陰の幼なじみは異世界でも巻き込まれる   作:後は野となれ山となれ

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クリスマスですね(唐突)
みんなはケーキ食べたかな?

わたくしはホールケーキをまるまるドカ食いしました。
後半の飽きがキツかったです。


汚物は消毒だー!ヒャッハー!

 

 

名前不詳からお手紙着いた♪

トモさんたら読まずに食べ……ないよ、さすがに。

 

アルファちゃんが来てた(らしい)日から2日が経った。

 

寮に届いたお手紙。

封を開け、中を読んでみると──

 

「こ、これは…!?」

 

場所だけが簡潔に指定されたもの。

 

僕知ってる!これ指定された場所に向かったら女の子がいて告白されるやつだ!

ひゃっほい!テンション上がるなあ〜!

 

早速シャワーを浴びて身を清め、場所に向かおう。

……いかんいかん。今の俺には王女様を救うという大切な義務があるのに。

でも行くよね!男なら!

 

「失礼します」

「ひゃっほい!(?)」ビクッ

 

唐突に聞こえた声に振り返る。

そこには窓から部屋の中入ってきたベータちゃんがいた。

 

「お、おお、ベータちゃん」

「お久しぶりですねトモさん」

 

ぺこりとお辞儀する彼女。

こう改めて見ると、色々と成長したなあ。……そう、色々と。

 

それにしても相変わらず目を合わせてくれない。視線は少し斜め上。そこになんかある?

 

「準備が整ったことを報告に。シャドウ様にも既に伝えています」

「あ、さいですか」

「作戦は王都に点在するディアボロス教団フェンリル派アジトの同時襲撃です。襲撃と同時にアレクシア王女の魔力痕跡を調査、居場所を突き止め次第確保……はトモさんが行うんですよね……」

「え、あ、うん」

 

王女様の話になると言葉に力が無くなる。

どしたん?王女様関連で悩みでもあるのか?話聞こか?

 

「作戦の全体指揮……といった話はトモさんには不要ですよね」

「……あ、はい……」

 

えー、教えてくれんの?なんか俺ハブられてね?嫌われてんのかな?

 

「これから手紙に指定された場所に向かうんですよね?」

「……あ、知ってるのね」

「シャドウ様の元にも届いていましたから」

 

……………え?シドのとこにも届いてんの?なんで?

ちくしょう…!俺だけじゃないのか…!

俺の幸せの行く手を阻むか…!シド、お前は敵だったか!

 

「シャドウ様は既に目的地に向かっています。トモさんもそろそろ……」

「なに!?ゆっくりしちゃおれん!行くぞベータちゃん!」

「あ、は、はい…!」

 

着替えを一瞬で済ませ、テーブル上のスプーンを手に取り走り出す。

 

待ってろシド!そしてまだ見ぬ美少女!俺が今行くからね!

 

「あ、と、トモさん!スプーンはいらないでしょう!トモさーん!」

 

 

 

 

 

 

 

場所へ来てみたらそこは血の海だった。

 

………なあにこれぇ?(遊戯)

 

「あ、トモ」

「……これはどういう状況?」

「王女様の誘拐事件の犯人を押し付けられそうになりました」

「……あー、なるほど」

 

よく見れば血の海に倒れ伏すのは俺を拷問していた男2人。他にも2人男が倒れてるがこれはおそらくシドを対応した奴らだろう。

 

………ふーん、女の子いなかったんだ。

いや、知ってたし?当然ね?別に期待とかしてなかったし?

だから泣いてなんかないやい…!(悔し涙)

 

その時、離れたところから爆発音にも似た轟音が鳴り響いた。

 

「……え?なに?」

「デルタだな。ノクターンの始まりか……行くぞ、我が友。そしてベータよ」

「はい」

「ひゃ…!」

 

シドの呼び掛けに後ろから返事が聞こえた。

振り返るとベータ。

 

……ほんとにみんな気配を殺しすぎ。怖いよ。

いつの間にか背後にいるとか……メリーさんかな?

 

「それからトモ。王女は敵のアジト……地下水道から続く拠点にいる。そこに向かえ」

「……あ、マジ?おっけ任せろ!」

 

待っててね王女様!今助けに行くからね!

 

シドの言葉にすぐさま踵を返し走り出す。

ベータの横を通り過ぎる瞬間……久しぶりに目が合った。

 

………カワイイ!( ᐛ)

 

いかんいかん。

頬を叩き、気合を入れ俺は意気揚々と地下水道へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

走り始めてどれほどか。

地下水道に響くのは自分の走る足音のみ。

 

にしても一本道でよかった。方向音痴という訳じゃないが複雑な道は迷ってしまうからね(若干の方向音痴)

 

おっと、目の前に階段発見!

あそこを下れば王女様はいる!多分!

俺の勘はよく当たるんだぜ!

 

階段を一段一段……ではなくひとっ飛びで下り降りる。

 

そして!華麗に着地!……しようとしたらグギリと足首を捻って転んだ。痛い。

 

「……なぜ君がここに…?」

「ト……モ……?」

「ん?」

 

顔を上げて立ち上がるとそこには下水に浸かる王女様とそれを見下ろすイケメン教師のゼノンがいた。

ふむふむ、なるほど。

まずは足首を治して……っと。

 

腰に差した剣に手を添える。

柄を握り、足を踏み締め──

 

「……っ!」

 

──抜いた剣を思いっきりぶん投げた。

それに反応したゼノンは手にした剣で打ち払い、後ろへと下がる。

 

さて、まずは王女様の確保だ!

下水に足から入りなるべく波を立てないように進み手を伸ばした。

 

「大丈夫?助けに来たよ」

「……え、あ、ありがと……」

 

差し出された手を握り引っ張りあげ……お姫様抱っこ!

 

フッ、男の夢がかなった瞬間だぜ…!

 

「ち、ちょっと…!」

「まずは汚い汚水から出ましょうねー」

「………っ」

 

そう言うと大人しくなる王女様。

すっぽり腕に収まる美少女………テンションが100上がった。

 

なんだろう。汚水まみれで臭いはずなのに、女の子特有の謎のいい匂いがするような感覚がする。

これが美少女力か……たまげたなあ。

 

さて、水から上がり地面へと王女様を下ろす。

 

地面に転がる剣を手に取り、構え──

 

「正義の味方登場……ってとこかな」

「…………」

 

──睨むイケメンと相対する。

 

汚物は消毒だ!ヒャッハー!




アンケートを見てみて……もはやただの人気投票だなと感じました。
キャラエピは全部書きたいとは思っている(思ってるだけかもしれない)

話の中にちょくちょく入れる小ネタとサブタイのネタをひねり出すのが1番の苦労。

各キャラとの深堀エピソード(参考までに)

  • アルファ
  • ベータ
  • ガンマ
  • デルタ
  • イプシロン
  • ゼータ
  • イータ
  • クレア
  • アレクシア
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