僕が王子様系?ご冗談を。   作:入間月光

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この小説ではハルトをガラル地方からやってきた転校生、アオイをパルデアに住んでてアカデミーに通ってるハルトの親戚のお姉さんとしてます。まだ4つしか投稿してないのにお気に入りに登録してくださる人がたくさんいて嬉しいです。ありがとうございます。


第四話(第三話のハルト視点)

第四話(第三話のハルト視点)

 

 僕はハルト。ガラル地方からここパルデアに引っ越して私立グレープアカデミーに通う所謂転校生です。今僕はアカデミーの課外授業「宝探し」の一環で、ライバルのネモに誘われてパルデア地方のジムチャレンジに挑戦するところなんだ。

 

「えーっと...セルクルタウンは...。ミライドンで行った方が早く着きそう...。出ておいで、ミライドン!」

 

「アギャッス!」

 

 この子はミライドン。転校初日に砂浜に倒れていたのを僕が保護したんだ。バイオレット色のメタリックなカラーと所々が機械っぽくなってるのが最高にクールだよね!ちなみに砂浜に倒れていたのはもう一匹いたんだけど、そっちは僕の親戚のお姉さんのアオイが保護してる。

 

「アギャアギャッ!!」

 

 昨日ペパー先輩に作ってもらった秘伝スパイス入りのサンドイッチを食べたからかとっても元気いっぱい!

 

「よしっ。行こうかミライドン...ってどこ行くのーーーー!?」

 

 何を思ったのかミライドンは一人野原に駆け出して行ってしまった。急いで追いかけないと!

 

 

 

 10分ほど探し回り、ようやく発見。ミライドンはどうやらキャンプをしている人のカレーの匂いを感じ取ったから走り出していったみたいだ。しかも勝手に食べちゃってるみたいだったし。でも、

 

「ミライド~ン!!やっと見つけたよ...。ってああ!?人の物勝手に食べてる!?うちのミライドンがごめんなさい!」

 

 ちょっとミライドン何やってるの!?絶対この人に迷惑かけちゃってるじゃん!ほら、ミライドンも誤って...ってえええええ!?

 

「ってええっ!?ベルギアさん!?」

 ぼ、僕の、僕の推しが...な、ななな、なんでここに!?

 

「ん?なんで僕の名前を知ってるの?」

 

はうっっっっ♡少し首傾げてる...♡首を傾げてる僕の推しが...♡目の前に...♡

 

「ぼ、僕大ファンなんですぅ!!」

 

 アアーーッ!!言っちゃった!?言っちゃっタ!?ベルギアさんに僕がファンだってこと言っちゃった!?

 

「そういえば、カレー作りすぎちゃったんだ。よかったらどう?」

 

「ええっ!?そ、そんな...僕みたいなオタクがベルギアさんとお食事なんておこがましいですよ!」

 

 しょ、食事...!?ベルギアさんと食事...!?

 

 

 

 

 

 

 

 いや無理無理無理無理!?そんな、だってっ、ええ!?

 

「アギャアギャッ!」

 

「ほら、ミライドンも誘ってくれてるよ?」

 

 はっ!?ちょっ、ミライドン!?君もそんなこと言うの!?

 

「で、でも、そんな...(お腹が鳴る音)あっ...。」

 

「ははっ。体は正直みたいだね。」

 

「じゃ、じゃあ、いただきます...。」

 

 嘘だドンドコドーーーーン!

 

 

 あれから20分ぐらい。ベルギアさんはいろんなことを話してくれた。グレープアカデミーの学生だった時の事や、卒業した後の事。ベルギアさんに話してもらってばかりなのもいけないので僕も話しかけているのだが...だ、大丈夫かな?しゃべりすぎてないかな?

 

 

 ていうかさぁ...ベルギアさんとこんなにお話しさせてもらって...しかもご飯まで食べさせてもらって...こ、こんなの...デートじゃん♡僕今、憧れのベルギアさんとデートしてるんだっ♡

 

「今も持ってますよ!見てくださいこの写真!」

 

 イヤーっ!?いくらデートで緊張してるからって、なんでそんなグッズの写真出しちゃうの!?

 

「この右から5番目のコートを着たベルギアさんが特にお気に入りで!!髪をかき上げてるだけなのにベルギアさんの色気やヴィジュアルの良さが爆発してるんです!それと...あっ!?ごめんなさい...僕ばっかり喋っちゃって...。」

 

 最悪だ...。やっちゃった...。ああ、もうすべて終わりだ...。この世の終末だ...。

 

「いいよ。気にしないで。ファンになってくれる人がいるのは嬉しいなあって思ってたんだ。」

 

「そ、そうですか...。」

 

 ああああああ!?気を、気を使わせてしまった!?僕みたいなオタクに対しても気を使ってくれるなんて...!じゃなくて!何やってるんだよ僕は!?大好きな人のところに押しかけた挙句気を使わせちゃって...。

 

「ハルトくんは、なんで僕のファンになってくれたの?」

 

「え?ええっと...。バトルの時のキリッ...とした顔がかっこいいのと...その...」

 

 あっ、ちょっ、まっ!!!即答しちゃったけど、ベルギアさん今、僕になんで好きになってくれたのって聞いてた!?やばいやばいやばいやばいやばい...!僕がこの先も言おうとして止まっちゃってるからベルギアさんが不思議そうな顔してる!?言っちゃだめだ...!言っちゃだめだ...!こんなの...!こんなの...!!!!

 

「その?」

 

「試合に勝った時の...笑顔が...か、可愛くて...」

 

 うわああああああああああああ!?言っちゃだめだっていったのに言っちゃった!?なんで「その?」の一言であんな表情できるのぉ!?しゅきぃ...♡

 

 

 

「悪いね。片付けまで手伝ってもらって。」

 

「いえいえ。僕が食べさせてもらったんだから、当然ですよ!」

 

 僕はご飯を手伝ったお礼に片付けをお手伝いしていた。

 

「お礼にこれどうぞ。」

 

 えっ!?プレゼント...!?しかもこれ...僕が欲しかったムーンボール...!?ベルギアさん…どこまでかっこいいの...♡

 

「あ、ありがとうございます。いいんですか?こんなレアなもの?」

 

「いいよ。この先も使わないだろうし......危ない!!!」

 

「え?うわっ!?」

 

ベルギアさんが僕を抱えて僕の後ろから迫ってきた何かの攻撃をかわす。今、僕推しに...♡

推しに抱きしめられてる...♡

 

「ヤドラン、れいとうビーム!」

 

「ヤドーン!!」

 

ベルギアさんは一瞬で襲ってきたポケモンを倒しゲットしてしまった。やっぱりかっこいいなあ...♡

 

「大丈夫かいハルトくん!?怪我はない?」

 

「は、はい。大丈夫です...。ベルギアさんが守ってくれたから...。」

 

 ああ...♡ベルギアさん...♡ポケモンを倒すのに必死だったはずなのに...♡僕のことまで心配してくれるなんて...♡優しすぎるよ...♡

 

「それならよかったよ。もしハルトくんになにかあったら僕...」

 

「えっ!?」

 

 えっっっ...!?もし僕に何かあったら...て!?もう...告白じゃん...♡こんなのプロポーズじゃん...♡ああ無理無理、もう耐えられないよぉ...♡

 

「ご、ごめんね、ハルトくんのことほったらかしにして。」

 

「い、いえ、大丈夫です...。」

 

「えっ?でも...。」

 

「大丈夫ですからーーーーー!!」

 

 もう限界なので思わず走り出してしまった。だってあんなの...♡卑怯だよぉ...♡

でも...

 

「ベルギアさん、かっこよかったなぁ...♡」

 




今回名前が出たキャラのイメージCV

アオイ…瀬戸麻沙美
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