怪獣が闊歩する世界で生きる   作:02式

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前回のあらすじ
南凪区に出現したボタリノスを簡単にあしらったN。その後、中央学園にてイギリスのお嬢様、リーナと出会ったり、新たな使徒ビサルディスと彼が誘導してきた怪獣キャタロピスを打ち倒した。
お詫び
先週、体調を崩してしまい、執筆出来なかった。許してくれ。


第二十八話 生中継!!金塊護送作戦

オーストラリア シドニー

オペラハウスの周辺にて卵型の金塊らしき物体を発見した。どうやら生物学の教授によると、1998年に現れた『ジラ』の卵であるらしく、現在、孵化の可能性はゼロに近いとの事。その為、神浜未来アカデミーに研究用資料として輸送することになった。

そして、現在、

見学という事で抽選で優美と絵里、チームみかづき荘が専用のトラックに乗る事になった。

「一緒の席で良かったね絵里ちゃん。」

「うん。でもなんで私たちがこんな任務に来るのかな?」

純粋に喜ぶ優美に対し絵里はどこか不思議そうだ。

「それは私が説明します。」

そこには、護衛を連れたリーナがいた。

「リーナちゃん。それってどういうこと?」

「実は...。」

リーナによれば、二週間前、ネイトス・ファウンデーションがケルベロスコーポレーションと同盟を結んだらしく、父からは『今必要なのは手の届かない人達にも差し伸べる事。』という決意の元同盟を結んだ様だ。

「本当に信じていいのかな...。何か腹が黒い感じするけど。」

経緯を聴いて疑問視するいろはであったが、

「大丈夫だよ。だってリーナちゃんのお父さんの決意に答えてくれたんだよ。いい人だと思うよ。」

「...うん。そうだよね。」

嘘偽りの無い優美の言葉を信じることにしたいろは達。

そのままトラックに乗り込み、未来アカデミーに向かって発車した。

 

一方、アメリカ、カルフォルニア

とある銀行の金庫が謎の怪物に襲われる事故が多発していた。証言によると、金庫には巨大な歯型があり、札束や、金塊は根こそぎ奪われたらしく、金庫はもぬけの殻だったそうだ。

そして怪物は港の方に向かったという。

 

話を戻して

由美達が乗ったトラック、交差点にてケルベロスコーポレーション製の装甲車らと合流した。

N「久しぶりだな。お前ら。」

「Nさん。話はリーナちゃんから聞いたよ。」

N「そうか。今俺たちは、その金塊らしき物体の護送を任されたんだ。」

「でもケルベロスコーポレーションはどうしてリーナちゃんとこの会社と同盟結んだの?」

N「そうだな。俺も詳しくは聞いてねぇが、たぶん事業展開が目的だと思うな。あの御方は、結構慎重で、多分、打算抜きで人助けをする社長の決意に応えたんだと俺は考えている。」

「いい人、なんですね。」

と話してる間に銃声が、

すると背後から大量のゾンボーグ兵がオートバイに乗って現れた。

「か、怪人!?」

N「面倒な奴らが来たか。」

そう言いながら、即座にロケットランチャーを放ち、蹴散らしていく。

すると地面から揺れと共に巨大な怪獣が出現した。

その姿は黄銅色の鱗を持ち、背鰭状の器官を持つ、一見するとツノザメにも似た姿であった。

しかも

「見てあの歯、ニュースで出た歯型とそっくり!」

N「つまりカルフォルニアの個体と同個体ってことか...。じゃ金を喰うからマネイドンて付けるか。」

マネイドンと呼称された怪獣はそのまま卵が運ばれているトラックを付け狙う。

「あっ卵が!!」

どうやら卵に秘めたエネルギーを狙っているようだ。

即座に変身し、マネイドンに飛びかかる優美。

しかし、即座に尻尾で迎撃するマネイドン。

優美は即座にバリアを展開するが弾かれビルに激突。

しかし跡継ぎにいろはとやちよの同時攻撃に怯む。

その時、

「茜ちゃん、卵が...!」

「え!?」

なんということだろう!!

卵が突如点滅したのだ。

N「まじかよ。孵化の可能性は零に近いと...まさか怪獣に反応してるのか!?」

しかし、点滅している卵をマネイドンが食べようと迫ってきた。

だが即座にNが巨大化し、投げ飛ばした。

マネイドンはそのまま両腕の刃を振るい襲いかかるが、Nは躱しつつ、ビームバルカンで牽制。

しかし、マネイドンの甲殻は硬く、そのまま口から光弾を吐き、Nを吹っ飛ばす。

しかし、Nは新たな武器『パンツァーフィスト』を生成。

そのままマネイドンに思いっきり殴りつける!!

そのままパンツァーフィストを起動!

N「コイツで沈め鮫野郎!!」

そのままパンツァーフィストのブースターが点火し発射!!

直進して来たパンツァーフィストにマネイドンは迎撃するが、防ぎきれずそのまま土手っ腹に直撃、ぶち抜いた!!

ぶち抜かれたマネイドンは倒れ爆散した。

と、同時に卵にヒビが!

「た、卵が....!?」

「産まれる...!!」

そして卵が割れ、現れたのは1.5mはありそうなイグアナ似た怪獣『ジラ』の幼体であった

「...生まれちゃった。」

「どうしようこれ。危険じゃ...。」

N「いや、待て。」

すると、ジラの幼体は優美に対し頭をすり出した。

「...あ、あれ?」

「この子、私たちに慣れているのですか...?」

N「もしかして、刷り込みか?」

「刷り込み?」

N「鴨とかでみる産まれた時、動いてるものに対し、親と認識する生理現象。つまり、今のコイツは優美を親と認識してんだ。」

「わ、私がお母さん!?」

「そういう事になるよね。でもこの子を残したら。」

N「まぁコイツを野放しにしたら色々迷惑かけかねんからな。聞き分け良さそうだし、鏑矢諸島に輸送出来るよう、連絡しとく。」

こうしてやって来た輸送機らジラの幼体を入れ、鏑矢諸島へ、飛んで行った。




今回の怪獣
マネイドン
別名 食資金怪獣
身長 55m(最大)
体重 3万3千t(最大)
特徴 金塊や紙幣を中心に食べる変わった怪獣。しかし、その捕食量は恐ろしく年間日本円にして12兆円相当の被害を出す。食べた資金を体内でエネルギーに変換する器官を有し、その際に発した余剰エネルギーを光弾にして吐き出す。
分布 アメリカカルフォルニア(昼)
次回予告
最近不調気味なホシノ。
そんな彼女を元気づける為、対策委員会と先生は天体観測に誘おうとするが、使徒達の魔の手が、ホシノに迫る...。
次回
『夢ミル鯨ト闇ノ鳥』
少女が観るは星か悪夢か。
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