISのアーマードオークトチュール、白式の追加兵装だ。つまりあらゆるエネルギーを消滅させる零落白夜をビームスクレイパーに合わせられる。つまりあらゆる既存の防御手段が無意味だ」
「エネルギーの損耗は」
「グルドリンは実弾兵装しか積んでないし本体の燃費もいい。白式のコアも最新型と同仕様に拡張してあるから所謂第零世代同士のダブルコアだ。まずエネルギーは切れない」
セシリアさんはそんなチート相手にアグレッサーとして呼ばれたことを自覚しショックで廃人と化しかけたがオルコット家次期当主としてのプライドで踏みとどまったようだ。
「まあさすがに決闘で白式を纏いながらグルドリンを騎馬武者よろしく上に乗るのは許可されないから安心し給え。もっとも白式なんだが
「大変です、失礼します」
真耶さんが息を切らして仮想空間にログインしてきた。
「真の男性操縦者が現れました。レッド警報Fの発動を確認しました」
「「「なんだってー」」」
レッド警報フューチャー、ISの生体CPUとして融合した神鉄とも、コード白死と織斑千冬のパーフェクトクローンであるという抜け道をついた一夏とも違う、真にISに適合した男性操縦者の発見に、世界は大きく揺れる事となる
「一夏君、白式を神鉄が使いやすく改造してくれると思うからそれでなんとかしてくれ。多分神鉄が専用機作るから打鉄真打はその子に回されるわ」
「いいですけど、神鉄さんまじで廃人になる一歩手前では」
「大丈夫、暫く真耶の胸と作業場を往復する生活なら奴は踏ん張れる」
「まああれですね、彼を起こさないでやってくれ。死ぬほど(五徹、新生児育児、グルドリンの最終調整、白式のリミッター設置、打鉄真打への簡易版零落白夜搭載)疲れてるってやつですね」
山田神鉄は真耶の母性の象徴で眠ることによりエネルギーを最大回復できるのである。質量をもった残像を出しながらなんとか仕事を終わらせ廃人と化さなかった。
その男性操縦者、
特別なスポーツ心臓である以外は普通の男であるこの俺はスーパーの袋を片手に歩いていた。無論俺の方が車道側である。目に入れてもいたくない可愛い彼女清香を守るためだ。もっとも合気道の初段で自衛隊の教導隊で格闘技術を教えているお義父さんを師に持つ彼女を暴行できるのは軍人位なもんだろうが。
「いやー清香のお陰で頑張れたわ、IS学園整備科になんとか滑りこめたわ。こりゃご褒美にちゅーくらいもらってもいいんじゃないかね清香さん」
「バカいってんじゃないの血染、織斑一夏に私が取られるんだ、とか言って錯乱してた奴が」
「その時にビンタで俺を壁までぶっ飛ばした後、貴方と私は行きたいの、私の機体はあなた以外に整備させないわって言った女傑はムグゥ」
周りを気にせず口をふさがれる。彼女が何時も舐めてるイチゴの飴の味がした。
「そんな悪い口は塞いじゃうわ」
照れもせず目を見て言い切られた。
うーん俺の彼女は男前。
「だれかー、ひったくりです。母の形見の入ったバッグなんです。だれかー」
こういう時我々に言葉は要らない。清香がすぐさま通報。俺が走って追いかける。フルマラソンくらいなら余裕で追いかけて見せる。
同時に俺は所謂転生者だ。
普通に二十歳くらいで働きすぎで心筋梗塞で死んだ。転生した先は好きだったインフィニット・ストラトスの世界だった。だが俺に特典なんかなかったしこの世界でISは男には乗れないものだった。
絶望した、仕事ずくめの人生の後のセカンドチャンス、それが無駄だったと思った。
だが高校で相川清香に出会い、意気投合した。
そうだ、おれはもう一回人生があるんだ、じゃあ彼女や次の世代の為に捧げようじゃないか
これからおれは立ち直った。強烈に努力した。
なんてことを考えながら走るくらい俺は余裕で、相手はご老人でもう息が上がっていた。って、
「おいあぶねえぞ、それはISトレーラーだ」
IS輸送専門の為のトレーラーであり本来は厳重な警護網の中にいるはずだが、なんかの手違いで単独行動か、まずい。
ISに関わる施設や車両ではふいに近づくとまちがいなく非殺傷とは言え非致死性とはいえ半日は昏睡するテーザーガンの即時発砲が許可されている。あの年だと、まずい
「間に合ええええええええええ」
警備員のテーザーガン発砲と急加速した俺がひったくりの爺さんを庇うのと
おれがISを着装したのは同時だった。
「ふむ。まあこれで清香と一緒に飛べるな」
周囲の大混乱をよそに俺は妙に冷静だった。
書き終えたの登校日18時55分です。
全部彼女いない歴年齢の妄想です許してね。
次回、チェストとは知恵捨て。
楔を可愛がる山田真耶に山田神鉄はあまりの尊さに廃人と化した。