公安特捜班特別編 新春鉄道事件簿俊作集   作:新庄雄太郎

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次は、女のひとり旅で北陸を舞台に事件の捜査をします。


特急「雷鳥」北陸ひとり旅

北へ行こうか、それとも西か、何処へ行こうかと彼女は時刻表を見ながら日程を立てていたが、3分後郵便屋がやって来た。

 

「ご苦労様。」

 

と、手紙を受け取った。

 

彼女の名前は木本 渚、渚が読んだ手紙は彼氏からだった。

 

「あれ、彼からだわ。」

 

と、渚は手紙を読んだ。

 

「渚、お元気ですか、先日は大変な失礼なことをしてしまいました、どうか、お許しください、ただ、決して

私はあの時は、ふしだらな気持ちではなかった、これだけはわかって下さい、あの一件で私は、私の人生を大問題と対決せねばと痛感しました、しばらくお会いできなくなると思います、どうか、わけを聞かないで下さい。」

 

と、手紙に書いてあった。

 

「会えない。」

 

「プロポーズの事には触れないで。」

 

と、書いてあった。

 

「やっぱり、豊の事が好きなのかな?。」

 

そして、渚はため息をついた。

 

「豊さんにも諦めちゃったのかな?。」

 

渚は、北陸へひとり旅へ行くことを決心した。

 

この日、渚は京都駅から特急「雷鳥」に乗ってひとり旅へ行くことにした、特急「雷鳥」が走る北陸本線の沿線には東尋坊や加賀温泉、能登半島等の観光名所がある。

 

渚は、京都駅のホームへやって来た。

 

「北陸か、私のひとり旅はここから行くのね。」

 

と、ホームで列車を待っていた。

 

8時39分、京都駅にL特急「雷鳥13号」新潟行がホームに入線してきた。

 

「新潟行か、これに乗ればいいのね。」

 

と、渚は言った。

 

ファーンピィーッ!。

 

彼女が乗ったL特急「雷鳥13号」は京都を8時39分に発車した、達仁と千歌たちが乗ったL特急「雷鳥」は上沼垂色でヘッドマークには立山に住む雷鳥が描かれている、雷鳥には富山行と金沢行と新潟行に分けている、色は国鉄色と上沼垂色の二つである、達仁と千歌たちが乗ったL特急「雷鳥13号」は大阪8時10分発を発車し 新大阪8時15分 京都8時39分 敦賀9時35分 鯖江10時01分 福井10時10分 芦原温泉10時22分 加賀温泉10時33分 小松10時43分 金沢11時03分 石動11時19分 高岡11時30分 富山11時45分 滑川11時59分 魚津12時06分 黒部12時21分入善12時21分 糸魚川12時46分 直江津13時12分 柏崎13時35分長岡14時00分 見附14時08分 東三条14時17分 加茂14時24分新津14時37分 終着新潟14時49分、約4時間の旅である。新大阪、京都に止まり列車は湖西線に入り、窓の外に琵琶湖を眺めながら近江塩津駅に通過すると右手から北陸本線の線路が近づいてくる、やがて合体し特急「雷鳥13号」は湖西線から北陸本線に入る。

 

11時01分、特急「雷鳥13号」は金沢駅に到着した。

 

「やっと金沢ね、何年ぶりかな。」

 

と、渚は言った。

 

兼六園

 

日本三名園として有名な兼六園。国の特別名勝に指定されています。広大な園内には築山、池、茶屋などが点在しており、それぞれの景観を楽しみながら廻遊する庭園となっています。四季を通じてさまざまな自然美が堪能でき、雪から木の枝を守るために施される“雪吊り”は金沢の冬の風物詩として、ぜひ見てみたい景色です。夜のライトアップでは幻想的に彩られた庭園が広がります。

 

「あのー、お一人ですか。」

 

「ええ、今日は東京から来たので。」

 

「よかったら、一緒に行きませんか。」

 

「ええ。」

 

そう言って、渚は兼六園を観光した。

 

そして、渚は女と一緒にひがし茶屋街でお茶の金沢の和菓子で一服した。

 

「これからの予定は。」

 

「兼六園とひがし茶屋街へ行った後は、浅野川へ行って、次の日に輪島へ行くの。」

 

「そうですか。」

 

浅野川

 

「きっと、あの人が来てるわ。」

 

と、言ってひがし茶屋街へ向かって行った。

 

「おーい。」

 

「あっ、やっと来たか。」

 

「ええ、今京都から特急に乗って金沢へ来たの。」

 

「そうか。」

 

その頃、特捜班では。

 

「おい、警視庁から指名手配犯の捜査協力だ、早速捜査に当たってくれ。」

 

「わかりました。」

 

と、高山は言った。

 

「主任、行きましょう。」

 

「ああ、そうだな。」

 

そう言って、南と高山は警乗へ向かった。

 

「奴は、金沢へ行くんじゃないのかな?。」

 

「それも、考えられるな。」

 

と、南は言った。

 

南と高山は10時08分発の上越新幹線「Maxあさひ311号」に乗車して金沢へ向かっていった。

 

「奴は、何処へ行くんですかね。」

 

「きっと、金沢で会って次の日には和倉へ逃げるんだよ。」

 

「そうか、やはり和倉って事は能登ですね。」

 

「そうだ。」

 

11時40分、南と高山が乗った新幹線「Maxあさひ311号」は定刻通りに長岡駅に到着した。

 

「恐らく女と一緒に金沢へ行って、次の日に能登へ行くんだよ。」

 

「そして、犯人は能登へ逃げ込んでいった。」

 

「なるほど、つまり犯人は能登へ逃げるってわけか。」

 

「その通りだよ。」

 

11時49分、南と高山は長岡から北陸本線経由の特急「かがやき4号」に乗って和倉温泉へ向かっていった。

 

「じゃあ、南主任は能登へに毛こんだと考えられるんだね。」

 

「ああ、恐らく犯人は能登へ逃げ込む可能性があるな。」

 

南と高山が乗った特急「かがやき4号」は長岡を出て、直江津から北陸本線に入り、富山、高岡、金沢、七尾、和倉温泉へと向かっていった、そして、和倉温泉に到着したのは15時23分である。

 

「やっと、和倉温泉ですね。」

 

「本当に犯人は現れるんでしょうかね。」

 

「ええ。」

 

次の日、渚は金沢から七尾線に乗って輪島へやって来た。

 

「こうてくだぁー。」

 

と、威勢のいい声がしてきた。

 

輪島は今、朝市の活気が見えている。大勢の人が、店を見物していたのだ。

 

「うわ、おいしそうな魚ね。」

 

と、渚は試食をしたのだ。

 

輪島を観光した2人は、和倉温泉で1泊することにした。

 

そして、次の日。

 

2人は和倉温泉へ行った後は、ヤセの断崖へ向かった。

 

「へへへ、やっと見つけたぜ。」

 

能登金剛

 

「おい、何の真似だ。」

 

「てめぇが悪いのよ。」

 

「何だよ、俺が何をしたって言うだ。」

 

「アンタの姓で、私よりその人が好きなの。」

 

「おい、何をするんだよ。」

 

「お前を、殺してやるっ。」

 

「おい、やめろっ何をするのよ。」

 

「アンタが、そいつと付き合っていたから俺は許せないんだ。」

 

と、古瀬は渚をロープで絞殺しようとした。

 

「そこまでだ、古瀬。」

 

「はっ、誰だアンタは。」

 

「鉄道公安隊だ。」

 

「何、鉄道公安隊。」

 

「古瀬、お前を逮捕する。」

 

と、南は言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




まさに、旅情サスペンスって感じですね。

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