怪獣が闊歩する世界で生きる   作:02式

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ロイヤルの鎮守府近辺に出現した怪獣エレバドス。KAN-SEN達の砲撃をものともせず進撃を繰り広げる。巨大化したNをも押さえつける怪力を見せるが、指揮官達が回収した『名刀 斬波』を手にし形勢逆転。謎の支援攻撃もあり、見事に撃破に成功したのであったが...。


第四話 本当の英雄

重桜拠点 PM3:12

重桜工作艦明石が見たのは、まるでファンタジーから飛び出したような姿をした怪物であった。

明石「早く皆に知らせないと...。」

怪物は未だに人間と思われる肉塊を貪っていた。

明石は勢いよく洞窟から逃げ出した。

幸いにも怪物は貪るのに夢中でこちらに気付いてない。

そうして何とか脱出した明石は同じく重桜に所属する空母赤城に報告する。

赤城「しかし、何故私達の基地の地下に怪物が?」

赤城に続き、空母加賀は応える。

加賀「もし渡ってきたら迎撃しているはず。」

明石「誰かが呼び寄せたかもしれないにゃ!」

誰かの手引きと考える明石に対し、

赤城「誰かの手引きなら、既に調べられているはずです。」

赤城は何者かの陰謀なら既に特定されていると答えた。

加賀「しかし赤城姉様。もし、此処にいる者では無いとするならば、可能性はあります。」

赤城「確かに加賀の言っている事も有り得るかも知れません。もう少し経緯について調べてみましょう。」

赤城は怪物の出現経緯について調べてみる事にした。

 

一方その頃、

ロイヤル鎮守府 PM4:25

ジャベリンは指揮官から綾波が此処に来た経緯を聞いていた。

指揮官「つまり、綾波は重桜とアズールレーンの橋渡しになるかもしれないと考えた赤城から面倒を見て欲しいと頼まれたんだ。」

ジャベリン「なるほど、だから綾波ちゃん、皆の為に頑張ろうとしたんですね。」

指揮官「そういう事だ。だからこそジャベリン、綾波と共に、重桜とアズールレーンの架け橋になって欲しい。」

ジャベリン「はい!私も綾波ちゃんと仲良くなりたいと思っています!!」

すると、執務室からNが来た。

N「それにしても、一体誰が援護をしたんだ?」

Nは前回の戦いの際、誰が援護攻撃をしたのか知りたかった。

彼の質問を聞いた指揮官は対応する。

指揮官「ああ、それならもうすぐ...。」

すると、見事な銀髪の女性が執務室にやって来た。

エンタープライズ「ユニオンから着任したヨークタウン級二番艦、エンタープライズだ。よろしく頼む。」

指揮官「待っていたよ。エンタープライズ。こちらこそよろしく。」

彼女はエンタープライズ。これまで数多くの勲章をもらった武人だ。

N「ほぉ、お前が俺の援護をしたのか?」

Nはエンタープライズに対し前回の件に関する質問をする

エンタープライズ「あぁ、謎の怪獣の件をクリーヴランドから聞いていてな。」

N「なるほど、申し遅れたが俺はNだ。よろしくな。」

エンタープライズは彼の体を見て、

エンタープライズ「お前、本当に人間じゃないのか。」

N「無論、ロボでもない。」

エンタープライズ「そ、そうか...。」

その時、

オペレーター「重桜拠点にて、超特大の熱源を感知!!」

指揮官「何!?」

オペレーター「その他、小型の熱源多数!!」

N「小型の怪獣か?」

指揮官はいつまで掛かるか問いかける。

指揮官「重桜までいつまで掛かる!?」

オペレーター「おそらく、三時間ほど。」

指揮官「よし、悪いがエンタープライズ。着任早々だがジャベリンや綾波と共に、重桜に向かって来れ。」

エンタープライズ「了解。」

ジャベリン「了解です!!」

一方その頃、綾波も、指揮官から出撃命令を受ける。

綾波(何としても、向かわなきゃ。)

綾波も出撃を開始する。

 

重桜拠点PM4:49

謎のエネルギーを受けたショベルカーが明らかに物理法則無視した変形をしてロボット怪獣が生まれた。

???「ピポポポポ....。」

巨大ロボットは巨大な腕を振り回し、建物を粉砕する。

しかも、

怪物「グギャァァァ!!!」

先程明石が目撃した怪物の群れが飛来してきたのでは無いか!

加賀「ほ、本当に現れるとは...。」

赤城「加賀、今は怪物の迎撃を!」

加賀「了解!!」

加賀は砲塔を飛行する怪物に向け砲撃を行った。

怪物「グガアァァァァ!?」

砲撃を受けた怪物は空中で爆発した。

しかし、先程も書いた通り、まだ巨大ロボもいるのだ。

???「ピポポポポポポ...。」

巨大ロボは加賀と赤城に向かい左腕のパワーバケットを振り下ろす。

その時、

N「デュアァッ!!」

既に巨大になったNのドロップキックが巨大ロボを吹っ飛ばす!!

赤城「あれって...。」

加賀「噂の...。」

Nは巨大ロボに対して、

N「なんてでかさだ、さしずめジョグレドスとでも言おうか。そして、あのワイバーンはドラドスとでも...。」

ジョグレドス「ピポポポポポポ...!」

ジョグレドスと呼称された巨大ロボはNに向かって突撃してきた。

Nも負けじとぶつかる!!

しかし

N「な、なんてパワーだ...。」

ジョグレドスは驚異的なパワーを有していた!

ジョグレドスはパワーバケットを使い、Nにの首を掴んだ。

そして、思いっきり投げ飛ばした!!

N「グアァァァァァ!!!」

投げ飛ばされたNは地面に叩きつけられた。

そこにドラドスと呼称された怪物達がNに向かって突っ込む。

その時、

光の矢がドラドス達の体を貫いた。

怪物「グガァァァァァ!?」

怪物達は次々と爆発してきた。

指揮官「良し、間に合った!」

指揮官率いるアズールレーンが駆けつけて来た。

N「遅かったぞ...。」

指揮官「済まなかった。だが今こそ皆の力を合わせなければ行けない。皆行くぞ!!」

一同「了解!!」

その後、皆が一生懸命奮闘したおかげでドラドス達を撃退するのに成功した。

しかし、

N「あのジョグレドスって奴、おそらくエレバドスよりパワーがある。気をつけろ。」

指揮官「分かった。」

指揮官「あの巨大ロボ、何か邪気を感じる。」

N「何?」

指揮官「しかし、今はジョグレドスを倒してからだ!綾波!!」

綾波「了解、鬼神の力、味わうといい...。」

艦首ブレードを携え切りかかる綾波!!

しかし、突如、パワーバケットが綾波に直撃!!

綾波は地面に叩きつけられた!!

ジャベリン「綾波ちゃん!!」

実はKAN-SEN達がドラドス達と戦っている間にもう一体生まれたのだ。

ジョグレドス「ビポポポポボ...!」

二体のジョグレドスが傷ついた綾波に迫る!!

綾波(お願い、誰か助けて!)

その時

指揮官「な、なんだあれは!」

指揮官が上を向いた途端、

???「テァァッ!!」

金色の巨人が綾波の前に降り立った!!

綾波「あ、あなたは...?」

???「...。」

あの巨人の正体とは?




今回の怪獣
ドラドス
別名 怪竜
全長 29m(翼長 68m)
体重 20t
特徴 重桜拠点の地下に潜んでいた小型怪獣。その姿は竜の一種、ワイバーンそのものである。口から吐く火炎が武器だが、単体での戦闘力は他の怪獣より弱い。しかし、それを補うほど数が多く、大軍による物量戦を得意とする。幸いにも今回はそこまで数が多くなかった。
分布 不明(何者かが手引きしていた可能性あり)
次回予告
綾波の前に現れた金色の巨人。彼は一体何者なのか。そして暴れまくるジョグレドス達。果たして、指揮官達は重桜を救うことが出来るのだろうか。
次回
『勇気が生んだ必殺剣』
金色の巨人、大地を翔ける!
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