「と…あいつは最後は笑ってたよ」
左翔太朗が説明を終え、俯くトゥルーを見やる。
「そう…か…あいつが満足したんなら、それでいい」
「私の目的は、財団Xの殲滅…協力者を探してという意味でここに来たのもあるし、財団Xの資金源であるメモリの破壊のためでもある」
トゥルーは椅子から立ち上がる。
「私は、私をこの事務所で今日から住み込みで働かせてもらおうと思っている」
「ハァ⁉」
「フム…協力者。という意味で働いてくれるのはいいが…住む場所がないね」
トゥルーの言葉に翔太朗は驚き、フィリップは真面目に考えだす。
「ああ…?床でいいだろう?この国で言う…茣蓙というのは持っている。アルミ製の寝袋も持っているし、一切の問題はない」
「そういう問題じゃ…というかそんなので寝させられるかよ!」
翔太朗が叫ぶが、トゥルーは何が問題なのかわからない。といった風に首をかしげる。
「何が問題なのかわからないが…そんなに言うのならばホテルに泊まることにしよう…このあたりでいいホテルはあるか?」
「このあたりで質のいいホテルなら…マンハッタンだね。ホテル・マンハッタン…ここから風都タワーまでの間に一棟だけ高いビルがあるだろう?それだ」
「分かった…では明日からここに勤めさせてもらうぞ?二人で一人のライダー」
そして、私は事務所を出るのであった。
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「で?この宝石強盗が私の入社試験。ってとこでいいのか?」
「ああ。さすがにどんな風に捜査とかするのかもわからないまま入れるってのは危険だからな」
その明後日。早速メモリ犯罪の依頼が舞い込み、それを試験と称して翔太朗はトゥルーに解決するように言う。
「面白い…だが、この程度は一瞬で終わる。現場にまずは行こうか」
そして二人は現場に到着し、宝石店を警察に頼んで何とか見せてもらう。
「ふむ…まぁこんな見るだけなんてのはどうでもいい…」
そしてトゥルーは懐からペンを取り出し、
truth!
「道を示せ」
その言葉に従うように、無くなった宝石の台座から光の筋が動き出す。
「この光を追えば犯人に当たる…捜査なんていらない。それが私のメモリなんだよ」
そして二人は光を追うことになる…が、犯人は常に動き続け、結局その追跡は夜まで長引くことになるのであった。
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「此奴がメモリ犯罪者…か」
路地に逃げ込んで一休憩している犯人…ドーパントをビルの上からトゥルーと翔太朗は見つめる。
「ああ。あいつは…コークロッチだな。ったく。ここ最近はコークロッチばっかだな。本物と同じく一匹見れば三十匹はいるってか?」
「それは知らないが、見ていて気分のいい姿でないのは確かだな」
「お!やっぱそうだよな!」
トゥルーと翔太朗が雑談をしていると、犯人であるドーパントがゴキブリを集めきり、命令を下し始める。
「さて…そろそろだな」
truth!
「変、身」
truth!!
そしてトゥルーはビルから飛び降り、
「私は…仮面ライダートリル…さぁ…
「仮面ライダーッ⁉クッ!」
「逃がさん」
そしてトゥルーは逃げようと足を曲げるドーパントに焦るそぶりも見せずにドライバーのペンを垂直になるように動かし、truthメモリのをもう一度押す。
truth!!maximumdrive!!
その瞬間、ドーパントからメモリが排出され、姿が人に戻る。
「さて…メモリはしっかりと…」
そして本来の効果であるエネルギーの集中が拳に行われ、
「排除する」
排出され空中を舞うメモリを砕き割った。
「お、俺のメモリィィィーーー!!」
「お前風情が…病院などという高尚な場所に行けると思うなよ!」
そして、首筋を一発叩き、男を気絶させた。
「で、どうだい?翔太朗?」
階段から律儀に降りてきて、ちょうど到着した翔太朗に聞けば、
「み…見えてねぇよ…」
肩で息をしながらそう答えるのであった。
三人が話してる間、亜樹子はちょっと真面目そうな話だなー。とか思いながらちょっと離れたところにいます。
あと話してるのは忠太が捕まった次の日です。
ライダー名出せてよかった…!!
このコークロッチはときめのとはまた違うオリジナルです。