陰の実力者になりたくて!addition   作:読者0

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WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!
選択ガチャからイータ様のご降臨じゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
ついでにユキメ様も降臨じゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
リリ様も降臨じゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
うっひょぉぉぉぉぉぉぉ!!


今年のガチャ運使い切っちゃったよぉぉぉぉぉぉどうしよぉぉぉぉぉぉぉ!!

第4回です


何でこうなる?④

「んーーーー!!んんーーんんんーーー!!」

(見せろーーー!!執事シャドウを見せろーーー!!)

「んーーーんんーーーんーーー!!んんーーー!!」

(見せろって言ってるだろーーー!!見せてよーーーー!!)

 

未だ拘束衣着用中のアルファさんは執事シャドウを見れない事にご不満の様。

体をよじって床を転がり、不満を表すが誰も見向きもしない。

そんな事よりも執事の方が大事らしい。

第一席?何それ美味しいの?状態である。

執事盟主を目に焼き付ける為なら第一席の存在を完全無視する。果たしてこの組織にまともな未来はあるのだろうか?

 

「んんん!!んんんーーー!!んんーーー!!」

(髪がぁ!!髪で見えないーーー!!助けてーーー!!)

 

転がり回ったせいで更に髪の毛が絡みつき、視界を塞ぐ。

 

「んんーーー!!」

(執事見せろやーーーー!!)

 

口を塞がれているので何を言っても「んんーーー!!」に変換されるので届かない。

髪に関しては転がり回らなければいいいだけなのだが、アルファには無理な話かもしれない。

 

「じゃ、次は私だね」

 

次の番はゼータのようだ。

 

「次はゼータなの?」

「何か問題でも?」

「席次順だったから次はデルタだと思ってたし、イプシロンも飛ばすとは思わなかったから」

 

席次順で行けば六席であるゼータの前には、四席であるデルタと五席であるイプシロンがいる。

 

「デルタ次なのです!!」

「私は事情があって最後にして貰いました」

「あ、そうなんだ」

 

ガンマまで席次順できていたからてっきりこのまま席次順で進むのかと思っての疑問だったが

 

「ねぇ、主今は私の番だよね?」

 

ゼータさんはご不満のご様子。

両目がブラックホールと化している。

 

「私の番だよね?」

「そうだね」

「じゃあ私を放って他の女と話したら駄目だよね」

「そうだね」

「んん?」

「ごめんなさい」

 

シャドウが謝罪したお陰でゼータのブラックホールは収まる。

 

「ぜ~~んぜん気にしてないよ♪それよりも速く着替えて♪ね?」

「はい、着替えます」

 


 

更衣室から出てきたシャドウの格好は今までのものと一転して地味な服装だ。

パーカーに黒シャツ、黒のジーンズ。

目立つ服装ではないしかし、ある一点だけは見逃せない。

頭の上には猫耳付きのカチューシャが乗り、腰からはベルトに付けられた黒い尻尾が垂れて、ユラユラと揺れている。

 

「おおっ、か...かわええ」

 

用意したゼータはえずきながらのけぞる。

尻尾は感情の昂ぶりを表す様に激しく揺れている。目も血走っている。

 

「ふー...ふーーー」

(ちょっと興奮しすぎじゃない?)

 

シャドウが引くぐらいには興奮していた。

 

「じゃあ、主....これも付けよっか」

 

ゆっくりとシャドウに近づくゼータ、その手にはベルト式のチョーカーが握られていた。

ベルトの革の色は黒。

 

「ちょっと待とうか」

 

流石にチョーカーまで付けられてしまうとペット感を感じてしまうので抵抗する。

だがしかし、ゼータはどうしてもチョーカーを付けたいのかにじり寄る。

 

「付けてよ?ね?ね?」

「いやちょっとこれは」

「ね?」

「いや無理」

「付けよ?もう我儘言わないから」

「我儘言わないとかそういう問題じゃないからね」

「本当に我儘言わないからぁ、ねぇ?」

「いやだから...」

 

チョーカーを付けようとするゼータと拒むシャドウの押し合い。

力で勝るシャドウが押し込んでいるのを見て周りは少し残念そうにしている。

 

「はい♡」

 

押し込んでいるはずなのにチョーカーが付けられた。

ゼータの手に握られていたチョーカーはシャドウの後ろから回された手によって付けられた。

カチャカチャと留め具の擦れる金属音が鳴る。

後ろから回される細い女性の手、誰の手か確かめるべく後ろを振り向く。

 

「きゃわ♡」

 

ブラックホールがあった。

黒い2つの渦巻きと至近距離で目があった。

 

(なんでぇ?)

 

チョーカーを付けた人物はそんな事ができる訳がなかった。

だって拘束衣を付けられていたはずだから。

部屋の隅を見てみれば、拘束衣はズタズタに引き裂かれていた。

ベルトは引きちぎれ、布は裂け留め具は外れて床を転がっている。

 

「黒猫シャドウきゃわ♡」

 

なんとアルファさんは黒猫シャドウを見たい思いと、チョーカーを付けたいという思いだけで拘束衣を内側から破壊してみせたのだ。

内側からの拘束衣の破壊にちょっとシャドウは引いていた。

なんと恐ろしいゴリ....なんと恐ろしいブラックホールの力なんだろうか。

 

「猫ちゃんきゃわ♡♡」

「黒猫きゃわ♡♡」

 

ゼータとアルファは揃って頭を撫で猫耳をつつき愛でまくる。

一方シャドウガーデンはというと

 

「黒猫かわぇぇ」

「猫ちゃんきゃわ」

「お、おおぉ...お腹にくる」

 

大歓喜していた。

 

「エッロォ」

「ドスケベじゃん」

「それしか言えないのかよぉ」

「シコい」

「やめろ馬鹿」

 

美少年が猫耳カチューシャを付けて、尻尾まで付けてる。

喜ぶ方向がずれまくっている気もするがそれは仕方ない事だ。

ちなみにアルファが拘束衣を内側から破壊するという離れ技には目も向いていない。

 

「ごめん、縛ってもらっていい?」

「急に何を言い出すの?縛る趣味はないし、女同士に興味はない」

「急に性癖暴露するとかどうした?あれ見て頭おかしくなったとかなら同情はするけど」

 

頭をやられて性癖暴露する程おかしくなっただけとだれもが思ったが

 

「いやぁ、野生に還りそうになってさぁ。ちょっと我慢できそうになくてぇ」

 

野生に還りそうになっていた。

獣人の少女の目を見れば血走っているし、息も荒い。

獲物を前にした肉食動物の様になっている。

 

「簀巻きだぁ!!巻いてやるぅ!!」

「巻け巻け!!巻きまくれぇ!!」

「自分で言えて偉いなぁ....なんて言うと思ったかぁ!!ざけんなよお前ぇぇ!!」

 

野生に還りかけている少女を手早く簀巻きにしていく。

その動きに一切の乱れはない。

普段の連携訓練が活かされている、活かす場所は間違えまくっているが。

 

「一丁あがりぃ!!」

「ごめん、私も巻いて貰っていい?」

「あ、私も」

「なんだよもぉぉぉぉぉぉ!!お前らには理性がないのかよぉぉぉぉぉぉぉ!!」

『あるけど、あれは無理だわ。野生に還っちゃいそう』

「巻きまくってやるぅ!!」

「野生に還りそうな奴はもういないよなぁ!?いないって言ってくれ頼むからぁ!!」

「あ、私も」

「ごめん、簀巻きにして貰っていい?」

「くそがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

獣人少女達は次々と簀巻きにされていく。

自分から頼んでおいて抵抗するのは流石にありえないから素直に簀巻きにされる。

というか鬼教官(ラムダ)が近くにいるのに抵抗とかできる訳ない。

頼んだとかそんなのは関係ない、抵抗した瞬間に拳骨が飛んでくる。

そんな簀巻きにされるのをすんなり受け入れている彼女達だが目だけはしっかりと、黒猫(シャドウ)を見据えている。

肉食動物の目でしっかりと見据えている。

 

「これ取ったら駄目?」

「駄目に決まってるじゃん、何言ってるの?」

「あっちがとんでもない事になってるからさ」

 

撮影班が荒れまくっているのを見て耳と尻尾を取ろうとするが

 

「ふぅん、主はあっちの方が大事なんだぁ」

 

ゼータは自分よりも顔合わせた事がるだけで深い仲にあるわけでもない方を優先したのが気に食わないのか、黒く渦巻いた目で少女達を見つめる。

アルファも同様にブラックホールで少女達を見つめる。

 

「やっぱりもうちょっと付けておくよ」

 

ブラックホールで睨まれている少女達が可哀想になったのか、付け続ける事にした。

 

「無理しないでいいよぉ?」

「結構気にいった」

「主大好き♡♡」

 

自分を優先してくれたのが嬉しいのか喉を鳴らしながら、抱きつき顔を擦り付ける。

 

「ねぇシャドウ」

「うん、どうしたの?」

 

息を荒くしたアルファがシャドウの袖口を引く。

 

「一回でいいから猫みたいに鳴いてくれない?」

 

アルファの一言で空気が凍りつく。

これには薬を注射されて麻痺していたベータとニンニクを口に突っ込まれて失神していたエリザベートが完全復活した。

 

(やらないといけないの?)

 

今更恥を感じているわけではない。

王子様の格好したり執事服を着たりしてるから、恥なんてない。

ただ期待が凄いからそれに応えられるか分からない。

 

「にゃー」

 

期待に応えようと頑張った結果、棒読み。

棒読みの「にゃー」である。

気まずい沈黙が流れるが

 

「んおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお♡きゃ、きゃわ、きゃわあああああああああああ♡鼓膜がおかしゃ、おかしゃられる(犯される)ぅぅぅぅぅぅ♡♡♡耳がはりゃむ(孕む)ぅぅぅぅぅぅぅぅ♡ひぃぃぃぃぃぃぃぃ♡」

「猫ちゃ、猫ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん♡黒猫ぎゃわいぃぃぃぃ♡♡♡ほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♡♡♡♡あだま()おがじぐなりゅぅぅぅぅぅぅ♡♡にゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♡♡」

 

爆発した。

至近距離で「にゃー」を聞いた、アルファとゼータは頭を押さえながら転がり回る。

アルファは鼓膜が犯されるとか意味の分からない事を言い出したり、ゼータは女の子がしてはいけない顔をしている。

完全復活したはずのベータは薬を注射されていないのに痙攣しだし、エリザベートはニンニクを口に入れられた訳ではないのに失神してしまった。

 

 

 

 

黒猫恐るべし。

 


 

「ユキメ様、落ち着いて下さい」

「落ち着いとるやろ」

「目が血走ってます、息も荒いです」

「ユキメ様、鏡を見て下さい。ご自分の顔を見て下さい」

「......誰やこれは?」

「誰やこれは?じゃなくて鏡です、映ってるのはユキメ様です」

「わっちがこないに目ぇ血走らせる訳ないやろぉ」

「凄い血走ってますよ」

「鏡ちゃんと見て下さい」

「曇っとるやろこの鏡、不良品と違う?」

「ミツゴシのコンパクトミラーです。曇ってませんし新品です」

「ちゃんと現実を受け入れて下さい」

「.....そないな訳ないやろ、わっちがこないに目ぇ血走らせる訳ないやろ。何を言っとるんや.....なんやその呆れ顔は?憐みが籠った目はなんや?そないな目でわっちを見るなや」

 

 

 

 

 

 

 

 

「わっちをポンコツみたいに見るなや」

 




猫ちゃんネタはこっちを先に書いてたんですけど、投稿はショタ編が先になっちゃいました

具体的に書いたらR18になるのか?
自分がそのつもりじゃなくても性的に見えたらR18になってしまうのか?
どうすべきか...

あと布留の言じゃないからね?
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