"財団"と"幻想"   作:抹茶!

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これが、初作品です。どうも、抹茶!です。
私は基本的に東方やアンテ、scp、転スラ…などなどが好きなんですが、好きなもの同士を合体させたんで、そりゃーもうご都合主義に矛盾に色々と妄想大爆破しているでしょうがまぁ、温かい目で見ていてくださればかと思います。


Epilogue

ここは"財団"と言われる異常な物品や現象、存在、生命を確保(secure)収容(contain)保護(protect)する世界規模の超常的な秘密結社、『SCP財団』と神々の愛した楽園、『幻想郷』のお話…

 

 

 

SCP財団の中でも最高機密の施設…サイト-01、そこは財団の最高指導者、"O5評議会"の拠点であり、財団の中央施設でもある。

その内部、一際厳重に警備されたエリアがある。警備する武装した兵士には「槍を持つ右手」の紋章が肩についている。

そう、ここはO5評議会の業務エリアなのだ。

さて、今この物語の大筋を決めることとなる会議が開かれている…

これは、その…

 

〜O5評議会会議室にて

今、会議室のテーブルには十三人の人影が見える。部屋の正面の電子ホワイトボードには白衣をきた女性が立っている。 

「……"博士"、もう初めてくれないか?もう全員揃った。それに我々は資料を一通り読んだ。」

人影の一人、O5-1が言う。

「…わかりました。」

そう、言って宣言する。

「では、第二回SCP-G001f-JPに関する情報の報告会を始めさせていただきます。」

彼女はパソコン片手にレーザーポインターでボードを指して説明し始める。

「まず、前回の会合にて可決され、実行されたSCP-G001f-JPへの干渉実験ですが資料にある通り失敗しました。まあ、ある意味予想通りです。」

博士は一息つき、また話す。

「しかし、興味深いことに干渉実験を実行した実験室では発生しなかった時空干渉による歪みが突拍子もない別の部屋で発生しました。幸い、大きな被害はありませんでしたがね…」

「ふむ、確か巻き込まれた職員がいたな?」

二人目の人影、O5-2が聞いた。 

「ええ、医療関連の製薬部門の唐本薬剤師が巻き込まれました。」

「それで、どうなったのだ?」

「…結果から申し上げると、彼女の行方も、発生原因も、その事象の理論も不明です。」

「そうか…」

明らかに残念な感じのO5-2を横見に博士は話を続ける。

「…前回にも言及した既知の情報ですが、分かったこともいくつかあるので合わせて言っていきます。」

そう言って博士はコーヒーを1杯のみ、また続ける。

「では、既知の情報からです。」

「SCP-G001f-JPは我々、財団の存在する基底現実や並行現実からほぼ完全に隔離された別空間に存在する複数の世界を指し、その世界には我々のいる世界にはない高度に発達した未知の技術や知識や驚異的な物品、異常能力者、超常現象などが数多く存在する。確か、前回はこのくらいでしたよね?」

「ああ、そうだ」

冷静な声でO5-11が答える。

「OKです。では、それにそうかたちで進めましょう。」

「まず、SCP-G001f-JPの具体的な異常性、というか技術や能力について話していきます。」

「SCP-G001f-JPに住まう部族は簡単に言うと、「妖怪」みたいなものが大半です。他には、妖精、幽霊、吸血鬼、鬼、蓬莱人、仙人…まさにファンタジーといったところです。異常性で言うと、既知の法則を捻じ曲げるような力…例えば、花を操ったり、運命を視たり、無意識を操ったりと文字通りでしゃばりな能力を持っているそうです。他にも、世界の根源に干渉し得うる強力な能力や技術、知識があるそうです。」

「…それは、例えるならばどんな感じなの?」

女性の声、O5-4のようだ、が質問する。

「そうですね、例えるならばまさに"魔法"とか、さながら"SF"映画のような科学技術とか…核心に迫るのならば死にまつわる世界や能力、時間や空間を完全に掌握したりするとかですね。」

「…分かったわ。説明を続けて頂戴」

「OKです。」

「説明を続ける上で興味深いのは最初の実験のことですね。現実・時空関連の計器の計測結果からの臆測ですが、実験の失敗の原因は奇跡論的、霊的な大結界があったからでは?というのと、何かしら防ぐ事ができるそういう系の異常性を持った人物がいたからでは?という、2つの要素があったからと思います。そして、仮にこれがあっていたら先方、つまりあちら側には何かしら知れ渡っているかもしれません。」

「どういうことかね?」

静かにO5-1が聞く。

「つまり、時空干渉したけど、本命は防がれ失敗したということはあちらは此方の動向に気づいている、しかも防ぐことができたという事です。更に、それを踏まえると行方知れずになっていた薬剤師さんはあちら側に囚われている可能性すらもありますし、そうであれば全く行方が分からないのも理解はできます。何故なら、干渉を難なくいなせるあちらからすれば人一人攫ったところで存在を隠すことは容易でしょう。」

「ちょっと…待ってくれ…」

気づけばO5全員が頭を抱えていた。そんな中、O5-1が静止を求める。

「あー、少しド直球過ぎましたかね?」

「そうではない、皆驚いただけだ。それよりももう少し実情的に話してくれんか?」

唯一立ち直りが早いO5-11が要求する。

「分かりました。あー…」

「…まぁ、要するに、あちらは我々の知らない科学技術や未知の"魔法"などを確立させている。だからこそ、こちらからの干渉をかわせて逆に利用できるくらいの力量や知識を持っているではないか?ということです。」

「成る程…」

「博士、SCP-G001f-JPは我々の想像以上の力を有していると思うか?」

「いーや、それどころか「異常だ!」とか以前に上位の神格性実体、上級指定概念がいくつかいるんじゃないかな?後、恐らくこの基底次元や異常実体という存在の根本や起源に関わっている可能性すらあるね。他にも、我々の知らない真理に触れている情報とかも多く知っているんじゃない?」

「博士、口調…」

O5-2がやんわり注意する。

「おっと、失礼いたしました。」

「あー、この情報は流石に憶測から発展したんじゃないんでしょ?」

「そうですね、4さんの言う通りです。「4さん…?」

「確定ではないですがSCP-G001f-JPに深く関わっているかもしれない団体…というより人物を一般世間の中からたまたま捕らえ、尋問したのです。ただまぁ、内容が正しいかは不明ですし、余りにもこじつけが過ぎている可能性もありますし、まだ資料には入れませんでした。」

「何だと?」

O5全員が驚いた。

「しかも、彼らは我々のことを知っていました。不思議ですよね、こちらは全く把握していないのに、何故か一般世間の彼らが知っていたんですよ。」

「………」

…O5全員が驚きを通り越して唖然とする。

「あちゃー、またやりすぎましたね…」

「…あ、あぁ大丈夫だ、続けてくれ」

O5-1は何とか応答した。…どうやら、彼のO5評議会監督者としてのメンツは保てたようだ。

「えーと、まぁ、私としては大まかな説明は以上です。」

博士は何とも締まらない言葉で大筋の説明は終わった。全くもって内容は緩くないのだが…

 

 




えー、忘れかけましたが不定期になるかと思います。
読んでくださりありがとう。
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