【悲報】一般サラリーマン、目を覚ましたら厳つい男たちに囲まれてた   作:モモンガ大好き倶楽部

10 / 14


すまん、後の展開でマリージョアに大将が常駐してると都合が悪いことに気付いた

だからよぉ……取り消すわけにはいかねぇかなぁ!? マリージョアに大将は常駐しているって一文、取り消して良いよなぁ!?

というわけで取り消します。常駐はせず、呼ばれる頻度が増えたってことにします

雰囲気壊すのでしばらくしたらこの前書き消します


本編どうぞ





第10話

 

 

 

『イワンコフ。"変装"は済んだか』

 

『ええ。ヴァターシはホルホルの実を食べたホルモン自在人間。性別すらお手のもの。今はとってもダンディーな姿よ。ヴァナータに見せられないのが残念だわ』

 

『ふっ……お前のその変わらぬ態度を頼もしく感じるよ。帰ったら是非見せてもらおう』

 

『ヴァナータの頼もしさに比べたら大したことないわ。じゃあ、健闘を祈るわよ』

 

 

続けてモモンガは革命軍本部のドラゴンにメッセージを飛ばす。

 

 

『こちらモモンガ及びくま。"神の地"の上空に到達。イワンコフも配置に着いた。これより状況を開始する』

 

『こちらドラゴン。健闘を祈る』

 

「くま。全員配置に着いた。行くぞ」

 

「ああ」

 

 

深夜のマリージョアにて、魔王軍の侵攻は静かに始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある天竜人の屋敷 その地下牢

 

 

 

「ウチ、もう……無理かも……」

 

 

ジニーは壁に鎖で繋がれている。牢にはジニー以外にも何人か奴隷が入れられているが、誰もジニーの独り言に反応しない。

 

奴隷の扱いは悲惨の一言である。唯一天竜人から離れられるこの牢の中が安息の地であり、彼らはひたすらに動かずに体力の回復に努めていた。

 

 

「お腹すいたな……でもアイツに頭下げるなんてウチ、絶対いや」

 

 

自分のボロボロの体を弱々しい力で抱きしめようとすれば、ジャラジャラと鎖が音を立てて嫌でも拘束されていることを意識させられてしまう。

 

 

『お前、もう半月も経つのにいつまで経っても反抗的だえ!!! せっかく第八婦人にしてやると言っているのに!!! 罰として毎日鞭打ち、そして地下牢でご飯抜きの刑だえ!!!』

 

 

ジニーは捕えられ"神の地"に幽閉されてなお、革命軍東軍軍隊長として必死の抵抗を続けていた。しかし絶え間なく続く責苦に心が折れかかっていた。

 

 

「ご飯抜きの刑なんてカワイイ名前で2週間も抜くってあり得る……? やっぱり天竜人キライだ……ウチ、このまま餓死しちゃうのかな」

 

 

力なく瞳を閉じると、脳裏に浮かぶのは仲間たちの姿。

 

頼もしきリーダーのドラゴン。昔から兄貴分として慕っているイワンコフ。そしてーーーーーーーー

 

 

「くまちー……会いたいよ……助けて……!」

 

「……おい。さすがにうるさいぞ。頼むから寝かせてくれ……!」

 

 

ジニーは雑魚寝していた奴隷の力無い抗議にハッとした。

 

 

「ごめん、うるさかったね」

 

「いや、おれも悪かった。ただ明日はおれが椅子係なんだ。少しでも良い、寝かせてくれ……!」

 

「うん。静かにする。おやすみ」

 

 

天竜人は人間を椅子にしたり、四つん這いにさせてその背に乗って移動したりする非常に悪辣な趣味を持つ。

 

ジニーは背を向けて動かなくなった男が迎える暗い明日に気を病み、静かに涙を流した。

 

泣き声が漏れないように唇を固く噛み締め、膝を抱えて俯く。助けは来ない。何故ならここは難攻不落の"神の地"。

 

そして天竜人に逆らえる者などこの世に存在しない。絶望が鎌首をもたげる。

 

そこで思い浮かんだのはくまの顔。ジニーと共に長い時間を生きた相棒。そしてジニーの愛する男。

 

 

ジニーは暗い考えを思い浮かべる。

 

 

元々婦人として迎えられる予定だったのだ。頭を擦り付け懇願すれば牢から出ることはできるだろう。そうしたら食事を取り、体力を回復させられる。第八婦人ではあるが、上手く取り入って気に入られれば脱出のチャンスもあるかもしれない。

 

フリをするだけだ。愛する人に会いに行くための行動だ。そう言い訳をして、ジニーは覚悟を決めた。

 

 

「くまちーに会いに行くんだ……! そのためならウチ、どんなことでもやる!! あっ……ごめん、また大きな声出しちゃった」

 

 

先ほどより明らかに大きな声を出してしまったが、反応する者は誰もいなかった。不思議に思ったが、皆それだけ疲れているのだろうと納得した。

 

自分も寝るために目を閉じたその時、ジニーに声が掛けられた。

 

 

「ジニー、迎えに来た」

 

 

それは待ち望んだ救いの声だった。くまの、愛する男の優しい声だった。

 

 

「く、くまちー……? どうして? ここはくまちーでも来られるような場所じゃないのに」

 

「素晴らしい同盟者の力のおかげだ。さあ、行こう」

 

「う、うう……うああああああああ!! ウチ、ウチ……もうダメかと思ってた!! くまちー!! くまちー!!!」

 

「ジニー、大丈夫だ。落ち着いて静かに……ああ、モモンガ。ありがとう」

 

 

『睡眠魔法に加えて周囲に音が漏れない魔法をかけているから、好きなだけ泣かせてやると良い』

 

 

くまは脳内に響くモモンガの声に感謝し、優しく包み込むようにジニーの体を抱きしめ、泣き止むまでその背中を撫で続けた。

 

ジニーは目の前のくまに目が囚われていて気が付かなかったが、くまがジニーに声を掛けた時もモモンガはせっせと魔法で眠らせた他の奴隷の首輪を外していた。

 

牢屋に到達する前、幸運なことに"都合の良い牢屋番"を見つけることができたので、首輪の鍵を手に入れることに成功していたのだ。

 

首輪一つ一つに破壊魔法をかけるより、牢屋番に『支配(ドミネート)』の魔法をかけて鍵を持って来させた方が良い。使う魔法の回数が減ればそれだけ多くの奴隷を救うことができるし、不測の事態にも対応できる。

 

アドリブの行動だがこれは僥倖である。この分だと"神の地"の全奴隷の解放も夢ではないかもしれないとモモンガは胸を躍らせた。

 

 

なお牢屋番の素性は奴隷ではなく、世界政府側の人間であった。

 

モモンガは牢屋番が奴隷であれば解放を考えていたが、天竜人と同義の罪を犯した者と判明したので処理(ころ)した。

 

 

「これほど何の痛痒も無く"使える"死体は初めてだな……『中位アンデッド創造』。さて死の騎士(デスナイト)よ。静かに着いてこい」

 

 

モモンガにとって、奴隷制に与する者は全て許されざる罪を犯した者である。その死後にすら安寧は許されない。

 

 

 

「ジニー、落ち着いたか?」

 

「うん。ウチ、くまちーに本当に会いたかった。迎えに来てくれてありがとう。それで、そこの人が同盟者って人? 骸骨の体だなんて変わってるね! あとそっちの人は大きいね!!」

 

「ああ、自己紹介が遅れてすまない。魔王モモンガという。こちらは下僕の死の騎士だ。さあ、くま。ジニーの首輪の鍵だ」

 

「ありがとう。ジニー。本当にこれで君は自由だ」

 

「……うれしい。くまちー、モモンガさん、死の騎士さん。ありがとう」

 

「よし。くま、あとはこれを背中にかけてやれ。怪我をしている。そしてすぐに拠点に。他にも救わねばならない奴隷は数多くいる」

 

 

くまがモモンガから渡された赤いポーションをかけるとジニーの痛ましい背中が一瞬にして治癒した。

 

 

「すごい……跡になっちゃうかもって思ってた。ありがとう!! モモンガさん!!」

 

「重ね重ね感謝する、モモンガ。そしてジニー。これからおれのニキュニキュの力でイワンコフの所へ飛ばす。事情はそこで聞いてくれ」

 

「わかった!! 色々気になるからそこで聞くね! くまちー、モモンガさん、気をつけてね!!」

 

 

ジニー及び牢屋にいた奴隷はイワンコフの待つ拠点に飛ばされて行った。

 

 

「よし。次の屋敷だ。今、私の下僕には各屋敷の牢屋番を最優先にマークさせている。だが、鍵で首輪を外した際に何らかのサインが"神の騎士団"とやらに伝わるかもしれない。あのゴミ共が奴隷にそこまでの労力をかけるとは思えないが……念の為に急ぐぞ」

 

「ああ」

 

『オオ……』

 

 

そしてモモンガとくま、死の騎士は『完全不可知化』を掛け直し、その状態を維持しながら屋敷間を移動しては奴隷を眠らせ首輪を解錠し、次々と拠点に送還していった。

 

あまりに衰弱が酷く、ニキュニキュの弾く力による遠距離移動に耐えられそうにない者に対しては、モモンガが躊躇なく赤いポーションを使っていった。

 

 

「くま。ここで最後だ。少なくとも我が下僕の侵入できる場所において、"神の地"に奴隷は存在しない」

 

「わかった。ではおれは離脱する。モモンガ……やるんだな」

 

 

くまはモモンガの『天竜人への死刑宣告』を聞いてはいない。しかし、これまでの言動や牢屋番に対する行動からある程度は察していた。

 

 

「ああ。ちょうど良いのが一つ(・・・・・・・・・・)ある。いや、奴隷がいない今なら"聖地"ごと更地にしてやっても良いな……それに見合う良い魔法もあるんだ」

 

 

平然と言うモモンガに、くまはゴクリと喉を鳴らす。

 

モモンガはやろうと思えばやれる。改めて目の前の男に世界の命運がかかっていることを意識し、緊張せざるを得なかった。

 

 

「……そう怯えるな、くま。私は冷静だ。今はまだその時ではない。兵の数も足りん。やるなら全世界同時だ。徹底的にやらねばならない。準備不足のまま行動し失敗することは避けねば。故に今日のゴミ掃除は一つ(・・)だけだ」

 

「……そうか。おれたちの本命の作戦開始は1年後だ。その時必ずおれは力になる。改めてジニーを助けてくれたことに感謝する。おれはモモンガのために生涯を捧げよう」

 

「よい。私はくまとジニーが共にいられるのであればそれで満足だ。力は貸して欲しいが、お前の人生はジニーのために捧げてやれ」

 

 

くまは、この恩人の持つ『極端な二面性』を少し危惧していた。

 

さり気なく消音魔法を使ってみせたり、ジニーの背中の傷の治療をしたり等の細やかな気遣いを見せたと思えば、敵だと分かればノータイムで容赦無く人を殺す。危ういところがあると思った。

 

くまはそういう点でもモモンガを支えねばなるまいと、密かに心に誓った。

 

 

「本当に感謝する。必ずおれはモモンガの力になると誓おう」

 

「頼りにしている。ではここで一旦別れよう。ゴミ掃除の映像は後で寄越す。それでお前たちの溜飲が下がれば良いし、思い出したくないのであれば見なくても良い」

 

「いや……必ず見させてもらおう。頼んだぞ。では」

 

 

くまは自らをニキュニキュの弾く力で拠点へと飛ばした。尾行を警戒して、イワンコフの待つ拠点と別の場所を経由していった。

 

そうして時間をかけてイワンコフとジニーの待つ拠点に辿り着く頃にはジニーも説明を受け終え、ゆっくりと再会を喜ぶことができるだろう。

 

 

これで"神の地"に残るのはモモンガと死の騎士のみ。1人と1体は『転移門(ゲート)』にて最初に侵入した屋敷の地下に舞い戻る。

 

 

「さあ、最低で最高のショーの始まりだ。死の騎士よ、お前にも出演してもらおうか。あとはそうだな……天竜人という神。それに仇為す魔王が『神に仕えるはずの天使を従えている』なんて面白いんじゃないか? まあ、この世界に神と天使の概念が浸透しているかは知らないが……インパクトはあるだろう」

 

 

屋敷の地下に10メートルもの青白いドーム状の巨大な魔法陣が現れる。そしてモモンガは魔法発動時間短縮の課金アイテムを取り出し、即座にへし折った。

 

 

「超位魔法『天軍降臨(パンテオン)』」

 

 

降り注ぐ光と共に門番の智天使(ケルビム・ゲートキーパー)が6体召喚された。

 

この天使は純白の翼を持ち、神秘的に光り輝く鎧と燃える槍を装備していることもあって『聖なるもの』に属することは誰の目にも明らかだ。

 

さらにモモンガは召喚を続ける。

 

 

「『上位アンデッド創造』、蒼褪めた乗り手(ペイルライダー)。よし、死の騎士だけだと流石に闇側が見劣りしたからな。光と闇は合わさってこそ最強となる。さあ、行こうか。生も死も関係無く、あらゆる種を従える魔王軍の初陣だ」

 

 

モモンガは歩き出す。この世で最も必要の無いゴミに向かってゆっくりと進んでいく。

 

 

「壊すぞ、この世界の常識を」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこかの屋敷の中だろうか。豪華な椅子に座った男が画面の中央に映っている。

 

 

「私は天竜人である。この世の神だ。キサマら下々のゴミ共には滅多にお目にかかることのできない存在だろう。私を拝めたこと、感謝するが良い」

 

 

画面の中央の男は尊大な調子で話を始めた。

 

しかし、その目はどこか虚ろであり、実際に天竜人を見たことがある者であれば違和感を抱いたであろう。

 

男の話は続く。

 

 

「しかし私は気付いたのだ。神は私ではない。天竜人などあの御方(・・・・)に比べれば大したものではないのだ。神とは……か、かみ、カ、カ、カミカミカミカミカミカミカミ!!!!」

 

 

突然男は立ち上がり、壊れたように叫び出す。それと同時に男の背後に次々と何者かが姿を現していく。

 

 

獅子の頭を持ち燃える槍を携え、純白の翼を持つ天使が

 

蒼白い馬に騎乗し、槍を携えて浮遊している禍々しい騎士が

 

捻くれた剣と巨大な盾を装備し、凍えんばかりの恐ろしい声で咆哮する巨躯の骸骨が

 

 

突如現れたそれらに囲まれた瞬間、狂気に侵されたはずの男が正気に戻ったかのように流暢に喋り出した。

 

 

「私は理解したのだ。天使と悪魔を従え、生と死を司る真なる魔王、モモンガ様。あの御方こそが神。私のような紛い物ではなく、真の神なのだァ!! 今宵、私は貴方に血を捧げます!! 私のこの穢れた血を!!! ああ!!! なんて素晴らしい!!!」

 

 

燃える槍が、禍々しい槍が、捻くれた剣が突き出され男の体を貫く。絶叫と共に大量の血飛沫が撒き散らされ、凄惨な光景が広がる。

 

全身を穴だらけにされた男は動かなくなった。しばらくの後、足音と共に姿を現す魔王。その威厳ある声が亡骸に掛けられた。

 

 

「私は神ではない。魔王だ。その程度のことすらわからぬか……しかし、愚かな貴様の穢れた魂は受け取ってやろう。だが貴様のようなゴミは死後、楽園に行くことは勿論、地獄に行くことすらおこがましい。故に我が軍門に降り、末兵として未来永劫罪を償い続けるのだ」

 

 

魔王モモンガが手をかざすと、天竜人の体がボコボコと音を立てて変質していく。数瞬後、立っていたのは捻れた剣と巨大な盾を持った骸骨の騎士であった。

 

その光景に魔王は満足げに頷くと、ゆっくりと空になった椅子に歩いていく。

 

椅子に腰掛け、肘を突く魔王の御前には新たに加わった一体を含めた下僕たちが見事な整列をし、膝を突いて従っていた。

 

 

「私は真なる魔王モモンガ。神に仇なす者である。天竜人と言ったか? 貴様らのようなゴミが神を名乗るなど片腹痛い。私がかつて"本物の神"との戦いの後、眠りについていた間に随分と幅を利かせていたようだが……それももう終わりだ」

 

 

映像がズームされていく。魔王の顔が画面いっぱいに広がったところで止まった。

 

 

「天竜人よ。世界政府よ。紛い物の神を名乗る不届者たちよ。覚悟しろ。我が魔王軍は常に貴様らの命を狙っている。どこにいようと関係無い。慈悲を乞うても無駄だ。私は止まらぬ。この世の歪みを正し、新しき世が訪れるその瞬間まで」

 

 

 

 

映像はそこで終わった。

 

 

 

 

この映像が全世界に向けて公開された時、多くの天竜人は憤慨し、"神の地"を汚した不届者の捜索と絶命を海軍や世界政府に言い付けた。

 

中には、逃がされた奴隷を捕まえるついでに直々に下界へ不届者の捜索に乗り出した勇敢な(・・・)者たちもいた。

 

しかし下界に降りた天竜人は例外無く『突然死』した。皆一様に、突然糸が切れたように倒れ、そのまま絶命した。

 

民衆はこれを"魔王の呪い"と呼び、天竜人除けのために骸骨の頭部を軒先に飾るようになった。

 

天竜人たちはまたも激怒し、同胞を守れなかった役立たずの護衛たちを残らず処刑したが、下界に降りる天竜人に降り注ぐ"魔王の呪い"は収まらなかった。

 

 

やがて天竜人は下界に降りなくなった。

 

奴隷を飼えばまたあの"魔王"が来るのではないかと、新たな奴隷を飼うことを控える天竜人の数も増え始めている。

 

 

しかし奴隷を手放し、"神の地"に篭ってもなお彼らの怯えは収まることはない。

 

 

何故なら魔王は一度"神の地"へ侵入し、誰にも気付かれること無く同胞を無惨に殺してみせたという事実があるからだ。

 

神の騎士団だけでは戦力が足りないと叫ぶ天竜人たちの総意により、海軍大将は今まで以上にマリージョアに呼ばれることになり、任務に支障をきたすようになってしまった。

 

そして『奴隷の解放』と魔王という『天竜人の天敵』の出現を知った民衆は、いよいよ革命に対する気炎を高めていった。

 

 

 

「……目を潰しちまったのは惜しかったなぁ。神に仇為す魔王か……お前さんはどんな顔をしているんだい?」

 

 

 

現世界政府に敵対、あるいは懐疑的だった在野の強者たちは魔王軍に興味を持ち、独自のルートで接触を図り始める。

 

海軍もまた動き出した。大将を1人動かしにくくなった危機感から『世界徴兵』を前倒しで行うことになる。

 

革命軍もまた暗躍していた。

 

魔王と同様に『天竜人打倒』を掲げていること、そしてそもそも魔王軍の所在がわからないことから革命軍加入希望者は爆発的に数を増やし、その勢力と影響力を加速度的に増加させていた。

 

 

『約束の1年後』まで残り10ヶ月。

 

 

それを迎えた時、世界はさらに混沌に包まれるだろう。生き残るのは誰か。それはまだ、誰にもわからない。

 

 








???「こんなモン流石に発信できる訳ねーだろ!!」

魔王「やれ」

???「はい……」





"聖地"で天竜人を1人殺すと言った。
その他の場所で殺さないとは言ってない。
そしてモモンガの最も得意な戦法は"暗殺"である。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。