怪獣が闊歩する世界で生きる   作:02式

18 / 38
前置き 今回のタイトルに、学園祭と怪獣以外は関係ない。騙して悪いが楽しんでくれ。
前回のあらすじ
創世の神によりグリモワール学園付近に降り立ったズイン。ある湖に眠っていたヒトデが突然変異によりバイオスターになるのを見届け、精鋭部隊を牽制。しかし、突如現れたNにより倒され、計画が破綻してしまった。


第十六話 前夜異変

グリモワール学園

現在では霧の魔物の数が激減している。これは人類に対し、好都合であったが、同時に創世の神の宣戦布告が行なわれた。

で、現在、グリモワールの近くに現れた怪獣と対峙していた。

その怪獣はイグアノドンそっくりであった。

N「なんで恐竜軍団の生き残りがいるんだ...。」

再びあらわれた恐竜軍団に困惑するN。

「知っているのか?」

N「あぁ、てっきり居なくなったと。」

イグアナドン型の怪獣、イグナがこちらに向かってくるが、それを投げ飛ばすN。

即座に転校生の魔力供給も入る。

右手に転校生の魔力を変換させた粒子を纏わせ、必殺の『ハンドスライサー』をかます!!

斬られたイグナはそのまま真っ二つになり爆発した。

N「...思ってたより呆気なかったな...。」

「...うん。」

 

一方その頃、

崖上に筋骨隆々な鎧づくめの男が佇んでいた。

「ここが例の魔法学園か。」

そこに如何にも悪役みたいな鎧を纏った男も来た。

「しかし、ガノスさんも大変だな...。」

ガノスと言われた男は

「吾輩達は己のやるべき事をなすべきだ。」

さも当然かの如く目的を話し、学園の方に向かって行った。

生徒会室では現生徒会長、武田虎千代はガノス達と対話していた。

「お前たちが異世界から来たという傭兵でいいんだよな?」

「ああ、そうだ。別に我輩達は金は要らん。それで護れるのなら構わない。」

「そ、そうか。」

ガノスは己の目的を明かし、生徒会室を去っていった。

「...変わった人だな。」

 

その頃、グリモワール学園では学園祭が始まろうとしていた。

着々と作られる屋台や会場。

しかし、同時にユザイアも暗躍をしていた。

「ここからが地獄さ...。」

謎の矢を取り出し、大会用のロケットに射抜いた。

すると、ロケットが生徒たちの目の前で怪獣とかしたのだ!!

「な、何が起きてやがるんだ...。」

現場に居合わせた焔は絶句した。

「行け、ギガブード。この会場を空爆しろ。」

ギガブードと呼ばれた個体は一瞬で高度2000mに到達。

そこから辺り一面にミサイルをぶっぱなすが、

「待たせた。」

駆けつけたガノス達がミサイルを撃ち落とす!!

「なんだアイツ...。」

「おそらく、大会用のモンが怪獣になったらしい。」

「じゃあどうすりゃいいんだよ!」

焔達が不満を零すが、

「答えはひとつしかない。」

「吾輩のパワーでお前達を飛ばす。」

「...は?」

突然の発言に戸惑いを隠せない転校生達。

「まあ、見りゃあ分かる。行くぞゼクス!!」

「よし、任された!!」

ゼクスと言われた男が転校生と焔、Nを連れ、ガノスの上に乗る。

「良し、行ってこい!!!」

するとガノスは渾身の力で思いっきり投げ飛ばした!!!

「ウワァァァァァァァァアア!!!?」

投げ飛ばされた転校生達は一気に2000mに到達。

Nは咄嗟に転校生達を自分の中に入れるといつの間にか巨大化したゼクスと共にギガブードを発見する。

N「しかし、なぜ飛ばした!?」

「ああすまん。うちのリーダーは思った事を直ぐに実行する人なんだ。でも、良い人だから許してくれ。」

N「そ、そうか。」

その頃ギガブードは政府の方角に飛ぼうとしていた。

「話はここまでだ。今はアイツを止めるぞ!!」

N「ああ、任せろ!!」

こちらに気付いたギガブードはマッハ15のスピードでこちらに突っ込む!!

それを紙一重で躱す2人。

ゼクスは稲妻の羽を展開しギガブードを追跡!!

すかさずNも粒子を加速させ、追随!!

対するギガブードはミサイルを大量に発射。

ものすごいミサイルの弾幕。

ゼクスは圧倒的な速さで追尾ミサイルを躱し、Nは回転しながらビームバルカンでミサイルを迎撃!!

対するギガブードも、変態機動でこちらを攻撃するが、

「今だ!!」

ゼクスの掛け声と、共にNはビームブレードの応用技『ビームスライサー』でギガブードに突進!!

そのままギガブードの右腕を切断した!!

そのまま墜落していくギガブードにゼクスは太刀を召喚。

Nも斬波を取り出し、二人の同時斬撃によってギガブードは大爆発!!

こうして二人の戦士によって、空爆の脅威は免れたのであった。

※この後、学園祭は成功を収め、ガノス達はしばらく学園に留まることになった。




今回の怪獣①
イグナ
別名 イグアノドン型怪獣
身長 60m
体重 3万t
特徴 恐竜軍団の残党。過去に現れた同じ姿、同名の個体とは無関係。鋭く尖った親指によるラフファイトが得意。
出典 『恐竜大戦争アイゼンボーグ』
今回の怪獣②
ギガブート
別名 超高速兵獣
全高 72m
重量 5万9千t
特徴 魔道機器開発部が作った大会用のロケットが異常変形した兵獣。その速さはマッハ15に達する。その際のソニックムーブだけでも危険だが、背中から大量のミサイルを飛ばすため、迂闊に近づけない。
素材 ロケット
次回予告
再びアビドスに向かったN。対策委員会達とショッピングモールに向かうが、謎の大穴が残っていた。その謎を解決するべく、N達は地底に向かうが...?
次回
『地底突破作戦』
地下に封じられし奈落が甦る。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定