ひかり110号は、定刻通り、11時26分に岡山駅を発車した。
昭和50年に東京から博多間が開業し、東京から博多へ行く人には便利になりました。他にも岡山と広島へ行く時も新幹線が欠かせない。
ひかり110号が東京へ到着したのは、15時38分である。
ところが、1人の客がトイレへ行こうとしたら個室へ向かって行った。
「もしもし、どうしました。」
と、声を掛けたが男は息はなかった。
「うわーっ、個室で人が、人が死んでるよ。」
男は車掌を呼びに行った。
「どうしました、お客様。」
「大変なんです、個室で人が死んでるんです。」
「えっ、何だって。」
15時38分、新幹線「ひかり110号」は定刻通り東京へ到着した。
「何、新幹線「ひかり」の個室で死体が発見された。」
「えっ。」
と、南と高山は驚いていた。
「よし、南と高山と小海は新幹線ホームへ向かってくれ。」
「わかりました。」
早速、南は高山と小海を連れて現場へ向かった。
「何処だ、死体が発見されたのは。」
「38分着の「ひかり」の個室内で。」
早速、車内へ向かった。
「主任、やはり凶器は鋭利な刃物のようですね。」
「ああ、どんなナイフかわかるか。」
「どうやら、飛び出しナイフと思われますが。」
「ナイフで一突きです。」
「新幹線の中で殺人が出来るのか。」
「ええ。」
「それで、不審な客はいなかったか。」
「いやー、それが1人の客が死体を発見されてたので見ていないだそうです。」
「なるほどね。」
「つまり犯人は、広島と新大阪か又は名古屋から乗り込んだって事も考えられませんか。」
「ああ、それも考えられますね。」
「高山、被害者の身元は。」
「はい、被害者の身元は東京在住の田島 丈一郎さん56歳です。勤務先は山陽商会営業第一課長か。」
「なるほど、つまり田島は誰かにナイフで殺害したって事か。」
「主任、犯人は個室に入って来て田島をナイフで殺害した。」
「つまり、犯行が行われるのは新大阪か静岡辺りですね。」
「犯人は、ノックして田島がドアを開けたら、犯人がナイフで殺害した。」
「なるほど、犯人はそれを利用したって事か。」
「その通りですよ。」
「早速、高杉班長に報告しておこう。」
「ええ。」
暫くして、警視庁捜査一課と鑑識が到着し現場検証が行われた。
「この殺害された田島は、個室で何者かにナイフで刺されて殺害したんだそうです。」
「と言う事は、犯人は個室に行き、田島を狙ったんだろう。」
「ええ、それから洗面所で田島の財布が発見されたそうです。」
「なるほど、それで発見したのは。」
「発見したのは、車掌長の鈴木と新大阪から乗った小西と言う人です。」
「なるほど。」
「小西は、偶然洗面所で財布を見つけて届けに行こうと個室へ行ったら、ナイフで刺されて死んでいたそうです。」
「ほう、なるほどね。」
「問題は、犯人は何処で下車したかだ。」
「そこなんですよね。」
上野駅
男は、上野駅で新聞を読んでホームで待っていた。
彼は、16時発の札幌行の夜行に乗って北海土江へ向かう事にした。
「まもなくー、16時50分発東北本線回り寝台特急「北斗星1号」札幌行が発車します、ドアが閉まりますご注意ください。」
と、アナウンスが流れた。
「あっ、あれが寝台特急「北斗星」ね。」
「ワクワクしてきたわ。」
「寝台特急で行けれるなんて、夢にも思わなかったわ。」
そして、男も16時50分発の寝台特急「北斗星1号」に乗り込んだ。
ピィーッ!
と、警笛を鳴らして16時50分寝台特急「北斗星1号」は上野を発車した。
「やっぱ、いいよね。」
「北海道へ行くなら夜行列車だよ。」
「そうだね。」
郡山に近づくと、夕食の時間になってきた、今日は豪華な食堂車「グランシャリオ」である。
食堂車「グランシャリオ」
「こんな料理一度食べてみたかったわ。」
「でしょ、でしょ。」
「うん。」
そして、男は食堂車で酒を飲んでいた。
「へぇー、善子ちゃんは花丸と一緒に北海道へ行ってるのか。」
「ああ、善子と花丸と歩夢と侑は16時の上野発の寝台特急「北斗星」に乗って札幌へ行くって。」
「じゃあ、梨子ちゃんは新幹線と特急に乗って。」
「うん、8時発の東北新幹線「やまびこ」に乗り、盛岡から特急「はつかり」に乗って函館へ行って、そして夜に札幌で善子たちと会うって。」
「へぇー。」
8時53分、歩夢と善子と花丸たちが乗った寝台特急「北斗星1号」は定刻通り札幌へ到着した。
「やっと、札幌ね。」
「そりゃ、そうよ。」
「冬も楽しいんだから。」
と、歩夢は言った。
札幌駅で、善子と花丸は梨子を待っていた。
「善子ちゃん、花丸ちゃん。」
「あっ、りりー。」
「梨子ちゃんも来たずらか。」
「うん、今函館から特急に乗って来たの。」
「そう、まるは善子ちゃんと一緒に寝台特急「北斗星」に乗って来たずらよ。」
そして、善子と花丸と梨子と歩夢と侑としずくは1日目は札幌へ観光することにした。
札幌時計台
「うわー、きれいな時計台ね。」
「うん。」
「凄いずら。」
そして、歩夢は侑と善子と一緒に写真を撮ってもらう事にした。
特捜班では。
「おい、南、高山、ちょっと来てくれ。」
「はい。」
「紹介しよう、こちらは警視庁捜査一課の佐久間警部補と身の二宮刑事だ。」
「特捜班の南です。」
「同じく高山です。」
と、高杉は南と高山に言った。
「南と高山が担当した、新幹線「ひかり110号」で起きた事件の事で話を聞きたいんだそうだ。」
「あのー、事件の事でもう一度聞きたいんですがよろしいでしょうか。」
「ええ。」
「それで、新幹線「ひかり110号」の到着時間は分かりますか。」
「15時38分頃でした、ちょうど東京へ向かうところでした。」
「通報してきたのは、名古屋からの学生で名前は岩城 直人さんと車掌の佐藤という人です、個室で男が何者かに刺されて殺害されたと考えられます。」
「ほう、目撃者の話では東京に到着後にその場て逃げたんでは中井と思い、警乗したんですが犯人らしきの男は見つけられませんでした。」
「そうですか。」
「被害者は東京在住の田島 丈一郎さん56歳です。勤務先は山陽商会営業第一課長と判明しました。」
「なるほど、それで死因は。」
「はい、恐らく死因はナイフによる出血死と判明されています。」
「ほう、なるほどね。」
「そして、車内の洗面所で財布らしきものが発見され、金も抜き取られていたそうです。」
「つまり、新幹線「ひかり」で起きた事件は強盗札視線の可能性が高いって事か。」
「え、可能性があります。」
「つまり、犯人はどこかの駅で列車に乗って逃げた可能性がありますね。」
「うん、犯人は広島から「ひかり」に乗って東京で下車して、上野で寝台特急に乗って北海道へ行った可能性が高いですね。」
「ほう、なるほどねぇ。」
次の日、歩夢と侑と善子達は札幌駅で9時40分発の特急「オホーツク3号」に乗って流氷の網走へ向かった。
特急「オホーツク3号」の車内にて
「うわー、札幌も雪が積もってるわね。」
「今の時期は、流氷の季節よ。」
「ええ、私もロマンチックですわ。」
と、しずくは言った。
歩夢と侑としずくと善子と花丸と梨子が乗った特急「オホーツク3号」は札幌を発車して石北本線を通って行きかき分けて走り、網走へと向かって走り出す。
15時09分、特急「オホーツク3号」は網走へ到着した。
「やっと、網走ね。」
「本当だわ。」
そして、善子と花丸はオホーツク海岸を歩いていると、人が倒れている所を発見したのだ。
「善子ちゃん、あれは何ずらか。」
「ん、何あれ。」
近づいてみると、それは男性の死体でした。
「どうしたの、善子ちゃん、花丸ちゃん。」
と、岩合わせたところ歩夢と侑がやって来た。
「大変だよ、人が死んでるのよ。」
「えっ、何だって。」
「歩夢、この人死んでるわ。」
キャーッ!
と、歩夢と侑と善子と花丸は悲鳴を上げた。
数分後、北海道警察のパトカーが到着し、捜査が開始された。
「警部、被害者の身元は東京在住の松岡 大介さん37歳です。」
「ほう、それで死因は。」
「恐らく溺死でしょうね。」
「ええ。」
歩夢はすぐに特捜班の南に連絡をした。
「えっ、網走で男性の水死体。」
「うん、丁度網走の海岸へ行ったらその人が死んでいたのよ。」
「ほう、なるほど、わかったわ。」
南は、すぐに高杉班長に報告をした。
「何、それ本当か。」
「ええ。」
「よし、南と高山はすぐに網走へ向かってくれ。」
そして、南と高山と小海は網走へ向かった。
南と高山と小海は、札幌へやって来た。
「どうも、北海道警察の橘です。」
「網走署の津上です。」
「鉄道公安隊特捜班の南です。」
「特捜班の高山です。」
「同じく小海です。」
と、手帳を見せた。
「早速だが、先週東京駅で岡山発の新幹線「ひかり」で強盗殺人があったようですね。」
「はい、恐らくこの事件と関係しているのではないかと。」
「ほう、新幹線「ひかり」で殺人か。」
「はい。」
「つまり、犯人は東京で下車して上野から列車に乗って網走へ向かったと考えられるな。」
「えっ、高山もそう思うのか。」
南は、高山に言った。
「ええ、もし乗って行くとしたら11時の新幹線に乗って東京へ行き、そこから上野へ行く、上野から網走へ行くには寝台特急「北斗星」に乗り、札幌から特急「オホーツク」に乗って行ったんだよ。」
「ほう、なるほどね。」
「わかったよ、犯人はこれを利用したんですよ。」
「そうか、犯人はそれを利用したのか。」
「そうです。」
早速、時刻表で見て見ると。
東海道。山陽新幹線「ひかり110号」
岡山発11時26分 乗車
新神戸から名古屋辺りで殺害
14時34分頃に客が事件に気付いて車掌に通報、偶然警乗していた南と高山が現場にいた。
東京着15時38分 下車
東京から上野へ
寝台特急「北斗星1号」
上野発16時50分 乗車
札幌着8時53分 下車
特急「オホーツク3号」
札幌発9時40分 乗車
網走着15時09分 下車
「ほう、なるほどね、犯人はそれを利用したって事か。」
「はい。」
「新幹線「ひかり」の事件で目撃者の話ではサングラスとコートを着た男が乗っていたと隣の席の男の人が言っていました。」
「ほう、なるほどね。」
と、その時だった。
「あっ、この男よ。」
「えっ、君知っているのか。」
「ええ、マルと善子ちゃんとしずくちゃんと一緒に上野駅へ行っていたらその男も寝台特急「北斗星」に乗っていたずら。」
「えっ、何処で。」
「私が、上野駅で寝台特急「北斗星1号」に乗る時にその男を見たのよ。」
「やはり、今回の事件は新幹線「ひかり」の殺人と網走の事件はやはりあの男か。」
「ええ、そうよ。」
「間違いないわ。」
と、歩夢は言った。
高山はすぐに、高杉班長に報告した。
「そうか、やはり犯人は馬込と見て考えられるな。」
「ええ。」
「これで、馬込を逮捕が出来ますね。」
と、松本は言った。
そして、数分後馬込は逮捕された。
馬込は、ギャンブルからの借金による返済で強盗殺人をやったことを自供した。
「今回の事件は岡山から網走まで捜査網が敷かれるなんて予想もしなかったな。」
「これで、2つの事件は解決したな。」
「ええ。」
「これで、事件は解決ね。」
と、小海は言った。
次回は最後に飾るのは九州の鹿児島を舞台に事件が起きる。