曇天は晴れることなく(仮)   作:玖蓮

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一応シナリオは頭の中にありますが、筆が勝手に動いてしまうかもしれないのが怖い…


第二話

 

 

 

ロドス医療棟 ◯◯◯病室

 

 

 

 

 

「……………ん。」

 

 

 

 

 

ひどい頭痛を覚えたまま、私は目を覚ました

あの後、体の疲れが溜まっていたのかすぐに寝てしまったらしい

 

 

 

「……とりあえず誰か呼ぶか。」

 

 

 

あの女医が言うには、私は今生きていることが不思議な状態らしい

言われてみれば左半身に違和感を感じるため、私の身に何が起こったのか一刻も早く知りたいのが本音だ

 

 

 

「ナースコールは………、これか。」

 

 

 

やけにメタリックなデザインのボタンを押し、誰かが来るのを待つ

 

 

 

 

「…………………はぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロドス医療棟 待機室

 

 

 

♪♪♬〜♪♪♪

 

 

 

 

「ん?」

 

 

「なんだ?」

 

 

「ケルシー先生〜、何か鳴ってるよ〜」

 

 

「…ッ!」ガタッ

「…!」ガタッ

 

 

「えっ、ちょ、ケルシー先生!?」

 

 

「ワルファリンさん!!?」

 

 

バァァン!!

 

 

 

「あっ、行っちゃった………」

 

 

「何だったのでしょうか…?」

 

 

「……さあ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロドス医療棟 ◯◯◯病室

 

 

 

「………。」

 

 

 

ボタンを押した後、ふと自分の体について考える

 

 

 

「…はぁ、どのくらい寝ていたか分からんが、これでは確実に腕が鈍っているな。」

 

 

 

軽く右腕を回してみる

 

痛みなどは感じられないが、少し筋力が落ちているかもしれない

 

 

 

「………フッ!」

 

 

 

ああ、良かった ()()は問題なく使えるようだ

 

何度か使える技を試し、筋力以外に問題はないとわかり安堵する

 

 

 

「…まだ、役立たずに成り下がるつもりはないからな」

 

 

 

 

……そういえば、あの子達は大丈夫なのだろうか

 

溌剌な赤髪のサンクタや、物静かな黒髪のループス。他にもここに来るまで少なからず世話を焼いていた子達がいた

 

 

 

「……ふふっ」

 

 

 

 

何年も過ごしているうちに、情が移ったようだ

 

だが、あの子達はもう十分大人になった。自分の生き方を見つけ、一人で歩く術を彼女たちはすでに持っている

 

 

 

「出来ればもう少し家事を手伝ってくれてもいいんだがな」

 

 

 

 

ふっ、と思わず笑みがこぼれる。あまり周りに合わせない事が多いが、外見も良く魅力的な女性であることは間違いない

 

早く伴侶の一人でも連れてくれば、私も安心できるというのに、未だに私の下から離れようとしない

 

 

 

「本当に…、可愛くて、どうしようもない子達だな」

 

 

 

 

……だか、いつの日か。私のそば――

 

 

 

 

 

 

 

 

「「フェーズ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はしる、走る、奔る。

 

 

あの音の発生源は彼がいた病室だ。今彼はロドスの中で最も危険な状態にある。何かあったに違いない。

 

 

 

 

「ハァ…、ハァ…!!」

 

 

 

息が上手くできない。全力で駆けているからか、軽い酸欠になっていることも原因だろう。だが、脳裏をよぎるのは最悪の結末。

 

 

 

 

「……くっ!」

 

 

 

彼の病室の近くにはレッドを常駐させていたはず。なら第三者の接触ではない。容態が急変した?それなら医療機器が異常を知らせているはずだ。

 

何だ、何が原因なんだ…!

 

 

 

 

バァァァン!!

 

 

 

 

 

「「フェーズ!!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?随分と騒がしいな。何かあったのか?」

 

 




とういことで、第二話です
少しだけ回想シーンを入れてみました。
赤髪のサンクタと黒髪のループス…?
一体何シアと何サスなんだ…?(すっとぼけ)
感想等頂けるとモチベ爆上がりします!

現時点で、読みやすいように1話1000文字程度で作っていますが、文字数を増やしてほしいですか?

  • 増やして欲しい
  • 今のままでいい
  • 減らして欲しい
  • おまかせで
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