怪獣が闊歩する世界で生きる   作:02式

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前回のあらすじ
創世の神による二地方の侵攻。手始めに長野県が怪獣たちによって壊滅。それを救う為、長野へ向かう転校生達だが、大怪獣バトルになっている間に風飛市が大変な事に。果たして転校生達の運命は!?

今回はリアル事情によって投稿が遅くなりました。本当に申し訳ない...。


第二十話 よみがえれ、鉄人!!

風飛市

風飛市の上空にて、謎の円盤が飛来してきた。

「な、何あれ...?」

突然の飛来に困惑を隠せない生徒達。

それと同時に謎の円盤から大量の飛行ドローンが落とされた。

飛行ドローンの群れは学園に対し、無差別に攻撃を開始した。

国連軍や魔法使い達はすぐさま迎撃に向かうが次から次へと現れる飛行ドローンにより疲弊していく。

 

一方その頃

長野では援軍が到着し、戦況はややこちら側が優位であったが、

「え!?学園が謎のドローンに襲われてる!?」

「何!?」

学園側が不利な状況になっている事に驚愕する一同。

「ユザイアの奴。上手く呼び寄せたようだな」

どうやらユザイアが円盤群を呼び寄せたらしい。

驚愕もつかの間、シェルガが襲い来る。

しかし、ガノスが掴み投げ飛ばす!!

「ここは我輩と軍に任せお前たちは先に学園に向かえ!!」

「...わかった。」

ガノスの指示に従い、転校生達は急いで学園に向かった。

「さぁ、ここから先には行かさん...!!」

「フフッ。そう来なけりゃ面白くない...。」

ズインの方は強い相手を前に武者震いが止まらない。

そして両者、激しい接近戦に突入した。

しかし、こうしている間に怪獣たちは次から次へと移動するが、

「させるか!!」

ガノスがデフロッグとジギラの尻尾を掴み豪快に投げ飛ばした!!

だが、他の4体を取り逃してしまった。

そのままガノスはジギラの角をへし折り、そのまま正拳突きでジギラの胴を貫いた。

貫かれたジギラはそのまま倒れ爆散した。

そしてそのままデフロッグをアッパーでかっ飛ばす!!

「なかなかの強さだな。だが、もう既に我々の兵団が学園に着いているだろう。」

「...だが、我輩達にはまだ希望がある...!!」

そしてそのまま二人は激突した。

 

学園地下

天からの報告を受け、地下に入った転校生達。

ちなみにNは魔力供給が出来た生徒と共に、飛行ドローンを迎撃していた。

「こ、これは...!?」

そこにあったのは、黒鉄色のボディーに背中のロケット、そして、左肩に刻まれた「28」。

そう、まさにこれが鉄人28号そのままだった。

そこには東雲アイラもいた。

「おぉ来たか少年。」

「東雲さん、これは...。」

「何故か学園の地下にあった物じゃ。妾にはさっぱりの代物でな。科研の物に解析を頼んだのじゃが...。」

「アタシ達の技術で、メインエンジンに大量のプラズマを使っていることが分かったわ。後、あの機体にはコクピットやAIなんかも無い。」

「そ、そうなんだ...。」

「操縦には隣にあったコントローラーが関わってるのが分かったわ。ただ、あのコントローラー、相当なパスワードが掛かっているのか、心のハッキングでもダメだったわ。」

「そうなんだ...。」

「一体、どうすれば...転校生?」

その時、転校生は無いしに28号のコントローラーまで来ていた。

「少年、そなた程の技術では開かんと思うが。」

「いや、なんだろう。本来の使い方をして欲しいんじゃないかって。」

「本来の使い方...?」

一同が首を傾げている内に転校生はパスワードを打ち込んだ

『LOVEANDPeace』

その時、コントローラーの回りを貼ってあった結果が解除された。

「パスワードが解除された...!?」

余りの出来事に驚きを隠せない天達。

「本当は鉄人も平和の為になりたかったんじゃないかって薄々思ったんだ。」

「なるほど、少年のパスワードと想いが奇跡的に合致したんじゃな。」

「わりぃ、アタシにはさっぱり分からないわ。」

転校生の想いが通じたのか、28号のカメラアイに光を灯した。

そして、永き眠りについていた鉄人は今、今ある平和を守る為に目を覚ます。

 

風飛市では

乱入してきた四大怪獣に徐々に追い詰められていくN達。

何とかゴブロブ達を切り裂いたり、引きちぎったりと、ある程度抵抗出来ているが、その間に他の怪獣達が街を破壊していく。

逃げゆく住民にガルメルス・シザーが踏み潰そうとしたその刹那、28号の鉄拳がガルメルス・シザーを吹っ飛ばした。

「あ、あれは28号!!本物か!!!」

28号の出現に感嘆するN。

しかし、その間に新たにハネダーまでもが飛来してきた。

「ハネダーか。また厄介なもんを。」

それと同時に転校生達が駆けつけた。

「なんじゃあれは!?」

「か、怪獣!?」

「あぁもうこれじゃ怪獣無法地帯だよ!!」

市街地で暴れまくる怪獣たちに困惑する転校生達。

しかし、そうしている間にバードレスの砲弾が襲いかかる。

だが、28号は、転校生の類稀なる操縦技術により、まるで人間の様に、バードレスの弾幕を避けていく。

一方のNも、シェルガに必殺の技『螺旋穿ち突き』でシェルガの強固な殻を貫き、撃破した。

この事にドバグレスは完全に戦意を喪失したのか、円盤が飛来したワームホールに逃げ込んだ。

そしてNはバードレスに必殺の破壊光線を、28号がガルメルス・シザーに対して必殺のフライングキックを浴びせ、撃破。

最後に残ったハネダーは強風を、引き起こし、瓦礫を飛ばして牽制していたが、Nが両目からレーザーを放ち、羽を破壊。

そのまま28号のハンマーパンチによってハネダーを撃砕した。

 

その頃、

ガノスとズインは未だに接戦を繰り広げていたが、

「ズイン、作戦は失敗だ。引き上げるぞ。」

「転校生、やったのか。」

ユザイアからの通知を受け勝利を確信したガノス。

「...そうか。どうやらこの勝負、お前らの勝利のようだな。だが、いつかは酷い目に会うだろうな。」

意味深な事を言いながら、引き上げて行った。

こうして二地方を脅かした大規模侵攻作戦は転校生達の勝利に終わった。




次回予告
ミレニアムにて多発する行方不明事件。解決の為、勇者部達が調査に向かうが、次第に彼女たちが飛ばされた原因と関係があるようで...?
次回
『帰還の日』
果たして勇者たちは帰還出来るのか?
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