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ある配信者の記録
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何故幽霊たちは、人にはとても言えないことをやらないのでしょうか?学校も試験もないのは嘘だったのでしょうか?結局、死してなお、人の柵に囚われているのでしょうか?
よくある幽霊的行動についても私はよく分かりません。人を驚かせるのは分かります。恨みのある人を呪う、殺すというのは分かります。ですが、勢い余って無関係の人を呪い、殺すのはいただけないですよね。生前は立派な方も、これでは無差別殺人鬼です。
漫画や小説と現実は違うと思っていますが、これではまるで幽霊はサイコパスです。
自分や他人を守ろうとした結果、人を殺してしまったのは分かります。それ以外、つまりは受動的ではなく自発的に人を殺すという行為は頭のネジが相当外れていないと出来ない行為です。バトル漫画の主人公たちはこれに当たりますね。
いや漫画と小説が現実とは違うように、現世と幽世の考え方は違っているのかもしれません。よくよく考えてみれば、人を殺す行為も人には言えないことではないでしょうか。
なんだ、やっぱり、幽霊たちも人には言えないことをしていたんですね。
論文や記事を書いた人であれば分かると思うが、ある理論の証明には裏付けが必要です。今回お話した説を立証するために、それをこれからやろうと思います。
スマートフォンを取り出し、番号を口に出しながら、配信者は、どこかに電話をかける。
"○○○○の〇〇、○○○○と、"
プルルルル、プルルルル、プルルルル、コール音だけが部屋に響いている。何度コールしても電話には誰も出ない。
"クソ!ガセネタでした!幽霊と話が出来る電話番号と聞いたのに何も出ません。畜生!……いや、まてよ、あの手段がありました。"
配信者はまた電話を掛けだした。ピッピッピと今度は三回だけボタンを押した。三ケタの番号は二つに一つ。
"もしもし、警察ですか。私****というものです。今から**するので、これから言う住所に来ていただけますか?"
"言いますよ。**市**町**の*ー*ー*です。はい、はい。ではお願いしますね。"
配信者は手を振りながら電話を切る。その手は誰に振ったのか。
では、これから**しようと思います。
実は、女装癖と露出癖が家族と友人にバレました。生きてても仕方ないので**と思います。
まあね、せっかくだから説の立証も兼ねようかと思いまして。こんな時まで研究熱心ですよね?
それでは、また来世で。
*終*