怪獣が闊歩する世界で生きる   作:02式

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前回のあらすじ
帝都にやって来たN。来た先でナイトレイドに出会う。一方、都市ではアポルス星人が侵略して来た。迎え撃つイェーガーズは驚異的な温度で苦しめられるがNの参入により逆転。ルーグブリザードと氷零唐竹割りで見事打ち倒したのであった。


第十話 七変化大騒動

帝都中央区

現在ナイトレイドとイェーガーずつは共同で復興作業していた。

「なんでナイトレイドと一緒に...。」

「しょうがねーだろ。協力した仲だし。」

不満を零すセリューを宥めるウェイブ。

「しっかし、Nさんもすげーや。あんな攻撃持ってたなんて。」

Nの戦いぶりをラバックが褒める。

N「そうか。」

彼の褒め言葉を平然と受け流すN。

その一方、

バイオレンス「本来の世界線が変わって幸せ者だな。」

意味深な言葉を発したバイオレンスはある策を思いつく。

バイオレンス「そうだ。あのセメントにアレをぶち込んでやろう。」

そう言い、バイオレンスはカプセルを取り出し、投げた。

カプセルは見事、セメントの中に入って取り込んだ。

バイオレンス「ふふふ...。翌日が楽しみだ。」

そう語りバイオレンスは去っていった。

 

その夜

作業を終え帰って行ったナイトレイドとイェーガーズ。

その裏でカプセルを取り込んだセメントが異常変形を起こしたのであった。

???「オオォォォォォォッ。」

 

翌日

ナイトレイドとイェーガーズは再び復興作業を始めようとした時

「あら?セメントが一つありません。」

「何?おかしいな。セメントは三つあった筈だぞ?」

セメントがひとつ足りない事に疑問を持つセレーネとブラート。

その時、

???「おおぉぉぉぉぉぉぉ...!!」

不気味な怪物がこちらに現れた。

「な、何よコイツ!!」

「見るからに敵だろアイツ!」

突然現れた怪物に困惑する一同。

「アイツは俺が仕留める!」

「兄貴!慣れない相手は危険だって!」

まだ見ぬ相手に怯えるラバックに対し倒そうとするブラート。

「インクルゥゥゥゥシオォォォォォッ!!!!」

魂込めて帝具の名を叫んだブラートは銀色の鎧を纏う!

この鎧こそ、悪鬼纏身『インクルシオ』である!!

インクルシオを纏ったブラートは副武装であるノインテーターを怪物に振るう!!

然し!怪物は右腕で防いだ。

次の瞬間、怪物は右腕を剣に変えたでは無いか!!

「何!?」

ブラートが動揺している隙に怪物は剣と化した右腕を振るった!!

まともに喰らったブラートは大きく吹っ飛んだ!!

「兄貴!!」

タツミも急いで攻撃するが

???「オオォォォッ...!!」

怪物は目から破壊光線を放つ!

しかし、タツミは回避するが、矢継ぎ早に右腕を振り下ろした!

タツミも吹っ飛ばされる!!

しかし、別のところで作業していたイェーガーズとNが駆けつけた!!

「何だあのバケモン!?」

「何かセメントみたいですね...。」

怪物はこちらに気づき、向こうから突っ込んだ!!

「こっちに来た。」

「ならこちらも迎え撃ってやろう。」

エスデスの指揮で迎え撃つイェーガーズ。

「コロ、砲撃!!」

セリューの命令によりコロは砲弾を撃ち込んだ!!

が、怪物は砲弾をも取り込んだ!!

そして左腕を砲台に変化した!

そのままセメントをセリュー達の足元に撃ち込む。

何とか回避したが不幸にもウェイブの足元に当たった!

「ちょっ、待て!動けねぇ!!」

セメントはたちまち固まり、ウェイブは動けなくなった!

N「さしずめドネンガネンとでm」

「そんな事より助けてくれ〜!!」

N「はぁ、しょうがねぇなぁ。」

足を固められたウェイブを仕方なく助けるN。

ドネンガネンと、名付けられた怪物は再びセメントを飛ばすが、

N「これぐらいで倒れるか!!」

即座にセメントを受け流す!

すぐさま、蹴りを入れるN!!

しかし

ドネンガネン「オォォォォッ!!!」

右足ををハンマー状に変形し蹴り返した!!

N「真似されたら真似し返すまで!!」

Nはハンマーに変えた右腕を打ち込み、吹っ飛ばした!!

すると、立ち上がったブラートがノインテーターを投げ飛ばした!!

ノインテーターはドネンガネンの背中に深々と突き刺さるが、

ドネンガネン「オォォォォォォ!!!!」

ドネンガネンは今度は巨大化してきた!!

Nも対抗し巨大化する。

するとNは薙刀を取り出した。

N「俺の戦い方は刀だけでは無い!」

そう言って薙刀を使い向かってくるドネンガネンを切り裂く!

しかし、今度は左脚をニードルに変えた!

ニードルに変えた左膝を当てるが寸前で防がれた!

そしてそのまま

N「デャアアッ!!」

ドネンガネンを投げ飛ばした!!

だがしかし!!

ドネンガネン「オオォォォォォッ!!!」

今度は尻尾を槍状に変形した!!

しかし、Nは飛び蹴りをかました!

飛び蹴りをくらったドネンガネンは吹っ飛ばされた!

だが

N「アイツ、しぶといな...。」

しぶとさに困惑するN

その頃

バイオレンス「やれ、ドネンガネン。このままじゃタイトル詐欺になってしまう。」

バイオレンスがメタ発言する中、ドネンガネンは左肩をレーザー砲に変わった。

しかし、

N「いくら変わっても俺には効かん!!」

そして再び飛翔!!

N「デャァァァァァッ!!!!」

ドネンガネンは左肩からレーザーを放つが効かない!

Nは薙刀を使い、奥義『天上両断』を繰り出した!!

ドネンガネン「オォォォォォォ...!」

斜めから切り裂かれたドネンガネンは大爆発!!

こうして、七変化大騒動は幕を閉じたかに思えた。

 

しかし

???「中々の一興だった。」

謎の男はご満悦のようだ。

???「しかし、余興はここまで、本計画を起こすか。」

果たして、謎の男の言う本計画とは一体?




今回の怪獣
ドネンガネン
別名 模倣兵獣
全高 2.16〜50m
重量 不明
特長 セメントが異常変形した兵獣。相手の行動に合わせ姿を変える性質を持つ。セメントを飛ばす攻撃は元の状態でも出来るらしい。今回の個体は、バイオレンスによって人為的に誕生した様だ。
素体 セメント
次回予告
行方不明の赤城。その事により怒る加賀から怪獣が!怪獣は重桜を焼き尽くす。果たして重桜の運命は?
次回 『業を背負いし炎』
荒ぶる竜が破滅を呼ぶ。
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