ついでに更新遅れた言い訳書きます
1.同時進行し過ぎ
一つの話を書ききらずに次の話を書こうとする
2.ガン○ム00と鉄血のオルフェンズ見てた
アマプラで全話、劇場版が追加されたのが嬉しくてほぼ毎日見てた
ガン○ム作品の中で絶対に外せない作品
劇場版とセカンドシーズンの最終話は泣いた
オルフェンズはMA戦が一番のお気に入り
その後が辛すぎて自動再生キャンセルし続けた
結局全部見たけど辛すぎ
3.カゲマスイベント楽しすぎ
イベント楽しいー!
ふぅーーーーー!!
4.F○Oのボックスガチャ
周回!!
周回周回周回!!
素材一杯楽しいーーーー!!
5.F○Oのレイド
おら!素材寄こせ!QP寄こせ!絆寄こせ!
もっと寄こせよごらぁ!!
殺したかったけど死んで欲しい訳じゃなかった
6.BLEACH見てた
最終章のOPとED、気合い入りすぎ
7.単純にゲームやりすぎ
やりすぎ
以上です
腐ったミカンは他のミカンも腐らせる 前編
「あ~~どうじよ~~~」
作家であるナツメことベータは自室で頭を抱えていた。
「今月中に新シリーズとか無理に決まってるでしょ。何考えてんのよあいつ」
既に展開しているシリーズの最新刊の原稿を仕上げ、担当編集と打ち合わせていたらサラッと新シリーズの話を持ち出された。
所属している出版社に恩を売っておくのにはいい機会だと思い承諾したが、担当編集の方が一枚上手で承諾した後に期限を提示してきた。
新シリーズとなると今月中は無理がある、ただでさえ複数のシリーズを抱えている中で新シリーズを出して他シリーズの連載が躓き勢いが落ちれば読者が離れていく。
それは作家として許せない。
だが他のシリーズの勢いは落とすことはできない。
「う~~ん、う~~ん」
悩みに悩みベータは答えを出した。
作家としてデビューしてからその分野の存在自体は把握していたものの距離を置いていた分野に手を伸ばす事に決めた。
BL
分野自体がある事は把握していた。
世の読者女性の7割が熱中している事も知っていたが手は出さなかった。
ベータはこの分野に手を出すのを躊躇っていたのには、理由がある。
BL本は検閲が厳しく、過激な表現であったり露骨な男性同士の性描写があると弾かれる。
その為、BL作家自体も数が少ないから女流作家がデビューしやすいが、性別も年齢も関係なく作家として業界に挑みたかったベータは距離を置いていた。
だが興味が無かったというわけではない。
その証拠に机の引き出しを開ければ、そこには書きかけの原稿用紙が束になっている。
内容は勿論BLである。
そしてベータは引き出しを開け、暇があった時に書いていた書きかけの原稿用紙を取り出し、机に広げペンを取り原稿用紙にペンを走らせる。
結果、ナツメ作のBL小説は売れた。
初版は2日で完売、重版も数日と立たずに完売となった。
その結果連日サイン会に駆り出され、愛するシャドウの夜のお供ができずに不機嫌だった。
だがプロのベータはそんな事は顔に出さず、営業スマイルでサインを書いていく。
「ありがとうございます!」
「ど、どうも」
サイン会に来たファンの表情が決まりすぎていて、少し引いている。
嬉しい誤算なのが女性読者全員を味方に付ける事ができた。文字通り全員だ。
デビュー当初からいたアンチですら、ファンに代わるほどだった。
「本当に凄かったです!今までアンチ張ってたのが馬鹿らしかったです!いやもう本当に...」
「後ろ詰まってますんで、お帰り下さい」
「とにかくこれからも頑張ってください!!」
話が長くなりそうなのを察した警備員により女性は帰らされる。
「あ、ありがとうございます」
流石にこれにはベータも引いた。
そしてサイン会の列を見ると果てが見えない程に人が並んでいる。
「次の方どうぞ」
そして次のファンから本を受取りサインを書いていく。
「あ~~~疲れた~~~」
サイン会を終えて自室に戻ったベータは机に突っ伏して口から魂が抜けそうなほど長い溜息を吐く。
100人から先は数えることができなかったが、300人以上は書いたと思われる。
だが執筆の陰で一つやらかしをしてしまっている。
机の引き出しを開ければそのやらかしが姿を表す。
2冊の本がある、現代で言うところの薄い本。同人誌と呼ばれるものだ。
内容はBL小説。
「わ、私は.....なんて事を」
同人誌を作っただけなら、ここまで思いつめたりはしない。
「本当に何してるんだろう」
深夜テンションでとんでもない物を作ってしまった。
BL小説を書いた勢いでBL同人誌を作った、しかし
これがもし知られれば七陰内で刃傷沙汰になる。下手したら死ぬかもしれない。
なにせ題材にシャドウを使ってしまっているのだ。
しかも受けと攻めを入れ替えて『シドシャド』、『シャドシド』と2パターンしっかりと作っている。
それぞれページ数が200ページを超えている事からベータの狂い具合が伺える。
「だ、駄目!駄目よベータ!こんな物は捨てないと駄目なのよ!!」
『シャドシド』の同人誌を開こうとする手を精一杯押さえ込んでいるが表紙が半分程めくれている。
「それに不敬よ!シャドウ様がこんなもの書いてるって知ったら軽蔑するわ!だから我慢して捨てるのよ!開いたら駄目なのよ!!」
欲望と理性との闘争は10分間続き、欲望の勝利で終わりベータは自分で作った同人小説を読む。
1ページ1ページゆっくりと時間をかけて読む。
息を荒げているせいで眼鏡が曇ってしまっている。
「うへ♡こんな...だ、駄目よベータ。早く捨てないと...ああでも」
挿絵の描かれたページで手が止まる。
自分が描いた挿絵だが、改めて見ると叡智すぎる。
シャドウがシドを押し倒すというよく分からない構図になっているがベータからすれば目が血走って脳の血管が切れそうになる程の叡智さだ。
自分が描いた挿絵だが。
3時間に及ぶ叡智の探索を終えたベータは椅子から立ち上がると、唐突に服を脱ぎ始め下着だけになる。
ベータは下着で外に出るような痴女ではないので、向かう先はベッド。そしてその手には『シドシャド』の同人誌が握られている。
ベータは欲望に負けた、ついにナニに使うようだ。
目を覚ますと体が椅子に縛り付けられていた。
ナニをしている途中で寝落ちしてしまったはずなのに服を着ている。
「やっと起きたわね」
声がした方を見ると冷たい目で見下ろす第一席。
周りを見渡せば七陰が勢揃い。
状況が理解できていないデルタを除いて全員が冷たい目でベータを見ている。
「ではこれより七陰裁判を開廷します」
「ちょ、ちょっと待って下さい」
「被告人は聞かれた事だけ答えるように」
「....」
「ではまず被告人に聞きます」
現代日本では推定無罪という言葉がある。
裁判において被告人が有罪と確定するまでは無罪と推定されるべきという原則を指した言葉だ。
「罪の意識はありますか?」
シャドウガーデンにはそんなもの存在しなかったようだ。