風都傭兵   作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ

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Tの来る街/風都という街

「左翔太郎とフィリップ。又の名を園崎来人…君たちに聞きたいことがある」

 

ドーパントが倒されてから数日。女は鳴海探偵事務所に来ており、仮面ライダーW(ダブル)である、左翔太朗とフィリップの二人と話していた。

 

「てめっ…フィリップの本名をどこで!」

 

「まぁまぁ翔太郎。彼女もメモリをこのレベルで実用化しているということは財団Xと何らかの関係があるんだろう。そう考えれば不自然じゃない」

 

女がフィリップの本名を知っていたからか、左が激高しかけるがフィリップによって押しとどめられる。

 

「ああ…財団Xとは敵対関係だ。そしてこのドライバーは…二年前、太平洋パナマ島沖で海底に作られていた研究所を滅ぼして奪ってきた」

「だが私が聞きたいのはそんなことじゃない…」

 

そこで女は一息つき、圧が一気に上がる。

 

その圧に左とフィリップの顔は険しくなる。

 

「まぁそんなにピリピリするなよ…私はな。ただ克己の最後を教えてほしいんだ…」

 

「克己…大道克己のことかい?」

 

フィリップが女に質問し、大道という名前に反応したのか左はびっくりとした表情になる。

 

「おいおい…大道克己ってのは…ああもう。前もこんな奴いなかったか?フィリップ」

 

「ああ。確か一年位前にビレッジから救ってもらったと言っていた…ミーナといったかな?」

 

「ビレッジの話は克己から聞いている。やっぱり財団Xはクズばっかだと言っていたね」

「そんなことより、早く話してほしい」

 

女がそういうと、フィリップは少し疑問を持ったような顔をし、

 

「君がそんなに焦る理由は何だい…?興味深いね…」

 

「黙れ。お前らはただ話すだけでいい…焦っているというのは否定しないが、お前たちに言うような理由ではない…」

 

そして女とフィリップはにらみ合うこと数秒。

 

「まぁいいだろう」

「翔太朗。話してもいいと思うよ。彼女には後ろ暗いものがあるようには感じない」

 

「ほんとかよ…まぁいいや。とりあえず、そういえばってことで俺は左翔太朗。こっちがフィリップ」

 

「よろしくね?」

 

思い出したように二人は自己紹介を行い、それに返答するように女は組んでいた足を降ろす。

 

「私はトゥルー・ルクスランス…いわゆる傭兵業というのをやっている」

 

そして、左は傭兵というのに少しぎょっとしたが、何もなかったように取り繕って話し出すのだった。

 


 

三話になってようやく主人公の名前出せた…というか常々思ってるけど、なんでみんな数千文字とか普通に行くんだろうね?

 

俺とか結構頑張ってこれなのに…まぁほかの人って尊敬できるよねって。そういう話。読んでくれてありがとうございました。

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