エロゲ世界転生は地獄   作:ニンカタ

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ごめんね、パ◯ス…


番外編〜◯◯クエのパロゲー〜

 

 パロ◯Vってあるじゃん?明らかにあのキャラクター意識してんじゃんみたいなの。で、それってゲームとかでもあるよね。一番多いのは同人ゲームとかかね?まあそこらは今の自分には関係ない話なんだけどさ。

 

 「くっ…!」

 「負っ!けっ!てんじゃねぇよっ!!クソがぁあ!!!」

 

 ◯ャミとゴ◯ズですらねーぞ!ヘン◯ー攫ったただの荒くれ3人だろうがよ!!てめぇレベル30台の魔物普通に倒してただろ!?何で何時も何時も人間相手の時はだけ急激に弱くなんだよ!特に男っ!!

 

 『ぐへへ…』

 「や、辞めて!息子の前で…!!」

 (もう何回も見てんだよなぁ…)

 

 拘束された自分は()であるママスのあれこれを黙ってみる事しかなかった。まあそんなの見たら、精神的ブラクラだから目瞑ってこれからどうしようかな~と、なるべく目の前の出来事に集中しないようにしたんだけど。

 

 「────」

 (はぁ…何故こうなったのか…)

 

 聞こえてくる声を無視するように思考の海の中へと還る。こういう時は思い出語りでもしよう。うんそうだ。そうしよう。じゃあ始め!

 

 

 

 気が付くと其処はパロディエロ同人ゲームの世界だった。本来ならば助けにいく予定の母が居るのだから、最初は?マークがいっぱいであった。しかし記憶を取り戻し、母、いやママスと旅を続けるうちにああこれそういうやつね…と納得した。行く先々、行く先々で何らかのエロハプニングに見舞われるママス。宿屋のおっさんにだったり、貴族の息子だったり、果てはジジイにだったり。子連れ女の2人旅だからそういう危険性は多いだろうけどさぁ…頻度が多すぎるんだよね。朝昼晩で大体なんかのハプニングにあってるからな、ママス。だからもうそういう世界だよなと考える方が納得出来るんだよ。明らかに不自然な罠に引っ掛かるなよ…後単純に押しに弱すぎるんだよママス。多分居るだろう父親に申し訳ないと思わないのか?父をダシに気持ちよくなるな。

 

 「めっちゃ嫌だなぁ…」

 

 多分原作が始まる前の船に乗りながら、1人愚痴る。パロゲーだから何処まで本筋に沿っているか分からないけど、このまま行けば奴隷落ち何だよな、俺。でもママスとかヒロインとかがメイン層だろうから、良い意味で扱い雑になってねーかなぁ…。途中まで居たアイツ何処?みたいな感じでさ。

 

 「1人でなんて何を考えてるの!?」

 (お前が遅かったからだろ)

 

 船着き場の宿に着いてから一向に旅立とうとしないママスに愛想を尽かして勝手に外に出る。すると原作であったようにスライム達に襲われた。こういうところは原作オマージュなんだな、と駆け付けたママスがスライムを一掃している姿を見てそう思う。叱られてはいるけど、尊敬出来る部分が殆どないママスに言われてもな…。適当に相槌を返しながら説教が終わるのを待っていた。服装くらいちゃんと直してから来いよ…さっきまで何してたかバレバレだぞ……

 

 「久しぶり!マッチョ!」

 「奥様!タツロ様、お久しゅうございます!」

 (俺のところだけ露骨にトーン下げなかった?)

 

 筋肉ムキムキのおじさんが出迎える。原作では太っていた彼の姿形は欠片もない。まあ似てた方が何か辛いからいいんだけどさ。ビアンカポジの両親は名前は違えども特に変化はなかった。別に弄る必要もないからな、あんま出番ないだろし。

 

 「ピアンよ!よろしく!」

 (見た目はまんまだな)

 

 未来をお嫁さん候補になるであろうビアンカポジは、名前は違えども(ry)取り敢えず初めて会ったばかりだから好感度はニュートラルにだ。あんまり入れ込み過ぎると、ママスみたいなポジションになられた時に辛いからな。

 

 「コラー!辞めなさい!」

 『げっ!ピアン!』

 (えぇ…あれプックル…?)

 

 ママスを受難を置いておけば特にストーリに変化はなかった。一応子供には手を出さない良心があったのか、ピアンにも今のところエロハプはない。将来は知らんけど。で、未来の相棒になるプックル枠との初会合だったのだが…

 

 「女の子じゃん…」

 「グゥ?」

 

 取って付けた猫耳に着いた黄色髪の女の子がプックル枠であった。そうきたかぁ……擬人化有りのパターンかぁ…。この出来事のせいで、プルルへの警戒心が生まれてしまった。プルルは自分が付けた名前。何かプックルって付けると思い出を汚されるかもしれないから辞めた。

 

 「…あの人に似たのね」

 (その要素逆転してるの?)

 

 魔物…うん魔物に懐かれている自分の姿を見て、ママスは父親の事乎思い出している様子。お前の精神どうなってんの?結構な裏切りかましてるけど、そんな儚げな未亡人みたいな雰囲気、よく出せるな。プルルの顎を撫でながら自分はそう思いました。

 

 「急にアクセル踏むじゃん…」

 「きゃーっ!」

 「ガウっ!?」

 

 レヌール城的な場所へと行くと、ピアンとプルルを何かエロトラップは掛かった。自分だけは避ける精密さに内心感心する。何でレヌール行く前にプルルが仲間入りしたのか疑問だったが、こうしてエロシーン入れたかったのね。まあ原作でも襲われるシチュがあったから、想像しやすいんだろうね。

 

 「バギ。バギ。バギ。」

 「あ…有難うタツロ…」

 「ガウッ!」

 

 まだママスよりは取り返しがつくだろう。母親を助けるのは面倒臭くなって諦めたが、一応は仲間で友達である2人を見殺し…見殺しでいいのか…?エロい目にあうだけだから死にはしないよな…?だから見殺しではない…?あっと、いけないいけない…思考時間を増やしたせいか余計な事まで考えてしまう。取り敢えず仲間は見殺しにしないから。うん。仲間ならね。

 

 「オラッ!オラッ!オラッ!」

 「タ、タツロ?そ、そこまでにしてあけだら…?」

 「ガ…ガウ…」

 

 日頃の鬱憤を晴らす為に首魁にはサンドバックになって貰った。暇な毎日を過ごす時間を全て修行に費やしたお陰で、其処らの魔物には負けないくらいには成長した。だって何れバックママス居なくなるからな。自分の身は自分で守らなければいけないのだ。どうせコイツもきったねえ竿役だ。顔を見れば分かる。抱え込んだ憎しみをぶつける様に、ピアンとプルルはドン引きしていた。

 

 「成仏してね〜」

 「ガウ〜」

 (何とかオーブだっけ?これ)

 

 城でのイベントは滞りなく終わった。途中何度かエロハプにはあったが、その度にぶっ壊したり、ぶっ殺したりしたから大丈夫だろ。ちょっと破廉恥な目にあったくらいの軽いものだったし。

 

 「ま、また会おうね!タツロ!プルル!」

 「ガウ…」

 「プルル…これ私のリボン…あげるね…」

 

 微笑ましいやり取りを目に収めながら、再会の約束をピアンと結んだ。一応ピアンのお母さんが病気に掛かる的な事はピアンに伝えた。まあどうなるかは知らないけど、出来るだけの事はしておく。マジで何処まで同じか分からないから、原作知識も宛にならんのよね。

 

 「あ…」

 「あ…」

 

 服装も雰囲気も全然違う。けれども()が誰かは直ぐに分かった。多くは語らなかった。自分はオーブの入った袋を地面に落として、その場を後にした。すれ違い様に頑張れよ…と疲れた声が掛けられた。過去と未来の齟齬は最低限であるべきだ。コクリと頷くだけで、自分は彼に言葉を掛ける事はなかった。

 

 

 

 「わたしはミラ!よろしく!」

 (毎回微妙に変えるな…)

 

 妖精の国でのイベント。これはクリエイターが余り興味がなかったのか、特に大きな変化はなかった。原作で流れたストーリ通りであった。まあ初めて女王様に会った時は、何か「…哀しい瞳をしてますね…」とか憐れまれたけどさ。自分の心が荒んでいるのは自覚している。逆に澄んだ色をしてるとか言われた方が困惑したので良かったわ。

 

 「シッ…!シッ…!シッ…!」

 「あ、あのそれ以上は死んじゃうからさ…ね?」

 「わ、妾としてもそこまでに…」

 「ガウ……」

 

 ゲイルだかパイルだが知らないが、このガキが氷の女王コマして色々やったせいで困った事になったらしい。原作とは立場が逆であるが、そんな事はどうでもいい。こういう輩は心の底から嫌悪感が湧き出る。故に自分でもアレだとは思うがやり過ぎてしまうのだ。手に付いた返り血を払うと、言われた通りに戦闘態勢を解いた。交渉はミラと女王様に任せる。

 

 「最後はちょっと引いたけど…でも楽しかったよ!タツロ!プルル!」

 

 何やかんや丸く収まった事件の後。自分とプルルは妖精の国から出ていく事になった。あんまりエロ系のイベントは起きなかったので、此処での暮らしは結構楽しかった。出来るなら帰りたくはないけど、自分は妖精ではないので仕方ない。帰り際にちょっとしたおまじないを貰った後、自分は現実世界へと帰っていった。

 

 

 

 「ヘリル姫…?」

 「ええ、そうよ」

 

 とことん女比率を上げようとしてくるなこのパロゲー……。男だったら男だったで面倒臭そうではあったが、姫か…まあ男だったらどうせエロガキだったろうしまだマシ…なのか?

 

 「姫…」

 「や、辞めなさい…!」

 

 前言撤回。凄く面倒臭そう。ママスは何時も通り居ない。で、適当に城内をぶらぶらしてたら、何か兵士に襲われてるんだけど、ヘリル姫らしき女の子。抜きゲー的な姫ポジだったかぁ…。お前襲ってるの姫だぞ?お偉いさんの娘だぞ?命が惜しくないのか…?

 

 「あ、有難うございます…」

 

 取り敢えずボコって姫に不埒な事をしてましたと報告。勿論死刑になりましたとさ。後で姫にお礼言われたけど、言わないお前もお前だからな。

 

 「多すぎ!!」

 「ガウ!」

 「………」

 

 ヘリル姫痴漢され過ぎだろ。お前等見せしめに何人死んだと思ってるんだ?この多さはママスを彷彿とさせる。もしかしてお前メイン各なのか?ヘリル姫…。最後のラインは超えてないみたいだけど、時間の問題に思えてくるぞ…

 

 

 

 

 「きゃあっ!!?」

 「今だ!急げ!」

 「おう!」

 「何でアイツ居ねーんだよ!!!」

 

 先程まで近くに居たママスはいつの間にか居なくなって居た。こんな時に何時もの習性を発揮するなよな……!原作通り荒くれ者たちに攫われるヘリル姫。数が多い!一人じゃ捌き切れねーよ!こんなの!運が悪い事にプルルは昨日食べた物に当たってお腹壊してるし…ていうか兵士混ざってないかお前!?あっ、ちょ!?

 

 

 

 

 

 「自分の弱さが悔やまれるね」

 

 数には勝てなかったよ…。大の大人が数人掛かりはキツいって。回復が間に合わないんだよ。あのままタレコミされると困る、と判断したのかどんぶらこと自分も一緒に誘拐されましたとさ。何とかプルルは逃せたけど、言葉喋れないからあんまり期待は出来ないなぁ…。増援で多分ママスは来るけど、ママスだしなぁ……役に立たなそう。

 

 (バギ)

 

 鉄の鎖も何回も同じ場所に攻撃を食らえば脆くなっていく。何度目かの風魔法によって、何とか自分を繋いでいた鎖は砕けた。それからはスニーキングミッション。荒くれ者たちを一気に相手してやる必要はない。1人1人、確実に仕留めていくまで。そうして確実に1人ずつ仕留めていく最中、

 

 「えぇ…」

 「おやおや、可愛らしい子供ですね」

 

 出て来るの早くない?流石に無理だぞコイツの相手は…。と言う訳で逃げる。そうと決まれば一目散だ。ケマからは逃げられない!だよねー

 

 「ぐえっ!」

 「そう焦りなさらずに」

 

 やっぱり奴隷ルートかぁ…親があれで周りも何か変で、その上奴隷落ちとかキツい過ぎない?そんなに事を考えてると、ケマの背後からママスが躍り出た。あ、来た。プルルも居るわ。

 

 「大丈夫!?タツロ!」

 「ガウ!」

 

 首を離されたお陰で何とか息が出来る。ママスは自分を庇いながらの戦闘は無理と判断すると、直ぐ様目眩ましをして、その場から退却した。こういうところは凄いんだけどなぁ…

 

 「ゲホッ…ゲホッ!他にも!?」

 「いえ、急いで来たから私とプルルだけよ」

 (詰んだかな)

 

 予想通りのイベント内容に着々と近づいてるようだ。そして…

 

 

 

 

 「くっ…!」

 「負っ!けっ!てんじゃねぇよっ!!クソがぁあ!!!」

 

 何で普通に出て来た荒くれ者たちに負けんだよ!しかも俺とプルルが相手するのはキャミとコンスってどういう事だよ!?普通逆だろ!!

 

 「ぐえっ!!」

 「ガウッ…」

 

 勿論今の俺達では勝てるはずも無く、敢え無く再び囚われの身に。その間ママス居なく何か荒くれ者たちと頑張って戦っていた。俺でも倒せそうな相手に何で苦戦してんだよ…

 

 「ホッホッホッ…人間は好き者ですね…」

 (ホントだよ)

 

 負けたママスとなかよししている荒くれ者たちを見ながら、ケマは呆れた風に呟いた。こんなところで将来の敵かもしれない相手に同調するとは思わなかったよ。

 

 「タ…タツロ…!あ、あなたの父は─」

 「え」

 (この状況で言うのか…)

 

 一応イベント内容を消化する気はあったようだ。でもさ、なかよししている最中に言われても特に響かないんだよね。声が混ざってんだよ声が、あん!じゃねえんだよ。せめてその台詞パートは真剣に言えよ。もし父親にあったらどう説明すれば良いんだよ俺は。

 

 「ふむ、よく分からないですが消しまょうか」

 (うーーーん…)

 

 これから母が殺させれるかもしれないのに哀しい気持ちが湧いて来ない。何だかんだその場面になったら哀しいのかなと黄昏れていたのが馬鹿みたいに思えてくるぞ。

 

 「メラゾーマ」

 「あ」

 「ああああああああ!!!」

 『ギャァァァ!!!』

 

 どう対応するのが正解なのかと悩んでるうちにメラゾーマに打たれてしまった。ヤバい、どういう表情すれば良いんだろ。一応は親の死に目だし…

 

 「くっ…ううっ…」

 「え!?」

 「おや、打たれ強いですね」

 

 荒くれ者たちが蒸発してるのに、全裸になっただけで耐えてるぞママス。ええ…死なないの?ケマはそのタフさに興味を持ったのか、キャミとコンスに拘束するように命じた。

 

 「動けば息子の命はないですよ」

 「くっ…卑怯な…」

 (俺をダシにするな)

 

 後くっ…くっ…ってうるさい。他のないの?もう聞き飽きたんだけど。そうしてママスとその息子である俺ことタツロは奴隷落ちになりましたとさ。プルル?プルルは…

 

 「人と魔物の混ざりもの等穢らわしい…!捨て置きなさい!!」

 

 ヘ…ヘイトスピーチ…!ていうかやっぱりハーフだったのね。皆普通に流してるから魔物なのかと思ってたよ。んなわけないのにね。何処からどう見ても人間要素が強すぎるんだよ。そんなこんなで奴隷落ちは自分とママスだけでしたとさ。

 

 「じゃあな」

 「待っ─」

 

 ヘリル姫は何とか隙を見つけて樽の中に入れて海に放り投げた。この世界ならこれでも生きてるだろ。多分。どうせこの後教団に行ったら道具(意味深)にしか使われないだろ、あの姫。まあたどり着いた場所がマシとは限らないけどね。見えてる地獄よりはと信じよう。

 

 「あーダルい…」

 

 こうして自分の幼年期は幕を閉じるのだった。自分でもいっその事死んだ方が楽かなとは思うんだけども。何かそれは最後の手段に取っておきたいんだよね。これからの奴隷生活を考えながら、溜息をつく。…やっぱり死んだ方がマシか…?




ママス
息子にはバレてないと思っている。職業は魔法戦士とかそんなの。器用万能で強い!でも人間には何故か負ける事が多い。何か体が上手く動かないんだってさ。

タツロ
何で生きる道を選んでいるのかと毎日悩んでる。特に関係ないが魔法の天才。本編にその様子が書かれる事はないので本当に関係ない話。この世界で花嫁を作るのは危険だな、とママスを見てると実感する。花嫁候補は沢山いるけどどれも怖い。

 パパスの性別女にしたら、エロゲーっぽくなりそうだなという考え。目茶苦茶愚弄したけどごめんねパ◯スさん。
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