最強のハゲには、男の娘かつ最強電気使いの弟がいる 作:雨を呼ぶてるてる坊主
サイタマが現場に着くと、ホタルが安心したように呼び掛ける。
「お兄ちゃん!!」
「お、ホタル。頑張ってたみたいだな。今行くから待ってろよ。」
そう言い放つと、サイタマは隕石目掛けて大ジャンプを行う。
「サイタマ先生!?」
(お兄ちゃんの攻撃が来る!!僕も準備だ!!)
「やるぞ!ホタル!!」
サイタマのその言葉に、ホタルは頷く。そして・・・
「うん!!」
「「俺(僕)達の町に・・・落ちてんじゃねぇ(落ちないでよ)!!」」
ホタルが押し止めていた隕石を、サイタマが突き抜けると同時・・・隕石に大きなひび割れが生じ、爆散した。
「砕きおった!!信じられん!!」
「あとは僕に任せて!!(このサイズなら、一定の範囲の隕石の破片は・・・!!)」
ホタルが空中で目を
(流石に全ての破片の電子結合を分解して、隕石の破片を原子レベルまで分解させることはできない。だとしても、被害は最小限に抑える!!)
その頃、落ちてきた隕石の破片が一人の市民に当たりかけていた。
「まずい!当たる!!」
そう叫ぶ市民。しかし、破片が空中で原子レベルにまで分解される。
「・・・え?さっきまで襲い掛かってきた破片が、無くなってる・・・?」
当たりそうになっていた市民はポカーンとし、そのホタルの技術にバングは
(ほう・・・、降り注ぐ破片を原子レベルまで分解し、被害を最小限に抑える術か・・・。
そうして、倒れているジェノスの元に向かう
「ジェノス君、動くな。まぁ・・・言われんでも、もう動けんじゃろうが・・・。」
「くっ!!」
「守っちゃる。」
そう言い放つと、バングは自らが編み出した究極の護りの拳である、流水岩砕拳を駆使し、自らとジェノスに降り注ぐ破片を弾き飛ばし始めた。
だがしかし・・・。
ズドォォンという音と共に、ジェノスとバングが居るビルが倒壊し始める
(まずい!ジェノス君とバングさんが居たビルが倒壊する!!)
そう言うとホタルは破片の分解を中断し、バングとジェノスの元へ近づく。
「崩れる・・・。」
そのジェノスの言葉に、バングは懸念の声を上げる。
「いや・・・。(このビルだけじゃない・・・。町の一定範囲に崩壊の波が広がっている・・・!!)」
次の瞬間、ホタルがジェノスとバングの元に降り立つ。
「ジェノス君!バングさん!!このままじゃビルが倒壊して落下してしまいます!!僕には飛翔能力が有りますので、掴まって!!」
「わ、分かりました!!」
「すまんホタル君!!助かったわい!!」
そして、ホタルは二人を掴んでゆっくり下降するが・・・。
「結構分解したと思ったのに・・・!!」
破片が次々とビルに襲い掛かる。
そして、サイタマも地上に降り立つ。そして放った言葉は・・・。
「一件落着だな。」
そんな兄に・・・
(全然一件落着じゃないよ・・・。)
と突っ込んだのだが、今の兄にツッコミは届かなかったのだった・・・。
「お兄ちゃんに、責任感とか植え付けた方が良いのかな?因みに、原作よりかは被害が広がって無いよ。被害範囲で言うと、お兄ちゃんがタンクトップ兄弟に糾弾された場所から半径1.8kmくらいかな。(「最初っから隕石を原子レベルまで分解しろよ」とかいうツッコミが出るかもしれないけど、粉々に砕いた方が分解がしやすいんだ。)」